
亡き母の描いてた塗り絵の中に、大雑把に塗られたものがあるのに気づきました。
それは、ネコや犬や鳥などの動物。
昔から母は「毛のあるもんは苦手😣」と言っていて、うちではペットを飼うのは禁止でした。
動物大好きな私は、仕方ないと諦めて、近所に犬やネコを飼ってるお宅に入り浸って遊ぶことで我慢してました。
塗り絵を見渡してみると、動物はほぼオレンジ色など一色で塗ってあるのがほとんどで、なんとなく母の本音が見えて興味深かったです。
人は自分が生み出したもの、絵や文章、手芸品などなどに、本人が必ず投影されるものです。
意識的にも無意識的にもそうです。
自己の情報をなんらかの形で遺すことは人の本能であると、最近本で読みました。
私もそれは真理だと思います。
私は意識的にそうしている自覚があるからです。
もしそれが、誰かの救いや希望になれる可能性があるならば、同様に私の救いになり得るでしょう。
そんなことが人との縁(えにし)というものではないかと考えます。
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