@近代は富に頭でっかちが多いのか、自己満足型が多いのか「思いこみ」「勘違い」をする人が増えた感がする。極端な人は「頑固」で「自己統制型」がやはり多い。それは世間がネット社会で時短で人との距離を短く狭くしつつある現象かもしれない。豊富な経験も知識も無く、乏しい中で強烈な自己アピールを発信したいが為の行為でもがいている可能ように見える。
『思いこみ・勘違い・錯誤の心理学』杉本崇
自分自身や他人の思いこみや勘違いに気づき,なんでそんな間違いをしたのかと不思議に思うことはありませんか? 実はそれには人間心理の深いわけが潜んでいるのです。本書では,そうしたどこにでもある思いこみや勘違いを取り上げ,それがどのように研究を通して心理学の理論や知見へと確立されていくのかを,初学者にもわかりやすく解説しています。マンガの1コマの何気ないセリフを話のマクラに,「公正世界信念」「後知恵バイアス」「賭博者の錯誤」「ホットハンドの誤謬」「制御幻想」「反実思考」「計画の錯誤」といった心理学の知見を楽しく学べる心理学の入門書です。人間のこころの不思議に魅せられた者たちが競いながら研究を深めていくさまはとてもドラマティック。心理学に興味を持っているという人から今まさに心理学を学んでいる人まで最適な本です。
「なるほど、完璧な作戦っすね・・・可能だという点に目を瞑れば」
「あの新魔球さえ投げていればむざむざ球六を・・・大門の餌食にされずに済んだものを」
「ワシは信じていての・・年賀・・時に賽の目を左右することを!」
「確率軽いうと__これは決まる?」
「正義は勝つって! そりゃあそうだろう・・勝者だけが正義だ!」
ー制御幻想を起こす4つの要因
競争・・・対戦相手が強そうに見えるか
選択機会・・自分で何かを選択する機会があるか
親近性・・・カードなど、結果に関係したものに親しみがある
関与・・・結果に直接関与できるか
ー後知恵バイアス
最初にバイアスがかかりそうな言葉、行動、予言をすることで感を鈍らせる
「俺、初めからいないと思っていたよ」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます