@ここに取り上げられたノンフィクション小説(一部事実に基づいた内容)は概ね、政治家と金・権力、そこに貪る利権企業群、メディアとの利害関係からくる権力と私物化、それと、戦争とその背景に携わる政治家・軍部関係者、損得の利害関係である。 昭和の初期から指摘しているのは近代も腐敗した政治とその利害関係が存続していることだ。今の菅政権もそうだが、それ以前から政治は政治家の為(権力と金)だけのものであって決して国民を守ることでは無いことがはっきりしていることだ。その理由は文中にもある「政治家が非能力であっても国民が優秀であれば経済は動く」ということだ。これはコロナ禍で確証していると思う。
『時代を撃つノンフィクション100』佐高信
ー100冊のジャンルと代表的な小説の紹介
格差社会
「無知の涙」生まれながらにして人は生まれた時から運命がある。貧困はさらに貧困
経済の深層
「お笑い大蔵省極秘情報」大蔵省の権力と取り巻きする政治家
「異色官僚」 「政治は昔から悪かった。政治は良かった試しはない」佐橋元通産役人
「電通の深層」金と利権 自民党と電通の繋がり(安倍首相の夫人は元電通)
「竹中平蔵 市場と権力」改革という市場「特区」と権力争奪 森友・加計問題へと波及
「ルワンダ中央銀行総裁日記」
「どんなに役人が非効率でも、どんなに外国人顧問が無能でも国民に働きさえあれば経済再建計画を建てて実行できる」
アウトローの世界
「許永中」 「昼の光に夜の闇の深さがわかるものか」 安倍権力の私物化
宗教の行方
「創価学会秘史」「信仰は事業のバロメーターなり信仰強盛ならば、すなわち事業盛なり」
現代アジアと日本
科学と市民
「知事抹殺」 莫大な金で群がる文化人タレントを思うように利用・・・東電原子力
「市民科学者として生きる」アントニオ猪木の1億円買収で原発推進に衣替え
格闘するメディア
「天下無敵のメディア人間」GHQから最も多く発禁処分を受けた男、野依
「社会の組織が改善せられずに個人の改善ができるもので無い」
「渡邉恒雄 メディアと権力」世論を操ろうとする読売王国の総師
「才能のあるやつなんか邪魔だ、俺にとっちゃ何でも俺の言うことに忠実に従う奴だけが優秀な社員だ」
「噂の真相」岡留の「独創スクープ」自然体で、抵抗がスタイルになっていた
メディアの中の個性たち
「ドキュメント昭和天皇」昭和天皇が侍従武官に発した言葉
「こんな戦いをしてはがたるかなる」同様的の志気を昂げ、中立、第3国は動揺して支那は調子に乗り、大東亜圏内の諸国に及ぼす影響は甚大である。何とかして何箇所かの正面で米軍を叩きつけることは出来ぬか」
戦争を考える
「後藤田正晴」中曽根首相にイランに楽への派遣について曰く
「これは戦争になりますよ。国民にその覚悟ができていますか。で来ていないんじゃありませんか。憲法上はもちろんダメですよ」
「医者 井戸を掘る」アフガンの中村氏の言葉
「皆がわっと行くところならば行かない。誰も行きたがらないところ、誰もやりたがらないことをする。これが私たちの一貫した基本方針です」
朝鮮・中国の歴史と日本社会
「密約」「いい人とは騙されやすい人であり、騙されるほど自分はいい人だと思いたがる人」 外務署機密情報漏洩事件・メディア(読売渡辺)と都知事(美濃部)関係
近代史を学ぶ
「逆転」沖縄基地問題反対の民意がはっきり出ても政府は基地建設を断行
「アメリカは基地と労働力が欲しいだけで、住民を虫けらとしか思っていません」
「米軍ジェット機事故で失った娘と孫よ」政府の優先順位は米軍パイロットの救助
「パパ私もカーター大統領からファントムを一機もらおうかしら。そしてアメリカにそれを落としてやるの」60回も皮膚手術を繰り返したが帰らぬ娘となった言葉
「日航123便 墜落の新事実」事故機をファントム2機が追従していたこと、赤い飛行機と思われる物体を目撃していたことを隠蔽した 東京の大空は米軍の支配である
「満州裏史」中国人ガイドが安倍首相に説明した満州国新京の歴史
「この人達、皆んな長春を支配した悪い人たち。一番初めに書いてある「岸信介」この人一番悪い人」
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