息子トシヤのしつけ直しが叶いました。
何度か書いたと思いますが、電車内で空席があるとトシヤはさっと座ってしまい、私がとんなに具合が悪くても私に譲ってくれず、逆に私を押しのけんばかりの体たらくだったわけです。
これは私が悪かったんですが、幼いころから少しでも電車内でパニックになったりしないように、私が座らせていたせいなのです。
私が精神的に楽だからそうしていたために、トシヤは自分がまず座るのが当たり前と思い込んでしまったのです。
そう、しつけが失敗したっていう悪い例です。
でも、それがここに来てわが首を絞めようとは、若くて元気だったころには思いもよりませんでした。
しかし、私の体調はそんな悠長なことを言ってはいられなくなってまして、少なくともトシヤを活動ホームへ行かせるのなら、電車に乗らなくてはならず、でも倒れる寸前の不調を抱えているので出来るなら座っていければ有難いのです。
一昨日の朝のことです。
朝から背中が痛くて息をするのも苦しかったけど、送り迎えだけにシフトすればなんとか行けそうな感じでした。
地下鉄に乗ったら、幸いひとつ空席がありました。
私はゆっくり座ったのですが、案の定、トシヤは私の腕を引っ張って自分が座ろうとします。
が、私はもう立ってる気力はなく「お母さんは病気だから座るね。トシヤは強いから立ってられるね」といって頑として譲りませんでした。
相変わらず腕を引っ張ったりしてましたが、私は寝たふり。
今度は頭をガンガン引っ叩くじゃありませんか(#・∀・)!
そこで反応したら負けです。
寝たふり寝たふり。
すると、トシヤは別に大声を出すわけでもなく、騒ぐわけでもなく、仕方なく諦めて立っていました。
ィョッシャ━( p`д´)q━!!
とうとう勝った!
相方にもメールですぐ報告し、夜にトシヤとお風呂に入った時に褒めてもらいました。
実は相方は、毎朝トシヤに「地下鉄ではおかあさんを座らせてあげてね。お母さん疲れてるからね」と言ってくれてたのです。
それからは私が先に座っても、おとなしく立っていられるようになりました。
トシヤはある意味弱者ではありますが、自分より弱い人に何かをしてあげられる人になって欲しかった。
私も送迎のストレスがひとつ減りました。