
富士山頂を夜通しで目指す「弾丸登山」は危険だとして、山梨、静岡両県は5日、
観光庁に対し、観光関係団体などに自粛を呼び掛けるよう求める要望書を提出した。
今月下旬にも予定される世界文化遺産登録を機に登山者の増加が見込まれるとして、
7月1日の山開きを前に要請した。
弾丸登山は、ご来光を求め、夜間、5合目付近から休憩することなく一気に頂上に登り、
すぐに下山することをいう。山梨県によると、年間35万~40万人の登山者のうち、
弾丸登山者は3割を占める。
弾丸登山者の増加は、登山道の混雑を招き、事故を引き起こす恐れがある。
また、登山者自身も睡眠不足や高度順応ができないことなどから、病気やけがをしやすいとされる。
高山病になり、8合目の救護所に助けを求める登山者が毎年のようにいるという。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

確かに昨年は8合目というか7合目付近から大渋滞でちっとも前に進まない状態。

登山道は人であふれかえっていましたし、頂上に着いてみればこれまた人人人。
弾丸ツアー。寝ずに登って寝ずに下山ですから睡眠不足も確かにあります。
ツアーに参加する際は、「登山上級者向け」と説明されたのを覚えています。
ですから決して誰でも簡単に登れる・・・というわけでは無いのだと思います。
場所が場所だけに高山病や事故などは当然考えられるわけです。
世界文化遺産登録を機によりいっそう登山者が増えるのは間違いないわけで
あれ以上の混雑がおこれば急病者などへの対応や事故が起きたときの対応などが
厳しくなるのかもしれませんね。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。

