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出品されるのはレノンさんの奥歯で、多少変色し虫歯の跡もあるが、最低入札価格はなんと
約1万6000ドル(約122万円)に設定されている。
レノンさんは、サリー州ウェイブリッジにある自宅「ケンウッド」で家政婦をしていたドロシー・
ジャーレットさんにこの歯をプレゼントした。ジャーレットさんの息子のバリーさんによると、
ジャーレットさんは1964年から1968年までレノン宅で働き、レノンさんと温かい関係
を築いていたという。
「母はジョンと非常に親しく、ある日台所で会話をしている時、ジョンは母にその歯をプレゼ
ントしてくれた(レノンはその日歯医者に行って、その歯を抜いてもらった)。そして、私の
妹がビートルズの大ファンだったので、ジョンは記念品としてその歯を彼女にあげてもいいよ
と言ってくれた」とバリーさんは語る。それ以来、バリーさんの妹の家族がその歯を所有して
いた。
バリーさんの妹がカナダ人と結婚したため、このレノンさんの歯はここ2年を除き、40年
間カナダにあった。そしてジャーレットさんが90歳を迎えた今、バリーさんは歯を紛失し
てしまう前に誰かに譲った方がいいと考えたという。
今回の競売を主催するオメガ・オークションズのカレン・フェアウェザー氏によると、この
歯は非常にもろく、DNA鑑定は行えないが、この歯が本物であると確信しているという。
「この歯はジャーレットさん本人から出品された物であり、この品の出所については何の
疑いもない」(フェアウェザー氏)
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でも、歯をプレゼントだなんてジョン・レノン氏の歯であるからもらってうれしい?のかも
しれませんが・・・
歯科の治療はときに高いと言われることがありますが、保険診療でも前歯を前装鋳造冠で
ひとつ入れるとその時の保険点数・金属変動率により若干の違いはでてきますがだいたい
5000円くらい。2つ入れれば1万円ですからけっこうな値段になります。
さらに歯を失ったところにインプラント(当医院では行っておりません)をするとなれば医院
によって費用は異なりますがそれこそうん十万。
つまりそれだけの価値があるものなんです。ましてや、自分の歯となるとジョン・レノン氏の
歯でなくともそれ以上の価値があり、値段などつけることのできない価値があるわけです。
失ってからその価値を知る・・・のではなく、
価値のある自分の歯をなるべく抜かないようにケアしておきたいものです
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山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。