第２２回産業振興フォーラムが開催されました

　２月１８日（土）、渋谷区のアイビーホール青学会館を会場に、第２２回産業振興フォーラムが開催されました。
第１部では、相川稲鯨出身、㈱三和 岩本社長の講演があり、千葉、埼玉、東京地区に展開するスーパーを中心に、仲買業、魚の専門店や加工業、野菜の専門店等を首都圏や上信越、北陸地区に幅広く展開し、地域、顧客第一を基本に大手に立ち向かうビジネスの考え方など、苦労話の一端をご紹介頂きました。また、創業者の石原相談役も佐渡出身で、ブリや牡蠣、海産物のほか、お米、柿、お酒、ソーセ－ジやバターなど佐渡のおいしい食材を積極的に国内外で販売している佐渡活性化計画の一部もご紹介頂きました。
第２部は地域おこし協力隊員で、空き家対策、移住者支援担当の熊野礼美さん（兵庫県出身）の講演があり、人口が減り、空き家が増える中で、いかに佐渡ファンを増やし、移住に結びつけるか、首都圏での佐渡暮らしセミナーや移住モニターツアー、さど女子ファンクラブの運営など、エネルギッシュに活動する熊野さんの日常を報告していただきました。現在、小木に空き家を改装した実験的移住者サポートスペースを開設中、任期終了後には本格的な運営に乗り出す予定だという事です。

第１７回首都圏佐渡連合会総会が開催されました！

　２月５日（日）、飯田橋のホテルにおいて、首都圏佐渡連合会の総会・懇親会が盛大に開催され、１８５名が参加しました。
首都圏佐渡連合会の坂田会長のあいさつで開会し、その後、新潟県の寺田副知事、佐渡市の三浦市長、東京新潟県人会の春日副会長からご祝辞を頂きました。共通する話題は、佐渡の世界遺産登録への国内推薦の獲得に向け、３度目の挑戦となる今年こそ実現するために、一体感を持って頑張ろうと参加者への協力要請がありました。
　第１部総会では、事業等の報告の後、坂田会長の３期目の続投（期間２年）が議決されました。
　第２部は、旧佐和田町出身で西日本高速道路㈱社長の石塚由成様の特別講演がありました。河原田の今昔風景や佐渡時代の思い出から、住友金属工業　　（現新日鐵住金）、㈱ＳＵＭＣＯ勤務時代、そして西日本高速道路（㈱）の業務内容の紹介まで多岐にわたり、写真や動画で、日本の産業の基盤である　　金属と道路網に関する大変興味深いご講演を頂きました。
　第３部の懇親会では、朱鷺謡の会による「羽衣」の連吟、佐渡を世界遺産にする首都圏の会による「金の積荷」のパフォーマンス、両津出身者による湊　　木遣り、若波会等よる佐渡民謡などが披露され、盛り上がりました。