むし歯があるのだけれど、、、歯が痛いというのだけれど、、、
でもなかなか受診させることができない・・・ 受診しても治療ができない・・・
小さなお子さんだとあることかと思います。
小学生くらいにもなればお子さん自身の治療への協力度は高くなっていくと感じますが
それでも、なかなかスムーズに治療することができないお子さんがいることも事実。
むし歯が進行してしまった状態では、残念なことにむし歯を削り取る、神経をとる、
という治療が必要になることがあり、でも、そこまでの治療に入ることすら難しい状態。
治療に入る前にまずは歯科医院に慣れることも必要かと思います。
歯科医院に慣れる・・・ できればそんなところに慣れたくはないと思うかと思いますが
いきなり治療を始めるのではなく、お母さんと一緒に歯磨き練習をするとか。
スタッフを交え、お子さんと、お家での生活習慣・日常生活の様子の話しをするとか。
歯科治療器具をお口の中に入れてみる練習をするとか。
お口の中で水をためてバキュームで水を吸い取る練習をするとか。
「なんだそんなことか。早く削って治療してよ」と思われるかもしれませんが、
意外と「なんだそんなこと」が大切だったりします。
なぜむし歯になってしまったのか?
意外と「なんだそんなこと」をおろそかにした結果かもしれません。。。
「なんだそんなこと」から始めてもいいのではないかと思います。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。
守るのは・・・誰?
6歳臼歯の崩壊