「まだ篠山ABCマラソンの記事は書かないの？」
と妻にせっつかれてる sanda_farm です。こんにちは。
書きたいのはヤマヤマなんです。でも書きたい事が多くって、
少し冷静に書けるまで時間を置いてたわけなのです。
え？面倒くさいから放置してただけやろ？！だって？ （はいぃ～、その通り！）
ダラダラ書くのも楽しいもんなんですよ。
でも、読むほうはお辛い？でしょうから書きたいポイントを絞りました。
１つ、苦悩する目標設定。 2番じゃダメなんですか？？
故障＆練習不足により、練習開始した当初の目標を変えねばならず、
苦悩した日々の思いをつづります。
１つ、レース本番のレポ
レース中の自分の気持ちをツラツラと書いちゃいます。
ちょっと長めの記事になるかも。
１つ、ほぼ筋肉痛＆疲労なく42.195kmを走り切れた理由！
練習では筋肉痛＆疲労→故障を繰り返していた私ですが
不思議なことに篠山マラソンではほとんど疲労なく筋肉痛も出ませんでした。
その理由を分析したいと思います。
ということで3回に分けて記事にしていきますね。
コーヒータイムにでもお付き合いくださいませ。
1回目のタイトルは
「苦悩する目標設定。 2番じゃダメなんですか？？」
です。
ざっくりと練習開始からの経緯を説明しますと、
フルマラソンは今回が初めてなので、漠然と目標タイムをサブ4（4時間切り）としていましたが、
Myアシックスやガーミンのサイトで過去のハーフマラソン等の持ちタイムをもとに
フルマラソンの予想タイムを算出してくれるというので
自分のハーフマラソンの持ちタイム（1時間37分）を入力してみたところ、
Myアシックスもガーミンもどちらも予想タイムがサブ3.5（3時間半切り）だったのです。
想像以上に良い予想タイムに舞い上がってしまい、その後気合いを入れて練習をしました。
練習なのに21kmをハーフのベストタイムとほぼ同じ1時間38分で走れるまでに走力が上向いてきたのですが、
急に練習量を増やしたことで故障したり、インフルエンザで練習できなかったりで、
練習不足のままレース本番を迎えることになりました。
ほんとざっくりですが、経緯はこんな感じです。
レース本番まであと2週間くらいになり、
どういうレース展開で走るか含めて目標タイムを検討する時期になりました。
しかし、そのときの私は故障＆練習不足でサブ3.5を狙える状況ではありませんでした。
そんなことは百も承知ですが、
サブ3.5を目標に練習を頑張ってきたので、その状況を受け入れることが出来ませんでした。
なんとかサブ3.5は達成できないものかと模索しますが、
どう考えても撃沈＆故障悪化のリスクが大きいものでした。
専属コーチの妻に相談してみたところ、
「今後につながる走りをすることが大事。完走狙いで行け！」という。
何が一番大事なのか。
私には目標達成（サブ3.5）が1番なのです。
だから、「はい、そうですか」と引き下がれるものでもありません。
妻と何回も押し問答を繰り返しました。
「完走でもええやん。」と言いますが、
それは私にとって、一番ではないのです。
某国会議員が「2番じゃダメなんですか？？」という発言をして
国民みんなから「何を言っとるじゃ、ボケー！」的な総スカンを食らいましたが、
ご多分に漏れず私も「2番じゃダメでしょう」と言っていました。
そんな私ですから、当然2番、3番ではダメ。1番を目指すのだと。
「故障が悪化して走れなくなってもいいの？！」
と妻に言われてもなお、受け入れられませんでした。
昔オリンピック選手（ヤワラちゃんだったか？）が、
「金メダルじゃなきゃ意味がない」という旨の発言をしていましたが、
その時の私もそうでした。
完走やサブ４では意味がない、と。
それまでの練習が全て水の泡になるんだ、と思ってしまったのです。
結局結論を出せないまま、レースが近づいてきました。
少しでも走り込み不足を解消できたらという想いで、テーピングをして、
故障が悪化するかしないかギリギリのところで練習をつづけていました。
ちなみに故障というのは、足裏アーチの腱に違和感があり、
無理をすると多少痛みが出てヤバそうな気配を感じる程度のものでした。
レース1週間前までは、無理をしなければ、なんとか走れるかなという感じを持っていたのですが、
サブ3.5の平均ペースである、キロ5分ペースでの練習をしたためなのか、
1週間前を切ると徐々に痛みが増してきた気配。
念のため、2日前のジョグと1日前の刺激入れは取りやめたのですが、
それでも痛みは引いてくれず、歩くだけでも痛みを感じるようになり、
それを庇うせいで右足の膝にも痛みが出す始末。
もう、ここまでくると、流石にサブ3.5なんて言ってられません。
前日に意気込みを書いたように、
ようやく完走狙いに気持ちを切り替えられました。
そして、スタートラインには立つけれど、決して無理をしないこと。
走りだすとなかなか棄権する勇気が出ないもんですが、
自分の状況をきっちり把握して、かつその状況を受け入れて、何をすべきか、最良の解を出せるように、
しっかりと自分をコントロールする！
ということを誓ってスタートラインに立ちました。
いやぁ～、ほんとアホでしょ。私もそう思います。
自分の状況を受け入れられず、直前までサブ3.5を狙ってたとは笑っちゃいますね。
他の方のブログを見ていると、同じような状況のランナーさんも結構いて、
「無理しちゃダメだよ」なんても思ってるのですが、
いざ自分のことになると冷静になれないんですよね。
【教訓】
自分の状況を受け入れて、
何をすべきかをよーく考えること。
これは何も故障したときのことだけじゃありません。
調子のいい時は、イケイケ！で負荷の高い練習をしちゃいますし、
これまで出場したハーフのレースも行け行け！でしか走ったことのない私。
タイムやフォームばかり気にしていたけど、
こういう精神面の成長も必要だと思いました。
・
