前日まで寒くて、雨も降っていたのだったが、総会当日12月6日(日)は、風もなく暖かい佳い日に恵まれた。
審議事項を無事終わって、花束?贈呈。
総会の締めは、例年のごとく役員が勇退する場合や、喜寿の方には花束をお渡しして二千和会から、お礼(感謝)または、お祝いをするということになっている。
今年度の該当者は総会当日がお誕生日で「喜寿」になられたAsadaさんに。
彼は会の副会長。運営委員会で「総会について」の話し合いの時に、「オレ花は要らないよ」と、つぶやかれていた。(そうね、そうでしょう…)と、買い物係は気を利かせて、Asadaさんの好物、アルコールを贈呈したのである。メッセンジャー係りはGomiさん。
お堅い総会を閉めて、次は懇親会から、二次会へと続く。
「二次会と懇親会はどう違うの?」と、くだけた質問が飛ぶ。
懇親会は場所を同じくして、総会のきちんとして纏めの部分と、会員相互の懇親の意味をもつお楽しみ部分を、同じ会場で開くこと。
二次会は、総会の時とは違い、場所を替えて主に飲食店で、一年を振り返りアルコールも添えてお話を展開すること…と勝手な解釈であるが、ここのルール。
このメンバーで一年を司りました。会長脇の席はもう一人の副会長兼会報編集部兼カメラマンの私メの座席です。この6名が気を揃えてどうやら無事に二千和会が滞りなく進行できました。そして、来年度も引き続き役員を務めさせて戴くことが承認されました。
にこにこと和やかに懇親会が始まる。
… と、その前に編集部の方から一言。現在、次号 会報37号を編集中で、記事として提供されたTanakaさんの投稿で、珍しい体験談。
ベルリンの壁が閉鎖された当時に、ドイツで研究員として留学中だった34歳当時のTanakaさんの写真を皆さんにご披露願った。
編集のOsadaだけが、拝見するには惜しいと思ったからだ。快く、先ほど編集部からTanakaさんにお返ししたばかりの写真と、更にベルリンの壁の石(これは壁が壊されたそのかけらだが、最近またドイツに訪れて記念に求められたという。)を、ご持参なさって、皆に回して手に取らせて戴いた。
「この石は通常のコンクリートとは違う配合で、かなり固く出来ています。」と、Tanakaさん。この珍しい本物の壁の欠片とご自身のハイデルベルクでの研究生活の一端をご披露しておられる写真を、間近に拝見させて戴いた。
Katou(M)さん、Saitouさん、Takahashi(K)さん。手に取ってベルリンの壁だった石のかけらを眺めて、ベルリンを身近に感じて見入っておられた。
それから、素晴らしいTabuthiさんの謡のご披露。「邯鄲かんたん」という題名でその内容を書いたプリントを出席者全員が見せて戴くなか、Asadaさんへのお祝いの気持ちも籠めてと、朗々と詠われた。
なんと感嘆の声を皆さんあげておられた。謡を始めて10年になられるそうだ。心に沁み渡る喉を聞かせて戴いた。
ここのところ体調を崩されていたOouthiさんは、若い時はサントリーにお勤めだったということを、それとなく伺っているのだが、Tabuthiさんのご持参のワインを率先して開けて下さった。
お隣は会の最長老87歳のMiuraさん。お元気です、皆さんと並んで矍鑠として歩かれてアルコールが大のお好き。それでお元気なるか?…なぁ。
そしてビンゴで楽しむ。ちなみにOsadaは、始めのうちは全然開かなかったが、いつの間にか一番に開いて「ビンゴ!」。 家でその景品(Savon3種と入浴剤)を撮影してご披露しますね。次はKatouさんが当たり。
皆さん、思わぬプレゼントににこにこ笑顔。共にこちらも嬉しくなってくる。
Takahashiさんは何だったかしら? そしてAsadaさんは、ワインの手提げ袋だったが、中身はおダイコン。丁寧にも袋からはみ出した先には金色のリボンを結んで…まさかのお野菜であった。だから、この笑顔!いいね~~。
Takahashiさんは、あの可愛い袋はジャガイモであった。そして、JALエプロンはTanakaさんがあたったが、ジャガイモとエプロンをお互いに交換されたよう…それでこの姿を記念に一枚。
おしまいのメニューは、みんなで合唱。気を揃えて、「かえるのうた」の3グループに分けて輪唱を歌ったり、「ふるさと」をしっとり歌って、最後は三本締め。
これがまた面白い。人さし指一本で、二本指で、三本指で、…と最後はてのひらで3・3・7拍子を元気に打っておしまい。
このお楽しみの担当はGomiさん。毎年嗜好を凝らした出し物で、皆さん十分に楽しめたと思う。出席できなかった人も次の年には何とか出られますように。
日頃のお顔ではない皆さんに会えますよ。
上の写真は歌詞カードを見ながら、輪唱をしている風景。
そして最後はこの会場で記念写真。総会はいつも全員でのショットは撮らず仕舞いですごしたけれど、今年度は忘れないで残すことが出来た。