16日夜、ついにFidibusドイツ国内仕様のセラミック電動石臼器に対応した変圧器を入手しました。
思えば、11月17日にネットでポチッとしたことから始まって、1ヶ月・・・長いような短いような。
合間、合間に脱穀や、磨き、ゴミ取、石抜きと作業時間もかかったのですが・・・
小型、軽量、携帯に便利とうたわれた変圧器がついに手元に到着しました。
取説とか入っていないです。本体に100Vに挿せ。なんかあったらリセットボタンを押せ。と書いてあるくらいのシンプルさ。
小型は小型だけど、この大きさで5kgは軽量?携帯に便利?ずっしりと来る重さです。家の者は井月庵が金のインゴットでも買ったのかと思うほどの重量感。そんなことはどうでもいいのです。問題なのは使えるか使えないか!!
「ステップアップ トランスフォーマー」と書いてありますが、映画の様にトランスフォーム変形はしません。
早速、製粉機につないで、スイッチON! ウイーン 「こいつ!動くぞ!!」
一番細かく挽ける位置まで調整して、目印を付けます。
2度挽きするために、1度目は粗挽きにして、排出口にポリ袋をゴムで止めて。
1kgの玄ソバを上の漏斗に入れます。
「バキばきバキばきバキばき」日本国内用の取説には1度に1分間程度の使用と書いてあるようですが、途中で止めるのも何なので、全部挽くと2分くらい?で終了。(計っていません)気にしません。
20メッシュで篩って鬼殻を取り、60目で篩って花粉をとり、石臼を最細粉にセットして再びスイッチON。
2、3分くらい?で製粉完了。ポリ袋の上から触っても、粉が少し暖かい。人肌のちょい上くらい。
ああ、焼けてるね。細粉度合いにもよるでしょうが、まあ所詮高速製粉ですから手引き石臼やインバーター付とと比べてどうこう言っても始まりません。玄挽き全粒粉の蕎麦粉なので多少の風味が飛ぶのは良しとしましょう。
60目で篩って計ると 772g!どうかすると800g!! 歩留まり80%は相当ふすま・殻の類が入り込んでいると思います。知らんが。
1度目をもっと粗挽きにして皮むきをすれば、風選が必要になりますし。細かく篩うのも1kg程度ならいいのですが、5kgとなるとちょっと手間。 まあ、食べてみて来年、考えるといたしましょう。
一度、最細粉の状態で間違って、玄ソバを投入してしまいましたが、「バキばき」挽けます。途中でスイッチを切ったりしても大丈夫でした。う~む 360W「ザク(fidibus21)とは違うのだよザクとは」
FidibusMedium + PAL-1000UE 合計金額、75,822円
Fidibus 21 (送料込み)69,720円 その差+6,102円 安かったのか?高かったのか? 微妙に相場な気がする。
粉は「キシキシ」いう感じ。挽き立ては、手の中で握れば辛うじて纏まりますがどんなもんでしょう?
かなり星が入っていますが、花粉も混ぜた全粒粉なのでどうということはないそば粉となっていると思います。
最早、自家製粉に小娘のごとく幻想を期待するほど初心じゃあ無い。でもこだわる程でもない。まさに中途半端!いや中道!!
作業効率は、手引き石臼に比べて、格段に向上し、500gの来年の種を残して、5kg製粉完了。準備から片付けまでで4時間半くらいでしょうか。(気が付くと深夜零時を回っていましたが。)
これで、今年の自家栽培、自家製粉の蕎麦粉は完了。やったー!!途中で嫌になる前に作業が終わった!(これ、大事)
電動フルイがあれば、もっと楽なのだが電動サンダーとか、ハンド芝刈り機を使って電動フルイができないものでしょうか?誰かやっていませんか?
次は、蕎麦打ちだな。
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