この作品もまたなんと二時間二十分野長尺映画だった
そして今なんとウクライナに侵攻してからこれも制裁の一環なんでしょうか、侵攻前あれほど輸入されていて毎月4、5本はレンタルリリースされていたロシア映画だったのが
なんと超娯楽作品ということで久しぶりに公開までされてのロシア映画
そしてロシアがウクライナに侵攻する前に作られてた作品でもあるのね
時はソビエト連邦時代の1991年に起きたある女性が森の中の道路で刺された姿で保護されたことから起きる
なんと今回保護された女性と同じ殺人事件が三年前の1981年に起きており
その時捕まった犯人は冤罪だったわけで
事件を洗い直して行くと言った寸法で1991年を現在として
映画は1981年の10年前にまで遡って
ってことで全体を章仕立てと時制をこの1991〜1981年の10年間の中だったのがあっちこっちと動き回って行く中でなんとこの犯人はサイコキラーだったのか
36件の既決未決それぞれの事件が浮かび上がってきて・・・
まあ時制があちこち飛ぶのと、次から次に殺人事件が明るみに出てくるので
見ててこんがらがってしまうこと必至
特にロシア人の名前はわかりづらいのと俳優さんが全員知らない人ですから俳優で
あぁこいつ刑事でこいつが誰でなんて区別もつきにくかったり
最終的にはなんかちょっと整理がついたかな
ってさぁ、どうなるっていうとこでエンドクレジットに入っちゃったり
まぁ最終的になんとか理解できたのは犯人が双子の片割れで、都合の良い限り犯人でない方を犯人のように使っていたってとこがミソだったんだっていうことが辛うじて
まぁ実にオドロオドロしくない作品ですが
内容的にはオドロオドロしい作品という様相で見てるこっちを目眩しさせてくれてた映画っていうことだ良いのかなぁ
二時間二十分もあると見直す元気が湧かないよね
2021年製作、ロシア映画
ラド・クヴァタニア共同脚本・監督作品
出演:ニコロズ・タヴァゼ、ダニール・スピヴァコフスキ、ユリヤ・スニギル、エフゲニー・トゥカチュク
年代があっち行き、こっち行きの連続だったので、かなり頭がこんがらがってしまう中盤までの過程に戸惑いましたが、終盤では多く散りばめていた伏線を上手く回収しておりました。
出来ればもう少し、シンプルな話の進め方でも良かったんじゃないかなとは思いましたし、内容が内容だけに2時間超えの上映時間も自分的には疲れました。
吹き替えもあれば、もっと内容に没入出来たのかもしれません。
まぁロシア映画ってことで見て良かったのか悪かったのかは置いといて
そう長尺作品には是非吹き替え入れて欲しいですよね
これが現実の事件をもとに作られてるとはねぇ
まぁ時制派飛ぶから話についてけない登場人物の整理もつかない字幕読まなきゃならないまさに三重苦の映画でしたね