いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

暦の上では秋

2007年08月08日 | SO-Color


この妖しい花は何?

夕方から咲き出して明け方はもうすっかり白い糸の繊細な花は閉じてしまいます。

レース糸で綴った花の存在を知ったのは、10年前。
地域の文化祭で押し花を使って創作絵を描くように額絵が出来上がった作品を拝見した。その一つにこの不思議な花を飾ってあった額を見つけた。初めて目にした花。こんな糸をもっている花があったの!と驚いてしまった。妖しくその花の糸を動かして明け方まで開いているなんて…!その繊細さを見せ付ける花の姿はあの誰でも知っているカラスウリの花だという。


 暮色の中で咲く態勢のカラスウリの花

秋に、朱色の俵型・カラス瓜が、藪にぶら下がっているのは知っていたけれど、花の存在を全く気にしてはいなかった。気付かなかった!これがその花なんだ。こんな糸をもって咲くカラスウリが愛しく思えた。


これは昨日の晩に咲いた花。もう小さな瓜の赤ちゃんが出来ている。
その隣には明日か明後日には咲くだろう蕾が準備態勢に入っている。

もう暦の上では秋なんだって!
昨日までは「暑中」で、今日からは「残暑」となる。あまり気にせず、昨日このブログで「暑中」の文字を使ったけれど、それに間に合ってよかった…別に大したことではないけれど、ほっとしている私が残暑の中にいた。