忙しいと、
「あー、もうなんにもしないでゴロゴロしていたいわ〜」
などと思うのですが、今実際にそれをしていい状況なのに、なんにもしないでゴロゴロしていると、無力感に襲われます。
本来は無力ではない。
寝るときも手元に手帳を置いて、
●やらなければならないこと
●やっておきたいこと、やりたいこと
をリストアップしますが、世の中自粛の中、食事の買い出しなど、やらなければならないことにも制限がかかります。
なかなか行動も難しい。
できる範囲で荷物を整理してゴミを捨てたりします。
案外何か成し遂げた気になります。
体を動かして、目に見えて現実世界を変えるというのは、達成感になりますね。
無力ではない。
連休の最中、ゴミ収集してくれる方にも感謝です。
とはいえ、床に臥せってじっくり考えるという時間も決して無駄ではないのですよ。
ものすごく負の思考スパイラルになって、死にたいほどの自己否定の中から生まれる、爆発的な行動力というのもある。
実際に肉体も生理機能も衰えて、死ぬしかないと考えるところまで追い詰められて得られる結論もある。
身の危険ではあるけれど。
病気や事故や加齢など、動きたくても動けない人は世の中にいるわけで、そういった方たちの苦しみを知っているからこそ、人にとって本来何が必要かも考えられる。
しかし、人に優しくあれと言えど、全ての人の苦しみを全て体験したら、命なんていくつあっても足りない。
完全に同一の立場や状況にはなれないけれど、想像して感じることはできる。
ロールプレイングゲーム(RPG)のように、状況と役割を体験することによりできる考え方もあるので、無駄なようで無駄ではない経験なのだと思う。