妊婦さんの歯科治療時のレントゲン撮影ですが、よほどでなければレント
ゲンは撮りません。もし撮影することになっても歯のレントゲン撮影は、性
腺・子宮から離れているので、胎児への放射線の影響はほとんどありません。
太陽からの宇宙線 0,39mSV
地球からの放射線 0,46mSV
食物からの放射線 0,23mSV
などなどから地球上で1年間に浴びる自然放射線量は、日本でおおよそ
2.3mSV(ミリシーベルト)です。歯科のレントゲン撮影では、デンタルフィルム
・パノラマは100枚は撮影できることになります。
当医院では導入してませんが、デジタルX線装置では、従来のX線撮影での
1/2~1/10の被曝量ですみますし、さらに防護エプロンの使用でX線を1/100に減
弱させるため、被曝量は限りなくゼロに近いものになります。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。