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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

侠客三国志 佐渡ヶ島の決斗

2024-12-08 17:15:09 | 邦画
これも昨日の二部作品「殺(や)られてたまるか」に引き続いてってもって時間が4、5時間空いての東映チャンネルゴールデンタイムでのなんとリアル視聴でして
っていうかその隙間にレンタルの洋画一本見ているものの
DVDとか映画作品の連チャンは苦痛ではないのも事実
 
この作品は「監獄博徒」(1964)と「三池監獄・凶悪犯」(1973)との間の66年に作られた東映東京制作の作品で他二本は東映京都でどちらも小沢茂弘監督作品であるしDVD化もされてるものの
何故かこの作品未パッケージだしほとんど東映チャンネルではOAもされない
今回は鶴田浩二生誕100年記念企画でOAされたある意味貴重な作品
 
村尾昭脚本、佐伯清監督でありヒロインには久保菜穂子さんなのね
ほぼ「監獄博徒」のリメイクみたいな作品でした
っていうか東映の任侠作品自体どの作品とってみてもほぼどれかのリメイクって言っていいほどパターン化されているものですからねぇ
代わり映えしない作品群がよく金脈になったものでそれも時代の雰囲気と合致してたんでしょうね
土曜のオールナイトで劇場が満員だったいうことでしたから
 
炭鉱が金山に変わっただけと時代背景が日清戦争っていうだけで
坑内での対立や看守との三つ巴の対立構造などいつものいわゆるプロットではあるんですが
坑内から出られるのは日清戦争に勝利の恩赦だと思って見てたら
落盤事故で囚人救出の恩赦だったのね
そいでないと河津清三郎さんとケレンの立ち回りができないものね
っていうか任侠映画のパターンは恩赦を受けてからの二十分だけなのね
そこまでは坑内での囚人同士の語りでしかなくて
鶴田浩二の殴り込みの正当性もなんもあったもんではないケレンだったし
珍しく鶴田浩二さん長尺の白鞘での立ち回りでは一刀のもとに河津さん以外は切り捨て御免の殺陣でしたね
 
1966年製作、日本映画、東映作品
佐伯清監督作品
出演:鶴田浩二、久保菜穂子、大木実、菅原謙二、田村奈己、山本麟一、江幡高志、河津清三郎、利根はる恵、伊藤慶子、神田隆、高木二朗、富田仲次郎、 相馬剛三、曽根晴美、久保一、三重街恒二、北川恵一、沢彰謙、御木本伸介、杉義一、土山登士幸、日尾孝司、蓑和田良太、滝島孝二、須賀良、大木史朗、辰巳柳太郎

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