佐渡市東京事務所ブログ

首都圏の佐渡情報/佐渡の観光・イベント情報を発信

佐渡の「のろま人形」を文化講演会で披露!!

2024年11月26日 17時02分51秒 | イベント
 去る11月24日(日)、東京・上野の東京新潟県人会館ホールにて、第15回文化講演会が開催され、80名を超える多くの方にお集まりいただきました。

 今回の文化講演会は15回目を迎え、佐渡の伝統芸能にスポットライトをあてた講演会でした。
第一部は「佐渡の文化・芸能の現状」という演題で、一般財団法人佐渡文化財団・事務局長の宇治美徳氏が講演。佐渡の伝統芸能の歴史や、特徴を始め、鬼太鼓はもちろん、民謡、人形芝居(文弥人形、説教人形、のろま人形)や能楽、狂言、歌舞伎、神楽、春駒、獅子舞など多くの芸能が今も多く継承されていること。少子高齢化で苦労されている中でも、中学校の授業で文弥人形の学習をする等、若い担い手が排出され、活躍している状況もある等が紹介されました。




第二部は新穂・新青座の皆様による「のろま人形」の公演。木之助役の座長・井上龍一さんを含め、5名の座員が登場。「生き地蔵」「五輪仏」の二演目が上演されました。ユーモアあふれる間抜けな木之助と仲間や奥さんとのやり取りが秀逸で、佐渡弁(新穂弁?)丸出しの会話は佐渡出身の来場者には懐かしく、また、ほっこりするひと時で、大きな喝采をいただきました。








今回の講演会では一つの芸能しか実演出来ませんでしたが、来場者から、いくつか他の伝統芸能の招聘リクエストがあり、来年以降の検討課題としました。

第三部の懇親会は48名の方にご参加頂き、佐渡おけさの謡が出るなど、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

(報告:首都圏佐渡連合会 T.S.)
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『第41回国分寺祭り』開催報告

2024年11月12日 11時41分27秒 | イベント



「祝国分寺市政60周年記念」と銘打った「第41回国分寺祭り」が11月3日から4日の2日間、『武蔵国分寺公園』で開催されました。
 両日とも晴れ渡る青空と眩しく暖かい陽射しの中、延べ15万人の来場者で賑わいました。
「国分寺」繋がりで旧真野町と『姉妹都市』だった国分寺市との縁は佐渡市にも引き継がれ、 『国分寺祭り』には、佐渡市から鬼太鼓や民謡など佐渡の伝統芸能を披露し、毎年人気の佐渡物産の販売と共に、国分寺市民との交流を毎年深めております。

 本年、佐渡市は佐渡金山が『世界文化遺産』登録され、また、国分寺市は『市政60周年』を迎え、会場は例年にも増して活気に満ち溢れておりました。
 佐渡市の市会議員団も4日に、『国分寺祭り』の会場を訪れ『佐渡物産販売ブース』に顔を出しておりました。
 会場の至る所で、来場者はレジャーシートや簡易イスを持参してピクニック気分で祭りを楽しんでおり、多くの屋台も所狭しと出店して、多くの行列も出来ておりました。


 佐渡市の鬼太鼓は、佐渡で練習が一番きついと言われる『新穂大野』のメンバーが参加・演舞をされました。生まれ故郷の鷲崎とも同じ系譜なので、太鼓の響きと鬼の構成と舞は、子供の頃から慣れ親しんできた、とても懐かしいものでした。
 演技終了後の獅子のハミには、数多くの方が頭を噛んでもらい、賑わっておりました。小さな子供はそばに近寄るだけで泣き出す場面も。鬼との記念撮影も順番待ちが出るほど並んでおりました。




 佐渡民謡は、首都圏の団体『若波会』と『佐渡おけさ友愛会』の皆さんが、演奏と踊りを披露してくれました。
 民謡は、代表的な『佐渡おけさ』『相川音頭』『両津甚句』『新穂音頭(国仲音頭)』などでしたが、『佐渡おけさ』を来場のみなさんに教えながら、輪踊りでの交流を深めておりました。



 また、物産の販売ブースでは『沖汁』『クラフトビール』『おけさ柿』は人気も高く常に行列が出来、『おけさ柿』は初日は完売しておりました。海産物の販売も好調で『いかの一夜干し』『いごねり』などの人気商品は、すでにケースの中には、残りが少ない状況でした。




 佐渡の棚田米も会場で精米販売を実演さておりましたが、販売ブースには多くの若い世代のメンバーが佐渡から来ており、来年に向けてのさらなるアイデアを話す機会も出来、それぞれの目的を持っている事と熱い意欲に、とても感慨深いものを感じ、心地よい時間を過ごす事が出来ました。
 来年の事をあれこれ考えとても楽しみにしながら、会場をあとにしました。

首都圏佐渡連合会H.W.記

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