おそらく自閉症の中でも最上級に難しい息子を35年も育ててきて、自分がメンタルをやられるという感覚は殆ど持ったことがなく、もしかすると自分は鋼のメンタルを持っているんじゃないかとさえ思っておりました。
それが、ここに来てこの体たらくです。
どうして?
ひとつは年齢。もう60歳を過ぎているわけで、肉体も衰えつつあるので、メンタルに作用する物質も足りなくなっているのかもしれない。
昨日、鍼灸院で2時間みっちり治療して頂いたのですが、気も血もすべてが足りてない、心(しん)と脾(ひ)の両方が虚弱になっているとのことでした。
当然眠りも浅く、不安感や疲労感も出やすくなると。
あとは、周囲の人に恵まれていたことを当たり前だと思っていたかもしれないということ。
とてもとても有難い環境で息子を育ててこられたのです。
さらに、自分の限界を無視して自分の心身を酷使していたことが最大のミスだったこと。
治療中も両手を握りこぶしにしているのを見て、鍼灸の先生曰く「常に戦闘態勢なんですよ」。
緩急をつけるのが苦手なのです。性格です。
もうひとつ、私は今までも心に引っ掛かることがあると、それを友人に手紙という形で話したり、エッセイに書いたり、ブログに書いたりと心のさまを「言語化」して自分を癒していたことに気づきました。
心を整理して前向きに思考するには、言葉や文字にするのが一番よいのです。
時間がないからといってブログを放置していたことを後悔しました。
人様がみてくれなくてもよいから、やはり言語化はしようと思います。
今朝息子を迎えに行き、さっきまで晩御飯!!!と言って暴れていたのだけど、さほど不安にはならずに済みました。
トップにあげたイヤリング(ピアス)はこの夏に作っていたジュエリーのひとつです。
また少しずつご紹介していくつもりです。