石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

近江 寂光寺藤尾磨崖仏

2011年06月19日 | 石仏

 

大津の三井寺から京都の山科に通じる旧道小関越

その途中に在る集落のお堂に、素晴しい磨崖仏がある

と言う事で、大和を飛び出し近江まで出かけて来ました。

阿弥陀如来坐像を中心に大小十五体の仏が彫られています。

 

滋賀県大津市藤尾町

とても美しい阿弥陀坐像です。

光背に沿って梵字が刻まれています。

 

面相も穏やかで衣文の流れも美しいです。

 

連弁は下向きに開いた珍しい形式です。

 

左には地蔵菩薩立像

 

本来は阿弥陀如来の左右に在る筈の観音・勢至両菩薩が

阿弥陀の右側に並んで彫られた珍しい形式です。

一番右の小さな仏は釈迦如来と言う事です。

 

十五対並ぶ様は壮観です・・・

 

 

 

このお堂の奥壁に・・・ 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする