家で二郎のラーメンを再現!
と意気込んで家二郎を続けてきましたが、やはり早い段階で限界が見えた。
市販の麺ではダメ
二郎ラーメンの大きな特徴の1つが「ボキボキの太麺」です。
普通は強力粉と薄力粉や中力粉を混ぜて麺を作るものですが、二郎では
「オーション」という蛋白量、灰分のかなり高い強力粉のみを
33パーセントほどのとても低い加水率で練り上げ、打っています。
院長ね、もしオーションのみで33%加水で中華麺を打てる人がいたら
その人は他の中華麺はもちろん日本そばからうどん、パスタ、
ほぼ全ての麺を楽に打てると思います。
それぐらい強力粉オンリーを低加水で打つのは大変なことです。
高い山(もちろん興味があること限定)には登ってみたくなる院長ですから
いよいよ本格的に麺打ちを始めようと思います。
オーションは通販で手に入りますが、我が家にはパン用の強力粉
「スーパーキング」があります。
この粉は灰分こそやや低いものの、粗蛋白は13,8%とオーション(13%)
よりも高く、意図する麺を作るには全く問題がないので、しばらくは
これを使います。
冬場だし、麺打ちは経験がないのでとりあえず加水率は38%から。
粉が150グラムだから・・・
0.38かけて
加える水は57グラム。
ただし、これはモチロンただの水ではない。
これは「カン水」です。
あらかじめ、35度という濃度の液体カン水を6度というボーメ度に
希釈してストックしておきます。
この「35度を11倍でボーメ6度」という計算はすごーく難しく
院長も完全には理解していないので、解説は抜きます。
いずれにしても手前のモンフレールの空き瓶に入っているのが
ボーメ6という濃度のカン水ということになります。
これをきっちり計算し粉にゆっくり回し入れ、塩を1グラム弱加え、
全体に水を満遍なく回します。
ボロボロのパン粉みたいなのと、柔らかいガムみたいな部分が出来上がるので
ここで2時間ほど1次熟成させます。
今度はそれをもう少しまとめて・・
これで1晩おきます。
この時点で、そーとー硬いけどね。
これをあとはビニールに入れ、足で踏んで伸ばし、織り込んで伸ばし、
を3回くらい繰り返したらまた寝かせる。
院長は都合で家を丸1日空けたので、熟成はかなり時間を取ったことになります。
その生地を今度は麺棒で伸ばし、パスタマシンに入れてさらに伸ばす。
あ、パスタマシン届いたんですよ。
ヤッベ、萌え・・・
最終的にはこれぐらいの厚さに
ただ、「麺棒で伸ばし、パスタマシンでさらに伸ばす」のとこをさらっと
流しましたが、ここはしんどいですぜ~
この製品自体はあくまでも家庭用のパスタマシンなので、低加水の
強力粉麺を伸ばす用途で出来ていません。
ネット上でも、家二郎に挑戦したらパスタマシンが1回で壊れた!といった
報告を見ますが、当たり前でしょう。
ちょっとでも「あ、無理そう・・」と思ったらすぐに逆回しで生地を出し、
麺棒で伸ばし、少し寝かせ、またマシンに入れる。
この繰り返ししかないんじゃないかな。
確かに小野式などの強力な製麺機があったら楽でしょうが、麺の熟成を無視し
機械の強さに頼ってしまい、逆に麺の組織結合を壊してしまうんじゃないかな・・
いずれにしても無事に麺が出来ました。
我が子のように愛しい麺です。
さて、こいつをまた少し寝かせて・・
今夜は家二郎がついにセカンドステージに突入します。
と意気込んで家二郎を続けてきましたが、やはり早い段階で限界が見えた。
市販の麺ではダメ
二郎ラーメンの大きな特徴の1つが「ボキボキの太麺」です。
普通は強力粉と薄力粉や中力粉を混ぜて麺を作るものですが、二郎では
「オーション」という蛋白量、灰分のかなり高い強力粉のみを
33パーセントほどのとても低い加水率で練り上げ、打っています。
院長ね、もしオーションのみで33%加水で中華麺を打てる人がいたら
その人は他の中華麺はもちろん日本そばからうどん、パスタ、
ほぼ全ての麺を楽に打てると思います。
それぐらい強力粉オンリーを低加水で打つのは大変なことです。
高い山(もちろん興味があること限定)には登ってみたくなる院長ですから
いよいよ本格的に麺打ちを始めようと思います。
オーションは通販で手に入りますが、我が家にはパン用の強力粉
「スーパーキング」があります。
この粉は灰分こそやや低いものの、粗蛋白は13,8%とオーション(13%)
よりも高く、意図する麺を作るには全く問題がないので、しばらくは
これを使います。
冬場だし、麺打ちは経験がないのでとりあえず加水率は38%から。
粉が150グラムだから・・・
0.38かけて
加える水は57グラム。
ただし、これはモチロンただの水ではない。
これは「カン水」です。
あらかじめ、35度という濃度の液体カン水を6度というボーメ度に
希釈してストックしておきます。
この「35度を11倍でボーメ6度」という計算はすごーく難しく
院長も完全には理解していないので、解説は抜きます。
いずれにしても手前のモンフレールの空き瓶に入っているのが
ボーメ6という濃度のカン水ということになります。
これをきっちり計算し粉にゆっくり回し入れ、塩を1グラム弱加え、
全体に水を満遍なく回します。
ボロボロのパン粉みたいなのと、柔らかいガムみたいな部分が出来上がるので
ここで2時間ほど1次熟成させます。
今度はそれをもう少しまとめて・・
これで1晩おきます。
この時点で、そーとー硬いけどね。
これをあとはビニールに入れ、足で踏んで伸ばし、織り込んで伸ばし、
を3回くらい繰り返したらまた寝かせる。
院長は都合で家を丸1日空けたので、熟成はかなり時間を取ったことになります。
その生地を今度は麺棒で伸ばし、パスタマシンに入れてさらに伸ばす。
あ、パスタマシン届いたんですよ。
ヤッベ、萌え・・・
最終的にはこれぐらいの厚さに
ただ、「麺棒で伸ばし、パスタマシンでさらに伸ばす」のとこをさらっと
流しましたが、ここはしんどいですぜ~
この製品自体はあくまでも家庭用のパスタマシンなので、低加水の
強力粉麺を伸ばす用途で出来ていません。
ネット上でも、家二郎に挑戦したらパスタマシンが1回で壊れた!といった
報告を見ますが、当たり前でしょう。
ちょっとでも「あ、無理そう・・」と思ったらすぐに逆回しで生地を出し、
麺棒で伸ばし、少し寝かせ、またマシンに入れる。
この繰り返ししかないんじゃないかな。
確かに小野式などの強力な製麺機があったら楽でしょうが、麺の熟成を無視し
機械の強さに頼ってしまい、逆に麺の組織結合を壊してしまうんじゃないかな・・
いずれにしても無事に麺が出来ました。
我が子のように愛しい麺です。
さて、こいつをまた少し寝かせて・・
今夜は家二郎がついにセカンドステージに突入します。