うちの息子がしょっちゅう「ものもらい」が出来るので、治し方とか予防の仕方なんかを検索してたら・・・
なつかしい言葉に遭遇
「おひめさん」
これ、私の故郷熊本のものもらいの言い方なんですが、すっかり忘れておりました。
ずっと小さい頃、母とかおばあちゃんは、もののらいが出来ると「おひめさんの出来とる~」と言ってたのだけど、だんだんそういう言い方をする人もいなくなって(18歳で家を出てますから)、今じゃものもらい一派の一味になっています。
そういえば、ものもらいという言い方、私にはなんかよそいきっぽくて落ち着かなかったのも事実。
でもって、私のクライアントさんに関西の方がいるのですが、彼がよく「めばちこが出来て」って言ってるので、ものもらいの表現ってかなり多彩なのかな~と思ってさらに調べると・・・
なんと『ものもらいMAP』なるサイトを発見
ロート製薬さんがやってるもので、日本全国のものもらい(麦粒腫)の呼び方を調査してけっこう本格的に、語源や世代別、男女別のランキングまで掲載してるのですよ。
これによると、「おひめさん」とか「おきゃくさん」(佐賀県)という言い方は本来対象を心理的に遠ざけようとするための表現だと解説されてます。
方言とかものの呼び名なんて、語源とか考えることもなく使うものだから、自分の言い方がスタンダードだと勘違いしてしまうこともままありますが、こんなにもものもらいの別名が存在するのか?!って驚きですね。
くまもとじゃ、若い人もおひめさんって言ってるのでせうか?