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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

フリー・ファイヤー

2017-09-11 03:11:40 | 洋画
今年の春先だったか新宿の武蔵野館でこの映画の上映ポスターを見て
ただただ銃撃戦を描いた映画ということで"面白そうだな"と思っていましたし
絶対に見たいと・・・でも精神的に閉鎖空間に長時間居られない
ってっことでDVD待っていたのですが中々DVDの情報が出てこんし・・・
そしたら輸入盤を見つけましたので
アニメも殆ど見んのにあの韓国ゾンビ映画の「新感染・・・」の前日譚を描いた
「SEOUL STATION」と一緒に購入してきました
見たいと思う映画だったのとレンタル作品がレンタル中ってのもありまして
早速の視聴
いや面白かったですが、そんなに派手な銃撃戦ではなかったのが・・・

舞台は70年代のボストン
とある廃工場にIRAメンバーと武器商人が30挺のライフルの取引をするために集まる
買う側はアイルランド人IRAの4人組に仲介役の女が1人。
武器商人も5人と10人の男女が廃工場の倉庫の中でただただ撃ち合う姿を90分の映画にまとめたもので、
何と全体の3分の2の尺が銃撃戦に当てられている

取引が成立しそうになったその時、両グループのチンピラ同士が昨夜殴り合いをしており
オープニングでこのいきさつがクルマの中での何気ない台詞の会話で語られていたんですね
よくできた脚本とも言える

そんなことで個人的に遺恨関係がこじれまくった挙句
チンピラの一人が怒りの一発を相手に撃ち込んでしまったことから
激しい撃ち合いにと発展しますが
一応火薬量・発砲弾数・被弾ともに多く、お互いに派手に撃ちまくっては
その合間に仲間同士や相手に向かってお互いに会話するというインターバルが数回あるのですが
それに人間被弾しても致命的な箇所に当たらないと死なないのね

と言うことで無駄に被弾しまくりですが手足とかに被弾してるために全員が立って居られない状況で
撃ち合いや遮蔽物に身を隠すのも皆さん這っての移動
被弾しても死なない点や、匍匐での移動とか派手に銃撃しても弾が的(人体)に殆ど当たらないと言う
ある意味今までの映画が表現してきたフィクションを排して
ある意味銃撃のリアリティを表現してる映画だったんですねぇ

といっても、拳銃にしても皆さんどんだけ予備の弾倉と弾を持っていたのかと思うくらい撃ってますし
なんだかそういう意味ではクソリアリズムなんだかシュールなんだか
たった一人の女性は、あの「キングコング髑髏島の巨神」のお姉ちゃんだったんですねぇ
32口径のリボルバーでしたが、肝心な時に弾キレしてましたね、やっぱし6発はきついよね
でもオートマチックは70年代と言うことでガヴァメントなんだよね、これも装弾数は8発だし、弾詰まりしたりと変にリアリティ

オチが良かったなー

2016年製作、イギリス・フランス合作映画
ベン・ウィートリー脚本・監督作品
出演:シャールト・コプリー、アーミー・ハマー、ブリー・ラーソン、キリアン・マーフィ、ジャック・レイナー、バボー・シーセイ、エンゾ・シレンティ、サム・ライリー、マイケル・スマイリー

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2 コメント

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こんにちは。 (ヒロ之)
2017-11-17 12:07:38
本編の殆どが銃撃戦てのを知って期待して借りたのですが・・・。
アイデアそのものは良いとは思うんです。
ただ撃ち合いのシーンにもっと演出的な工夫が欲しかったなあてのが私の本音でしょうか。
返信する
Unknown (morkohsonimap)
2017-11-17 17:04:40
ヒロ之さん今晩は
TB&コメントありがとうございます
なんですよね、もう少し派手なドンパチ映画だと思っていましたが
確かに撃ち合い映画ではあるのですが
撃たれた人間ばっかが物陰とか地面をはい回って銃を撃ってるだけの映画でした
単調かつつまんない撃ち合い映画でした
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