昨日見た「花と嵐とギャング」の姉妹篇
高倉健小宮光江の夫婦と義理の母親清川虹子は前作と同じ設定だが役名は違う
今作ではその清川虹子がボスですが
そこにフリーランサーの丹波哲郎さんが加わる
そのバシタに踊り子の三原葉子さんが
今作では新東宝出身の丹波さんに三原葉子さんが石井輝男監督としても使い勝手がよじゃったんですかねぇ
まぁ三原葉子さんで持っていた映画と言っていい作品
イキキとしてこんな三原さんは新東宝時代でも見られなかったかも
ってくらいの好演でした
なんと千葉ちゃんも出演していたのね
っていうかヘリの飛ばし方っていうか飛んでるヘリはラストだ本間千代子さんが強奪したン千万をばら撒くシーンだけ
かなりお安く仕上げてる作品っていうか
前作の映画会社ロゴは波頭に東映マークでしたが
今作は第二東映改めてのニュー東映のロゴだったのね
前作からもまた曽根晴美、江原真二郎と出演しておりますが
前作同様どうにも似合わないとっぽい高倉健さんの役柄これで主演ですからねぇ
前作は小宮光江さんが今作では三原葉子さんがある意味映画を動かしていたような
そして現金強奪に関しては今作の方が緊張感あったかなぁ
ってもケレンであるはずのは銃撃戦はどうにも締まりがなかったかな
やっぱ銃社会ではない日本での銃撃戦はケレンにならないのが映画のケレンとしての弱点を露呈してしまいますよね
日本映画はやっぱポン刀と匕首での剣戟がケレンになるんだなぁって改めて思わされた
ラストシーンはエスプリが効いていたかな
1962年製作、日本映画、ニュー東映作品
石井輝男監督作品
出演:高倉健、小宮光江、清川虹子、三原葉子、江原真二郎、曽根晴美、由利徹、三島雅夫、山本麟一、日尾孝司、八名信夫、山下敬二郎、l亀石征一郎、杉山枝美子、片山滉、土山政志、ピエール瀬川、高石義明、相馬剛三、本間千代子、千葉真一、丹波哲郎
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