ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

今までこうだったから

2011-10-19 23:08:18 | 日常
  「今までこれでよかったから」ということで変わらないものや仕事内容ってあるとは
  思うんです。自分も仕事している上で長く変わらないもの、変わらない内容ってあり
  ますからね。

  
  
  でも、果たしてホントにそれでいいのか?

  時には見直さなければいけないこともあるでしょう。


  過去はそれが「標準」だったかもしれないけど、今はどうなのか?


  「今までこれでよかったから」と言っていいのは、すごい高いレベルで行っていてかつ
  それを維持している場合かな。

  それでも日々進歩する世の中だもの、その当時の「高いレベル」ってのは現在からすれば
  「過去のこと」であって、やっぱり常によりよくあろうと向上心を持ち、考えを見直す
  ことは必要だ。「標準」であればなおさら。 

  

  
  何も考えず今までこれでよかったからと言ってなにも取り組まないのは、ただ時代から
  取り残され、気づけば標準レベル以下に成り下がる。


  
  確かに今までのやり方を捨て、新しいことに着手しようとするときは失敗もともなう。

  だからといって取り組みもせずに否定したり、やってみて失敗したらからといって
  「ほらみろ」「やっぱり今まで通りで」とたかが数回の失敗であきらめてはいけない。
  

  新しいことに取り組まないのは「自分の労力が増えるから?」「めんどくさいから?」
  いろんな理由が「今までこれでよかったから」という言葉を口に出させる。

  
  最初から「うまくいかない」「無理」と思う気持ちで取り組めばそりゃ上手くいかない。

  もっとよくしたい、あと少しなんとかならないか、という考えが創意工夫を生みだし
  幾多の失敗を繰り返し成功へとつながりそれが定着するのだ。 


  
  
  今までこうだったから・・・ これでよかったから・・・は何も自分を成長させはしない。

  「常に今よりよりよく」の考えを持ち、行動することが自分の成長、組織の成長へと
  つながっていく。

  
  
  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。 
  
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元には戻らない

2011-10-19 13:52:41 | 歯について
  歯はお口の中のミュータンス菌が産生する酸にさらされる時間が長いと溶け、いわゆる
  「むし歯」といわれる状態になるのですが、存在する治療は今も昔も削って詰めるという
  治療がメイン。再石灰化ということもいわれてはいますが、ある程度進行してしまった
  状態では削りとって代わりの材料で補うのが現状。


  しかも見た目はそれなりにきれいになっても、中の歯髄の状態によっては歯髄を除去しなくては
  ならず、、、歯の治療というのは失っていく身体の一部を別の材料で置き換えていく治療に
  なってしまうんですよね。

  


  歯周病は歯周病菌やかみ合わせによって引き起こされますが、こちらも失われた骨の量に
  よっては抜歯を選択しなければならず、抜歯後はその部位によってはブリッジや義歯に
  なってしまいます。

  
  
  「治った」というよりは「直った」・・・というべき治療。

  

  なるべく小さい侵襲ですむように、早い段階で受診するほうがいいですし、何も症状がなくても
  チェックはしておいた方がいいのです。    
  
  そのためにお口の中の環境を整え、予防することが重要なのです。

  歯科医の治療とはいったいなんなのだろう・・・
  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。    
  

  なぜ痛いか
  不可逆的

  産まれる前からのむし歯予防
  歯の白濁
  PMTC知ってますか?
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