過剰歯

　　過剰歯(かじょうし)とは、正常な歯の数(乳歯20本、永久歯32本)以外に発現する歯のことです。
　
　　過剰歯の発生頻度は約2～3％で、30～40人に1人の頻度でみられ、女性よりも男性に多く、そのほ
　　とんどが上の前歯部にあらわれます。

　　ほとんどが骨の中に埋まっており、過剰歯があるために正中離開（上の前歯のすきまが閉じない）
　　捻転（曲がって萌えている状態）転位（位置がことなった部位にあること）傾斜（傾いているこ
　　と）と歯並びが悪くなってしまったり、他の永久歯が生えてこれなかったりする恐れがあります。
　　そのままでも問題ない例もありますが、濾胞性歯囊胞の原因となることもあり通常抜歯をすすめ
　　ます。


　　過剰歯の原因は、なんらかの原因で歯の元である「歯胚」(しはい)が過剰に作られたり、分裂し
　　たりすることによって起こると考えられています。


　　山形県　米沢市　笹生歯科医院　副院長のKazuyoshiでした。


　

　　そうそう・・・過剰歯
　　永久歯代行
　　もし先天性欠損だったら・・・
　　先欠