それでは、連載第54夜は、平成18年夏の、九州方面をお届けしたいと思います。
やはり、九州の旅は、夜の、寝台特急から始まります(写真)。「富士・はやぶさ」、EF66 47「関」牽引です。同年GWの、口直しです。
列車に揺られ、夜を車内で過ごせば、「九州へ行く。」という、旅への期待が、否が応でも盛り上がっていきます。今はそういった感覚が無く、少し寂しいです。
そして、下関到着の図(写真)。EF66は、下関運転所に帰庫します。
そして、関門の守り、交直両用のEF81 410「分」に、交代します(写真)。0番代を関門用にした機関車で、JR貨物所属機は重連対応改造もなされています。
そして、門司からは交流機、ED76 90「分」に交代(写真)。「はやぶさ」ヘッドマークを、前後に装備します。
ED76 90の、熊本終着の図(写真)。九州新幹線対応工事の、準備工の最中でした。
緩急車、スハネフ14(写真)。「はやぶさ」テールサインを掲出します。
博多~熊本間は、時間1本の特急「つばめ」に、時間2本の「有明」が走り、20分ヘッドでした。そのため、博多発後、熊本到着までに電車特急に2回抜かれることから、時間で乗れる列車では無く、博多以遠は車庫への回送も兼ねている、残念な事態になっていました。この頃から、九州特急の最後を意識するようになっていました。
そして、九州島内を巡りましたが、それは今回のテーマには外れるので、登載しません。そう言うと、次は帰りを意識しますね。
それでは、次回をお楽しみに。