それでは、連載第59夜は、平成18年秋の東北からお届けします。
寝台特急は、夜間を中心に走りますが、翌朝を迎えても走ることが多いです。そこで使用後の寝台に乗車出来る、「立席特急券」という特急券がありました。値段は自由席特急券と同じ、地域間輸送と、車両の有効活用に役立っていました。
おそらく「日本海3号」でしょう、EF81 48「敦」牽引、24系24形を中心に編成されます(写真)。駅弁「鶏めし」で有名な、大館駅入線の図です。
そして、同列車は終点青森に到着(写真)。直ちに庫内手が、回送の準備を始めます。
切り離された、カニ24 100番代(写真)。番号は、失念しました。
客車が青森運転所に回送され、残された牽引機、EF81 48(写真)。単機で回送されるようです。
そして、翌日東北本線方面へ向かったと記録が残っていますが、台風一過、貨物列車が軒並み運休で、十三本木峠でボウズであった、と記録に残っています。残念でした。
それでは、次回をお楽しみに。