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斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

まちづくり懇談会

2016-12-13 17:53:48 | 町の行事


福井地区まちづくり懇談会が12月13日開催されました。
参加者は15名と例年よりずっと少なくなりました。
町側から町長と広報係の職員の2名だけでした。
例年ですと教育長も参加し、少なくとも5~6名は来ていたと思います。
町民からの意見は主に除雪の問題、有島記念館、ニセコ国際大学構想、
町民の交流の機会、郷土資料館の検討、ラジオニセコの試験電波、
国保会計、健康づくり、生きがいづくりなどについて意見交換が
行われました。

“ふるさと納税、即刻廃止を!”

2016-12-04 19:24:58 | 社会
12月3日の北海道新聞「各自核論」での片山善博慶応大学教授の意見である。

記事の中から「う~んなるほど」と思われる所をいくつか拾ってみると,
・ふるさと納税は「自分の生まれ故郷だけでなく、お世話になった自治体や
応援したい自治体なども対象になります。」とある。
・このところ全国の自治体は、この「おいしい」ふるさと納税による寄付集めに
熱心だ。・・・・本来の収入として大事にしなければならない税をそっちのけにして、
よその住民から寄付集めに狂奔する自治体も少なくない。
・その寄付は本来ならよその自治体に入るべき住民税を奪った結果であって
・・・そこであえて言うが、ふるさと納税で寄付を集めるために絞る智恵は、
振り込め詐欺の連中が絞る智恵に似ている。・・・まるで振り込め詐欺のように、
自治体がよその自治体の税をかすめ取るようなことに狂奔している姿は見ていて
嘆かわしい。
・自治体をこんな不毛な競争に駆り立てる仕組みを作った国は実に不見識であり、
無責任だと思う。・・・いの一番にふるさと納税を廃止するよう提言したい。
とあります。

道新12月2日によると
今年度根室市は道内の自治体でふるさと納税寄付額が全道1位になると
予想されている。返礼品に花咲ガニやサンマが人気を博したようである。
根室市は返礼品を充実させた結果、
14年度 寄付件数  59件     340万円
15年度   ″  5万6千件 12億9千万円  前年度比950倍
16年度   ″  8万件突破 15億円達成   11月末現在

また3日の「今日の話題」で
昨年度の「ふるさと納税」の寄付額は1,653億円、14年度の4倍超
今年度の   ″       ″ 3,000億円に達する見込みという。

ニセコ町議会は今年6月30日「ふるさと納税」3年連続で道内1位だった
十勝管内上士幌町を視察研修しました。
竹中貢 上士幌町長から上士幌町の「ふるさと納税」とまちづくりの考え方
についてお話を伺いました。
「ふるさと納税は都市から地方に人や金をまわす取り組みだと考える」
「ふるさと納税を介して都市住民との交流を深めるとともに、この制度で
『寄付文化』を根付かせたい。」「寄付金は、主に子育て世代の応援に活用、
保育料の無償化などを行っている」とこのように述べています。

道内の多くの自治体にとっては貴重な収入源であることは理解できますが、
こうした制度がいつまでつづくのか???
私は「振り込め詐欺」とは言わないまでも、まるで「ギャンブル」のような
感じがします。一時的に寄付が集まってもこの自治体間の争奪合戦がいつまで
つづくかわからないし、脱落する自治体も出てくるのではないか、不安定で
見通しがつかないように思います。堅実な方法とは思われません。

ニセコ町議会でもこの「ふるさと納税」に積極的に取り組むべきとする議員も
少なからずいますが、町長の考え方は片山善博氏に近いので、現行のようなこと
はしないと思われます。
ニセコ町には平成16年9月に「ニセコ町ふるさとづくり寄付条例」を制定して
寄付を受け付けています。

私は知床のまち斜里町が行っている「100平方メートル運動の森トラスト」に
毎年寄付していますが、1万円の寄付に対して「募金証書」(ちょっと厚めの紙)
が一枚送られてくるだけです。またこの寄付に対して寄付金税額控除を申請した
ことはありません。







議会議員協議会

2016-12-03 15:24:44 | 議会・議員
去る11月28日、議会議員協議会が開かれました。
協議会の内容は来る12月9日(金)に開催される
「第5回議会報告・町民との意見交換会」について話し合いが行われました。
議員10名中2名は消防議会出席と重なったため欠席、8名が出席しました。

この中で特に“議会のチェック機能”について話し合われました。
中央倉庫群の旧でんぷん工場の裏手の町有地(売却済み)に4階建て
集合住宅建設の問題、部屋数102戸(当初は50戸の予定)、駐車場は
約100か所確保。
町民からの意見として町有財産である敷地の利用計画が町民にオープン
ではなかったことについてそれで良いのか。町民の財産である公有地ながら、
どこまで町長が事前に施策のすべてについて説明の必要性があるのか、
どこまで町長の判断で決められるのか。
この件に関して議会のチェック機能がどう働いたのか。

昨年9月の議会定例会の行政報告でこの「民間資金活用集合住宅誘致」が
報告され明らかになりました。しかしそれまで町は6回の協議を行っていました。
民間の集合住宅をどうしてあの場所に建てるのか。
中央地区には説明会を開催していること(いつの時点から?)、
町の怠慢行為はなかったのか、議会への説明はなかったわけではない。
しかしいずれにしても昨年9月の行政報告で初めて議会に報告していることは
間違いないと思います。
ニセコ町の住宅政策はどうなっているのか。
中央地区の住民との関係は。
倉庫邑の関係者の意見はどう反映されているのか。
大事なことが軽く流されてしまい、議会としての検討、チェック機能が充分に
働かなかったことが問題ではないのか。
定例会ごとに毎回協議会を開いて話し合う必要性があることを反省として
出されました。

「ニセコ町まちづくり基本条例」では「まちづくりの基本原則」として
情報共有の原則、情報への権利、説明責任、参加原則を挙げています。
この中の『説明責任』
「第4条町は 町の仕事の企画立案、実施及び評価のそれぞれの過程において、
その経過、内容、効果及び手続を町民に明らかにし、分かりやすく説明する
責務を有する。」とあります。

その他
〇ニセコ町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙結果について。
〇ニセコ町議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の
 一部改正の議会への提案について等が話合われました。

議会報告会の前に議員協議会を再度開催する予定です。

「議会報告会」
とき 12月9日(金)夜6時半から
場所 町民センター小ホール

みなさまのご参加をどうぞよろしくお願いいたします。