京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

春を告げる花

2010-03-16 22:30:46 | 季節のことば
春になると先ず咲くと万葉集に歌われているミツマタ。
母の庭で咲き盛っています。

        
        ミツマタは万葉集の中では三枝と書いてサキクサと読み、
        同音から幸く(さきく)という言葉を引き出し、幸福である、
        ラッキーである意味に使われます。

        
        母の庭では、蕾が鳥のご馳走になってしまうことが多く、毎年
        鳥たちとささやかなバトルが繰り広げられます。今年はだいぶ
        残ってくれました。母の勝利

        春の光のような黄色にほっこり、今日は暖かくホントに春でした。

        
        脈絡なくあちこちに植えられたヒヤシンスも次々花開いています。

        
        子供の頃、水耕栽培をしたヒヤシンス、懐かしい。あの頃とあまり
        変わっていない素朴さがいい。

        
        ヒヤシンスと違って、お行儀良く整列させられているチューリップ。
        もうこんなに蕾が育っている。

        母の庭には春のそよ風が吹いていました。