ネイルズ ー悪霊病棟ー

新宿の武蔵野館の姉妹館であるミニシアターシネマカリテの企画興行＜カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2017＞にて上映された1本
通称＜カリコレ＞で上映されたもので
シネマカリテのキャパを越えた人気作品は
武蔵野館で再上映されるような映画もあるようでして
結構この企画興行作品にかかる作品には掌品もたくさんあるようでして

このホラー映画は再上映されなかったようですが
私的にはそれなりに面白かったですねぇ
日本的なホラー映画仕立てな作風のアイルランド映画です

陸上競技コーチのデイナ・ミルグロムは日課の朝の自己トレーニング中
信号無視の乗用車に跳ねられ瀕死の重症を・・・コレが本当の事故トレーニング
なぁんちゃって(焦

瀕死と今書きましたが跳ねられ跳ばされた瞬間生死を彷徨っていたのではなくて
仮死と言うのか実は瞬間的に臨死していたようです
臨死体験を経て入院した彼女は意識を取り戻すと喉に人工呼吸器をつけた状態で、
喉から空気を肺に送るため言葉を発することのできない
不自由な入院生活を送ることになる。

ある夜、病室の隅から誰かに見られてるような感覚に襲われます。
そしてその何者かが徐々に姿を現し、彼女を襲う怪奇現象に悩まされるのだが
家族や看護師は彼女の後遺症によるストレスによる幻想だと信じようとせず、
デーナはたった１人で真相を調べようと決意する

声の代わりにキイボードを叩くと音声変換してくれるPCみたいなのがあるんですねぇ
実用化されてるかどうかわかりませんが
そいつが実用化されてるならつんく♂さんが遣っていてもおかしくないけど
カレはキイボードの文字変換だけの会話しかしてないから現実にはないのかなぁ
ま、話がそれましたがキイボードを打てると言うことでPCのインターネットを駆使して

その昔、この病院に起こったこと、
そして彼女を襲う人物の正体を知るのですが
そのはかに彼女が狙われる原因が過去の自分との繋がりもあったりして
所謂邦題にあるような悪霊なのですが、何とPC画面の映像を意のままに扱えたりと
ちょっとご都合主義な点もありますが

悪霊ネイルズは登場するたび徐々に強くなっていくと言うことで
見てるこっちの恐怖は主人公と同時にハラハラドキドキが高まる寸法
実にわかりやすいドキッって言う恐怖系ホラー映画ですが
“ネイルズ"が最終的には自分と大事な一人娘のジェマに魔の手が伸びた時、
デイナは最後の賭けに出るクライマックスに
ある意味こっちの予想に反した結末でしたが・・・

2016年製作、アイルランド映画
デニス・バルトーク監督作品
出演：ショーナ・マクドナルド、スティーヴ・ウォール、ロス・ノーブル、リチャード・フォスター＝キング