いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

クレジットカードの基礎知識と多重債務について・・・ファイナンス研究会

2013-06-07 09:58:41 | ファイナンス研究会

 「カード社会の歩き方」
・・・金融広報中央委員会発行の「これであなたもひとり立ち」から


「きみはカード社会を歩けるかクイズ」より。


「カード社会の落とし穴・・・金利と法律に強くなる」から。


「おいしい話にご用心・・・きっぱりはっきり断ろう」から


「悪徳商法とたたかう」から。


「ネット社会を生きる」から。


「先生の問いに答えよう」から。


今回の講師高橋先生のレジメから。
クレジットカード枚数の推移。
1人3枚以上持っています。
銀行系・流通系が多いです。


消費支出はここ10年そんなに変わらないが、
決済が
クレジットカードになっている傾向がわかる図表です。

先日、ファイナンス研究会
109回目の講座を開催。

クレジットカード等の基礎知識と多重債務について

講師は高橋直也先生
(弁護士・金融広報委員会金融広報バイザー)でした。

金融広報委員会でも
「これであなたもひとり立ち」という
小冊子のワーク8で
カード社会についてよくまとめられた
よいパンフレットがあるのですが、
なかなか本当の意味での
カード社会の理解が進まないのが現状。

カードを
打ち出の小づちに考える人が後を絶たない。

今回は
弁護士という実務を通した中から
実例を交えながら
「クレジットカードの基礎知識と多重債務」を話していただきました。

レジメと
☆消費者信用供与額と前年比の推移
☆販売信用供与額の推移とその内訳
☆クレジットカード発行枚数の推移
☆民間最終消費支出に占めるクレジットショッピングの推移
☆クレジットカード不正使用被害の推移
の図表で
下記の項目を説明していただきました。

 第1 クレジットカードの基礎知識

1)消費者信用の市場動向

2)割賦販売法の概要
 ①割賦販売法の趣旨
 ②法の対象範囲→販売信用(割賦販売、ローン提携販売、信用購入あっせん)

 ③信用購入あっせんにかかる法規制

  ア 個別クレジット契約のクーリングオフの効果が販売契約に及ぶ。
  イ 既払金の返還(適量販売)
 ウ 既払金の返還(不実告知)
 エ 支払停止等の抗弁の接続
  オ 契約解除等の制限
  カ 過剰与信防止義務

第2 多重債務
 
   1)  多重債務の現状

   2)  利息規制

      ①  利息制限法
      ②  改正貸金業法

   3)  多重債務の解決方法

      ①任意整理 
      ②調停
      ③個人再生手続き
      ④自己破産

    アベノミクスに揺れる日本ですが、
    またまた
    「貯蓄から投資」の宣伝が政府の広告から見えてきました。

    クレジットカードにつきましても、
    どんどん消費をという声に押されて一人3枚以上持っている現在、
    消費は
    美徳という神の声があるのはそれとしていいとは思いますが、
    いかにセフティネットを構築するかの
    体制・教育が遅れているかと思われます。

    今回はその現状を高橋先生にお話しいただけました。
    高橋先生ありがとうございました。

   これからも
   実務からのお話をお願いします。

 

 

コメント (2)
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