それでは、連載第64夜は、「富士・はやぶさ」の、下関駅での様子をお届けします。
平成19年秋、韓国に渡り、関釜フェリーで帰国し、下関港から下関駅に入ると、丁度EF66 49「関」が入線(写真)。下り寝台特急「富士・はやぶさ」です。幸運に恵まれ、早速シャッターを切りました。
間もなく、EF66は切り離されます。折妻のスハネフ14、「はやぶさ」の表示です(写真)。
EF66は、入換の表示を出し、下関運転所に帰庫します。
入れ替わり、EF81 410「分」が入線(写真)。庫内手に誘導されます。
そして連結、列車は関門トンネルに入る準備が整いました(写真)。定刻に、列車は発車しました。
最末尾は、「富士」のテールサインです(写真)。下り、上りとも進行方向前方が「はやぶさ」、後方が「富士」で、東京折り返し時に入れ替わります。
このように冷めた目でこの列車を見ることが出来たのも、まだまだ安泰だと思ったからで、最終期にはそんなことは出来ませんでした。まだまだ、良い時代でした。
それでは、次回をお楽しみに。