お聞き及びの方も多いかと思いますが、昭和ゴム機工(株)代表取締役会長、東京新潟県人会館理事長の川村敏夫氏が4月3日にご逝去され、そのお通夜、告別式が、4月11日(日)と12日(月)の2日間、地元・浦安市の斎場にて社葬として執り行われました。
故人は旧畑野町の出身で首都圏佐渡連合会設立準備段階より関東畑野会会長として尽力され、設立後は首都圏佐渡連合会の顧問を長く務められました。首都圏佐渡連合会のイベントには積極的に参加され、「各郷土会総会」はもちろん、「ふるさと再発見の旅」、「佐渡テレビ杯ゴルフ大会」、「佐渡うめえもん会」、「文化講演会」、「産業振興フォーラム」では、参加の常連メンバーでした。
奥様と仲睦まじく会に参加された優しいお顔が瞼に浮かびます。
郷里の旧畑野町や佐渡市への想いは人一倍強く、花火大会、義民殿再建、長谷寺うさぎ観音建立、佐渡総合高校創立110年、佐渡の世界遺産登録推薦活動、等々列挙に困らないほど多くのご厚志を地元に届けました。
また、東京新潟県人会においては理事や常任顧問を長年歴任され、2010年の東京新潟県人会創立100周年事業、また、東京新潟県人会館の理事長として、県人会館建て直しに尽力されました。昨年2020 年 12 月 6 日に会館竣工式が、7 日に新会館の完成を祝う会が執り行われました。
その大願が成就し、安心したかのように旅立たれました。11日のお通夜には、佐渡市の渡辺市長、首都圏佐渡連合会の山本会長を始め郷土会関係者、東京新潟県人会、会社関係の方々が多数参列され、お別れをいたしました。
お通夜では葬儀委員長の中川和夫氏(昭和ゴム機工・代表取締役社長)、翌日の告別式では、平 辰氏(東京新潟県人会・名誉会長)が弔辞を読まれ、ふるさと佐渡、新潟県の為に粉骨砕身された故人の功績を称えました。新潟県の花角知事からの長文の弔電が紹介されましたことも併せてご報告いたします。
故川村敏夫様のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。
(佐渡市東京事務所 小路 徹)
◆故川村敏夫氏の在りし日の想い出
首都圏佐渡連合会・初代会長 故池田正雄氏と。佐渡をこよなく愛されたお二方の貴重なツーショットです。
東京新潟県人会100周年記念・植樹祭にて、平会長(当時)ほか役員の方々と。
昨年令和2年2月の首都圏佐渡連合会・創立 20 周年総会にて東京新潟県人会を代表して山本会長に感謝状を贈られました。