来院される患者さんでタバコを吸われている方には禁煙をすすめますが・・・
私に言われたからといって、それですぐ止めるってことはなかなかに難しいのでしょうね。
タバコを吸っていると血液循環が良くないですから歯周病を増悪させますし
炎症が起きているのに出血しにくいので自覚症状が無いですし、
歯科の治療を受けても傷のなおり方が悪く、期待したような治癒が起こりにくいです。
タバコを吸っていても癌にならない人もいますが、
癌のリスクが非喫煙者にくらべ数倍から数十倍高いのは間違いないわけで
癌にならなくても年齢を重ねたときに肺の機能が低下しやすいです。
日々歯科診療していて幅広い年齢層の患者さんと接していますが、
タバコを吸っている人とそうでない人の違いは口腔内を診てもよくわかります。
個人の自由とはいえタバコを吸うことは百害あって一利なし・・・ではないかと思います。
それなりのリスクを未来に向けて背負っている。私にはそう思えます。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。

