ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

COVID-19とSARS

2020-05-04 10:45:32 | Health
個人的調査経緯です。

詳細は北里大学の以下セミナーのプレゼンテーションPDF資料から。


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルスは、SARS-CoV-2と命名されています。

急性重症呼吸器症候群(SARS)のコロナウイルス(CoV)の2というわけです。

2002年に流行したSARSは動物から人に感染する致死性コロナウイルスの最初の例とされていました。

SARSは完全に収束していたと発表されています。


コロナウイルスは、細菌の様に自分で増殖することができません。

生きている生物の中で、ウイルス内部に持つ遺伝情報を複製させて増殖します。

コロナの名前の由来の突起(スパイクタンパク質)が生き物の鍵穴(レセプター)に結合して細胞に取り込まれることにより、初めて感染します。

本来このスパイクタンパク質とレセプターは、ヒトとその他別の種族では一致しないため、種族間で感染することはないと考えられていたのですが、SARS以降別の種族を乗り越えて感染するように変異進化してしまったと考えられます。

「2番目のSARS」という、SARS-CoV-2の命名は妥当と言えるでしょう。

中東呼吸器症候群MERSとは、別系統の位置づけです。


SARS-CoV-2ウイルスの遺伝情報は一重らせん(RNA)であり、二重らせん(DNA)より変化しやすい上に、今後どのように変異進化するかは予測不可能です。

とはいえ、もちろんSARS-CoV-2の遺伝情報は追跡されていて、どこでどのように変異したかはホームページでも確認できます。

国立感染症研究所

個人的調査の防備録なので、断片情報だけで判断せずに、基礎的科学知識をしっかりとつけた上で、正しく判断しましょう。

場合によればこの文章は消去します。