透明人間は密室に潜む(阿津川辰海 光文社)
パズラー系のミステリ短編集。
表題作は、透明化する病気にかかっている主人公がある理由から大学教授を研究室で殺害したものの、その研究室に閉じ込められてしまう・・・という(タイトルに忠実な?)話。
密室で透明人間がどのように身を隠す?ことができたのか、というトリックが斬新だった。なので研究室の場面で終わればよかったと思うのだけど、さらに捻りを効かそうと透明人間の殺人動機のトリックもあるのだが、余分だったかなあ、と思えた。
「六人の熱狂する日本人」は裁判員になった人達が判決の審議をしているうちに、アイドルオタクとしての観点から意外な?真相が明らかにされていく、という話。
くだらないといえばそれまでなんだけど、それなりのロジックがあって?面白く読めた。
「盗聴された殺人」と「第13号船室からの脱出」は、いずれも凝りに凝った筋立てではあるのだが、個人的にはちょっと苦手な感じだった。
パズラー系のミステリ短編集。
表題作は、透明化する病気にかかっている主人公がある理由から大学教授を研究室で殺害したものの、その研究室に閉じ込められてしまう・・・という(タイトルに忠実な?)話。
密室で透明人間がどのように身を隠す?ことができたのか、というトリックが斬新だった。なので研究室の場面で終わればよかったと思うのだけど、さらに捻りを効かそうと透明人間の殺人動機のトリックもあるのだが、余分だったかなあ、と思えた。
「六人の熱狂する日本人」は裁判員になった人達が判決の審議をしているうちに、アイドルオタクとしての観点から意外な?真相が明らかにされていく、という話。
くだらないといえばそれまでなんだけど、それなりのロジックがあって?面白く読めた。
「盗聴された殺人」と「第13号船室からの脱出」は、いずれも凝りに凝った筋立てではあるのだが、個人的にはちょっと苦手な感じだった。
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