@一人娘の命を救う為に罪を犯し、追われる身となった男。だが、男は周りに救われ妻を娶り幸せな道を歩むことに。人生、悪いことは続かない。その時が最悪だと考えれば努力次第で幸運が巡ってくると信じる事が大事だ。
どん底を知れば、もう上しか道は無いのだ。人生の勝負事も同じ、「勝よりも負けることの方が多い。誰もが連敗を続けてやっと勝てるようになるんだ。大事なのは、自分がたくさん挑戦することのほうが上手くなるって事」
『真夜中の太陽』ジョー・ネスボ
「概要」大金と銃を持った男がやってきたのは、少数民族サーミ人が住むノルウェーの北部。夏のあいだは真夜中でも陽が沈まない極北の地だ。男はウルフと名乗って素性を隠すも、教会の堂守のサーミ人母子としだいに心を通わせていくことになる。最果ての白夜のなかで狩猟者としての日々を過ごす男。自分もまた狩りたてられた獲物であることに、いつか訪れるだろう終わりにおびえながら……。
ーウルフ、ことハンセンは麻薬の売買をして生計を立てていたがある日娘の病気に大金がいることがわかり、親元から大金と薬を盗んだ。だが、娘の命は既に亡くなっており、そこから大金と薬を持って地の果てへと逃亡が始まった。
ー村には数える程の住民しか居らずホテルなどなく、ウルフは泊まるところをこの母子と会い狩猟の小屋を借りることにする。母レアは叔父の言いつけの男と強制的に結婚させられ、暴力が絶えなかった。子クヌークは身知らずの男とできた子供で一緒に暮らしていた。ある日夫の船が難破し亡くなったことで叔父は目覚めた。娘に辛い思いをさせた事を、そこでウルフに娘を攫ってほしいと願いっていた。
ー漁師(親玉)の部下がウルフを探し求めて村にきたがうまく舞い、逆に双子の夫もう一人がレアを攻めた時、ウルフはライフルでレアに危害が掛かる寸前で撃ち殺す。レアはこの男をハンセンとして偽装させ、小屋ごと焼き払う事にする。
ーウルフは初めて愛したレアを妻にすることを熱望するとレアも叔父も喜んで結婚、叔父は三人を隣国へ逃した。
本文で見つけた言葉
「人生のほとんどは、自分にできない事に挑戦することだ。勝よりも負けることの方が多い。誰もが連敗を続けてやっと勝てるようになるんだ。大事なのは、自分がたくさん挑戦することのほうが上手くなるって事」

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