MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ジャン=クロード・ヴァン・ダム/ファイナル・ブラッド

2017-09-09 18:56:54 | 洋画未公開
ヴァンダムと言うことで、こっちが過剰に期待しちゃったのか
どこがどうと言うこともない映画でして、ヴァンダムにしてはキレのないアクションやし
内容がこれまたようわからん(焦・・・汗じゃないんですよ、この字が正解
私自身よくわからなくて”焦れったい””焦って”いたりの感情が残るのみな映画
未公開それもWOWOWでの先行にもかからないのがわかる

オープニングでの冷戦終了後の東ヨーロッパの国々の内乱の説明がこれまた理解できずにいたりするのですよ
だって基本的なシノップスは現代のロスの病院で起きる暗殺集団とヴァンダムの殺し合いに終始してるんですから
ま、病院の女性看護師さんも絡んできてましたが

でお話は病院のERに緊急搬送されてきたヴァンダムを偶然受け付けた看護師さん
病院内での殺し合いが終わって、一人生き残った看護師さんを
一体何があったのかをFBI庁舎取り調べ室で聞き取りをするところから始まる

看護師が記憶とかを思い起こしながら話始める内容が映像化されていく寸法の映画なんですが
ヴァンダムがなぜに病院に来たのか追々わかっていくと言うのは映画としてのセオリーは言うまでもないのですが
ヴァンダムを狙う暗殺者集団となにゆえに殺しあいをするのか
それがよくわからないままヴァンダムのアクションを楽しめればそれはそれでいいのですが
先にも書いたようにヴァンダムのアクションにキレがなく

強いんだか弱いんだか、一緒に殺し屋に終われるヴァンダムに着いた看護師も命を一緒に狙われて
逃げつつも自分の身は自分で守らねばと病院のそこいらにある医療用小道具で暗殺者を倒しちゃうんですねぇ

FBIも看護師の行動を不可解に思いただして行くんだけども
彼女に不審な点は見つからず、窮鼠猫を噛むと言うか火事場のクソ力での過剰な正当防衛と言うことで・・・

皆死んでると思いつつもヴァンダムだけが病院から逃げおおせており
看護師さんも無事に解放されていましたが
実はラストシーンでは驚愕の二段構えのどんでん返しが用意されていて・・・

脚本家はこのどんでん返しのアイデアが先に浮かびそれに会わせてプロットを構築していったんじゃないのかなぁ
整合性の合わないところもあったりするんですが
ラストの二段オチのどんでんの二段目の整合性のあわなさに気づかなかったんだろう

ヴァンダム映画にしては実に冴えない作品
お子さんとヴァンダムの共演も活かされていなかったし・・・全く残念としか言い様のない映画
マリア・コンチータ・アロンゾもフケたよね

2017年製作、アメリカ映画
ピーター・マロタ監督作品
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ピーター・ストーメア、オータム・リーサー、ダニエル・バーンハード、クリス・ヴァン・ダム、マリア・コンチータ・アロンゾ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イップマン 継承

2017-09-09 13:52:37 | アジア映画
「イップマン」のシリーズは「イップマン2」以降はデニス・トー、そしてアンソニー・ウォンがイップマンを演じられて来ましたが
ドニーさん主演ということと、監督さんが1と2のウィルソン・イップということと
原題が「葉問3」、さらに映画の内容からしてドニーさんの三部作目という事で
デニス・トー、アンソニー・ウォンは別物イップマン映画ということになるようですね

従って日本軍と戦った一作目「イップマン序章」、「イップマン葉問」に続くお話になっていましたし、邦題も「イップマン継承」とドニーさんの正統”イップマン”三部作いやまだ続くかもしれませんが

1959年から60年にかけてのイップマンの夫婦愛を縦軸に
イップマンの息子が 通う小学校の地上げ問題を横軸に
イップマンと同門であり次男坊がの友人の父親のチャンとのカンフーの対決を斜め軸に物語が紡がれていくのね

オープニングでイップマンに対して己のカンフーの技を誇示する李小龍はそっくりさんを出演させていましたね
っていうかイップマンにはブルース・リーだろうとちょいと出しただけで物語には李小龍は絶対的に絡んでは来ない
小生意気な態度までそっくりなそっくりさんでしたねぇ

で小学校の地上げを企むボスになんとマイク・タイソン
たかが小学校の地上げに大袈裟な人数をさいてきてるもスタントマン出身のマックス・チャンと二人で
地上げを撃退してしまうものの、新聞に取り上げられるのはイップマンのみな訳で
チャンは最初はイップマンと交流と友情を深めるものの、これを機会に嫉妬にかられていくんだけども
っていうか地上げボスとの対決はイップマンがヘビュー級タイソンと
カンフーvs.ボクシングの異種格闘戦に
そこはタイソンですから3分立っていられたら身を引くというお約束を

しっかりとタイソンとドニーさんとの異種格闘技をユエン・ウーピンが演出してくれている
極力というか人が飛ぶ以外はワイヤーも使ってない演出が光っていますよねぇ
で地上げから小学校を救うもののラストはチャンとの雌雄対決を丁寧に描いての116分
チャンからの挑戦をウケるもん妻との愛を育むために挑戦を欠席したりと
今作では夫婦の愛を丁寧に描いているけども
奥さんは亡くなってしまわれる

カンフーのアクション以外に愛情の機微の演技もしっかりと見せてくれているドニーさんの
妻とのダンスシーンがカンフー以外のケレンになっていたのかも
戦後も10数年経過すると大きな事件の渦中にいるわけではないということで
物語のスケール感は小粒ではあるものの映画としては一番よくできていたように感じましたが

2016年製作、香港映画
ウィルソン・イップ監督作品
出演:ドニー・イエン、パトリック・タム、マックス・チャン、リン・ホン、チャン・チンチュー、マイク・タイソン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白い闇の女

2017-09-09 02:52:54 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の企画興行<未体験ゾーンの映画たち2017>にて上映された1本
コリン・ハリソン原作の『マンハッタン夜想曲』を脚色した映画と言うことですので
ある程度原作がしっかりしてますが、なんだろうなぁ邦題とか
キャッチャーから見る前から何となく底が見えてしまっていたのがちょっと残念

所謂典型的な悪女もののミステリーなんですねぇ
キャロラインの夫の映画監督が廃屋ビルで不審な死を遂げており
主人公の事件記者ポーターにパーティで知り合い
警察が解決できない事件のあらましを教えるものの
犯人探しを頼むわけでもなく妻子持ちのポーターを色仕掛けで陥落させます
さらに彼女は現在は金持ちの恋人と言うか婚約者までいるのに
と言うことで色仕掛けには彼女の色々な秘密が様々に絡んで来てまして

ある日ポーターの勤める新聞社の社主が、
彼がキャロラインと付き合ってることをネタに
過去にキャロラインとの一夜の関係の時にから隠し撮りされた
メモリーカードを送りつけられてゆすられてるのでメモリーカードを
取り戻すよう命じるあたりから、

物語の様相がようやくミステリーの様相を見せてきますが
ここまではポーターとキャロラインのエロっぽい雰囲気のみが強調されており
彼女の術中にはまっていくポーターが克明に・・・
こんな描きかたをするから尺が2時間弱もかかってしまうわけで
ミステリーも薄目だし、エロっぽい恋愛ロマンスもどこか中途半端になってしまっているのがねぇ

事件記者ポーターを探偵役にしたミステリー映画にしては、
キャロラインがポーターに対して、なかなか本当のことを頼まずに
本題がぼやけたままの心理戦みたいなところが実にまどろっこしいし
彼女の知られたくない過去の秘密がある意味意外性もあんまりなくと言うか
衝撃的でもなく、こんなことで物語を引っ張ってきたのか

キャロラインを演じてるイヴォンヌ・ストラホフスキーはTV連続ドラマでよく見ていましたが
海外の女優さんはしっかり脱いでくれるんですねぇ
「フラッシュダンス」のジェニファー・ビールス、あれから何十年経過したのか
実にいい具合に年齢を重ねられていましたねぇ
エンディングのロールで名前見つけるまで気づかんかった

2016年製作、アメリカ映画
エイドリアン・ブロディ製作・出演
ブライアン・デキュベリス監督作品
出演:イヴォンヌ・ストラホフスキー、ジェニファー・ビールス、リンダ・ラヴィン、キャンベル・スコット、スティーヴン・バーコフ、ケヴィン・ブレズナハン、トーマス・ベア
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウーナ 13歳の欲動

2017-09-08 18:31:13 | 洋画
新宿にあるミニシアター、シネマカリテの企画興行
<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017>にて上映された1本
オリビエ賞受賞戯曲「Blackbird」の映画化だそうですが

13歳の時、ウーナは隣家に住む親子ほど年の離れたレイと恋に落ちる
誰にもわからない大人と少女の恋物語が
丁度二人が肉体的に結ばれた当日ちょっとした齟齬から
未成年者との関係でレイは罪に問われ4年間の刑に服する

それから14年たった現在、ウーナは大人になるものの世間体から母親から離れられずに
結婚もできずに行きずりの男と関係を持って生きてるだけ
そんなある日、ウーナは偶然にある写真からレイの行方を突き止め、
彼の勤務先に押しかけ、過去に自分を捨てたと言うかあの齟齬の真相を究明しようとする

舞台劇の映画化だけに、殆ど二人の会話が中心なのだが、
そこは映画ですので13歳の少女時代のウーノとレイとの恋物語が頻繁に挿入されることで
冒頭に書いたことが様々わかってくると言う寸法
コレが舞台だと二人の会話で解き明かされて行くのかな?

だんだん過去が明らかにされていくのだが
この13歳のウーナを演じてるルビー・ストークスが、
何とも言えない色気を醸し出す少女を見事に演じている


未成年者なんちゃらな法律があってもこの子なら・・・って見てるこちとらも彼女の魔性な女具合にははまる
決してロリじゃなくてもはまる、ナイスなキャスティングと言うか
恐るべき演技力と言うか
完全にルーニー・マーラが喰われてしまっていたような

と言うことで本編でもレイは否定してますが、少女趣味があろうがなかろうが彼女にはまってしまうことには納得
ウーナもレイにちゃんとこたえており、大人の現在までレイを引きずっているのであることは明白なのだけども

人は一人では生きていけず14年分の人生があるわけで
14年前に帰りたくても帰れない訳でして・・・

結局あの手この手でラストは、レイの家まで押し掛けるものの
あの時の自分と同じような年代の娘を見たことで
ウーノは・・・
結論も何も出ない終わり方ですのでこの後は、見た人が自由に結論づけてくれと言うことか
ルビー・ストークスの次回作が楽しみな女優さん

2016年製作、イギリス・アメリカ合作映画
ベネディクト・アンドリューズ監督作品
出演:ルーニー・マーラ、ベン・メンデルソーン、リズ・アーメッド、ルビー・ストークス、タラ・フィッツジェラルド、ナターシャ・リトル、トビアス・メンジーズ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霊幻道士 こちらキョンシー退治局

2017-09-08 01:57:35 | アジア映画
新宿シネマカリテの企画興行<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017>にて上映された1本
何年ぶりかに帰って来ましたねぇ「霊幻道士」そうです”キョンシー”ですよキョンシー
キョンシーったら我々世代はテンテンちゃん
でもテンテンちゃんの”キョンシーは幽幻道士”なんですよねぇ、大量に作られた時代ですからこっちもかなり混同してるところがありますが

でもこちらはキャストからして正統続編ですが時代を反映してまして
ケータイはスマホ、かなりの使われ方をしてますし
キョンシーちゃん・・・このおねぇちゃんが結構キュート・・・の移動がピョンピョンと飛ぶのではなくて
何とスムーズに動けるようにとセグウェイなんですね

主人公の退治局へと誘われる最初のシーンはなんかキョンシー退治と絡まって何となく
「ゴーストバスターズ」に見える、・・・って受付のおばちゃん辺りまでにそう感じたし
退治局へと入っていく時にはこれは「ナポレオン・ソロ」だろ・・・って
だって退治局のお父さんを”UNCLE”といっていたんだよね
英語わかんねぇっていいながら
退治局の名称が”VAMPIRE CLEANUP DEPARTMENT”
頭文字を取って”VCD”だそうで

でおじさんと主人公の台詞に「VCDとかDVDとかわかんないし」ってあるのも実に懐かしい
そうなんですよね90年代の香港ではDVDよりも安いVCDが映像コンテンツの主流でしたねぇ
4、5000円のDVDよりも1000円前後で買えるVCD(VideoCD)
CDと同じ片面72分の映像と音声が記録されていて、大抵が2枚組でしたねぇ
台詞からそんなことを思いだしていましたけど
当時新宿のビデマで大量に輸入していてこっちもかなり購入していた記憶が・・・

さてさてVCDに入局したけども毎日毎日掃除をさせられる青年
いつ訓練してくれるのか・・・って、毎日の掃除が実は訓練だったって言うのは「ベストキッド」だよね
そしてキョンシーはヴァンパイアであり、ゾンビでもあるわけで
もう色んな映画のエキスが一杯つまっておりまして
8、90年代の各国映画をパクじゃない、オマージュしまくっていた香港映画がよみがえった感じが実に嬉しい映画でしたが

キョンシー姉ちゃんとキョンシー免疫を持った青年とのラブストーリーでもあったようで
実に懐かしく愉しい映画でした

2017年製作、香港映画
ヤン・パクウィン脚本・監督作品
出演:チン・シュウホウ、ベイビージョン・チョイ、リン・ミンチェン、リチャード・ン、ロー・マン、ボニー・チョウ、ユエン・チュンヤン、シュー・ヤムヤム、リー・ションチン、エリック・ツァン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド

2017-09-07 17:14:14 | アジア映画
シネマート新宿での企画興行<アジアンムービーセレクション2017>で上映された1本
ジェット・リーとかレオン・カーフェイ、ファン・ビンビン、アンジェラ・ベイビー、ルイス・クー等の名だたる名優の名前列記されてるから
楽しみに見ましたが、ファン・ビンビンとアンジェラ・ベイビーさんが美しすぎなだけで
あとのお方なんだろうなぁちゃんと主要登場人物の一人ではあるのですが
役柄で殆ど誰が誰やら・・・ジェット・リーもほんの一瞬そのありのままのお顔を見せただけであとは過剰なメイクに殆ど誰だかわからないのが難点と言えば難点

一応はアクション映画なので殆ど若手が演じていますが
今の中国映画ですので撮影はグリーンバックでのワイヤーアクションや演技だったようで
あとはCGアニメとの合成
中国伝奇小説の『封神演義』の映像化ですので悪の総本山は美女の名をほしいままにしている妲己ですよね、ファン・ビンビンの美貌と妖艶さだけが見所ですが
よくわからないけども中国での本編上映は3Dだったのかと思わせるCG映像が
ある意味現代的と云うか近未来的な感覚でして
そんな感覚の中で古典的人物が躍動してるこの違和感
コレが今の世界戦略の中国映画と言うことか
日本じゃこんなにお金をかけての映画製作は絶対にできないと思うのがなんとも

CGアニメなんですよね「人魚姫」でもアニメキャラが実写と合成されていましたが
アニメ嫌いにはこれまた違和感ではありますがアメリカ映画でも「ギャラクシー~」なんちゃらでも主役をはってますので受け入れるしかないんだろうけど・・・

中国の映画製作にかけるお金を半端ないほどかけるのが実にうらやましい
鳥人間の羽中
とかよく見るとちょっとグロいようにも見受けられるのですが
そんなことも気にならんほどのCG画像での映像が実に見事です
中国古典でのストーリーの枝葉の広げ方がかなりすごいんですが
そんな物語が2時間の枠に収まるわけはなくて
何と続編ありきな終わり方でしたねぇ
ファン・ビンビンさんの妲己が再び見られるなら続編大歓迎ではありますが
お話の概要はだいたい知ってるので・・・妲己の行く末が・・・

2016年製作、中国・香港合作映画
ユアン・ホイ監督作品
出演:ジェット・リー、レオン・カーフェイ、ファン・ビンビン、アンジェラベイビー、ホァン・シャオミン、ルイス・クー、ウェン・ジャン、ジャッキー・ヒョン、ズー・フォン、アンディ・オン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LIMOUSINE/リムジン

2017-09-07 03:05:16 | 洋画未公開
9月2日にリリースされた未公開映画です
ワンシチュエーションのエロチックサスペンス映画
スペインの映画ですかねぇ、ダイアローグはスペイン語なんですが
大航海時代に南米を支配していた関係からひょっとしたら南米のどこかの国の映画かも知れませんが
ネットサーフィンしてもallcinemaさん含め全くわかりませんが
ジャケットとスタッフキャストは密林からの転載と言うことでスペイン映画にしておきましたが

映画祭の授賞式に出かけるためにイブニングドレスに身を包んだ女優のアマンダは、
迎えのリムジンに乗り込んでシャンペンを飲んでいると
突然全てのドアと窓に鍵がかかり何をしようと開ける事は出来ないし
ケータイも通じない状況におかれてしまう

ボイスチェンジャーから発せられる怪しげな声が、彼女に命が惜しければ無駄な抵抗はせずに命令に従えと命じてき
受け入れ難き命令(例えばハダカになれとか)を下して来るのである

何とも言えない雰囲気な映画で、登場人物は女優さんお一人と声の主
さらに覆面を被ったリムジンの運転手のみ
この覆面運転手は女優さんをレイプするだけの登場でしたが
そして絵面は何とリムジンの固定カメラの映像を声の主と一緒にこちらも見てると言うかそんな感じの映像を見せられてる

したがってリムジンの中で描かれる密室スリーラーと言うワンシチュエーション映画である。一体誰が何のために主人公をリムジンに閉じ込めたのか?
これがこの映画のテーマでして
色々女優に無理難題を課してるうちにその声の主が女性であるとと言うことが分かり、

後半で、女優に役を奪われた一人の女優の復讐であることがわかる
実際に映画を撮影してるように、リムジンの中で復讐劇を演じさせていくのであるが、
ただそれだけのことでして
って最終的にはリムジンが湖だか沼に進入しtr水が侵入
そういえば昔リムジンが川だかに落っこちて脱出しようともがく
「リムジン ~余命60分~」何て言う映画もあったな
と思い出しつつ見てましたが

結局、女優は最後には何とか水中リムジンを脱出し、
森に向かって歩いて行くところで終わってしまう

前半はどうなることかと思って見いっていましたが結局何もおきんし
で見終わって一体なんだったんだろうと思う映画でしたが
どこか不思議に印象に残る映画でもある

2016年製作、スペイン映画
アリッツ・ズビリャガ監督・脚本・編集作品
出演:パオラ・ボンテンピ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バーニング・オーシャン

2017-09-07 00:52:14 | 洋画
2010年4月にメキシコ湾沖で起きた原油流出事故をモチーフとした災害パニック映画
そういえばマイアミ当たりに原油が流出してきて水鳥が重油だらけの映像をニュース画像で見たような記憶がありますし

そんなメキシコ湾沖約80kmにあった石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”
海底油田から掘削していたようですが施設全体は船のように海上に浮かんでる施設設計
そこに掘削技師としてのマーク・ウォルバーグと
施設責任者のカート・ラッセル
掘削進行が遅れてると親会社のBPから派遣されてきたジョン・マルコヴィッチ

交代要因としてこれからこの施設で3周間の勤務でしたが
その初日に無理な圧力をかけての泥水排泄のために泥水を汲み出してると
海底油田から逆流してきた天然ガスの引火による大爆発が起こり、
施設内の作業員126名施設にが閉じ込められてしまう。

原因はスケジュールの遅れを理由に安全よりも利益を優先させたBP幹部が
掘削再開を強行したためだったが
火炎と爆発によって施設を逃げだそうにも海上は火の海
我先に・・・って云う欲望むき出しの人間模様とか
避難してる人々の上に櫓が落ちないようにと自分を犠牲にする作業員とか
パニック映画の様々な要素をplotに組み込んでいますが

基本的な問題として"ディープウォーター・ホライゾン"の基本的な構造がまるっきりわかってないので
どこで誰が死んで、怪我してどうやって逆流やパイプをカットしてるのかが
全くわからないのがある意味難点でして
マーク・ウォルバーグ自体も現実の人物を演じているのでパニック映画特有の
ヒーロー的な活躍も見せてくれていなくて・・・

そんなこんなで火炎につつまれる施設の映像を見てるだけの映画に
事実と言うことから主要登場人物の本人の画像と
この火災事故で亡くなられた11人の実際の画像で締め括っている

現在もまだ裁判が続いているようですねぇ

2016年製作、アメリカ映画
ピーター・バーグ監督作品
出演:マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソン、ダグラス・M・グリフィン、ジェームズ・デュモン、ジョー・クレスト
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザ・モンスター

2017-09-06 14:30:58 | 洋画
いつ購入したか全然覚えていないのですが・・・
ジャケットのモンスターに喰われそうなお姉ちゃんの絵面だけで買った気がするのですが
ゾーイ・カザンの名前だけ覚えていたようで
GEOさん先行レンタルのDVDと言うことでして・・・私ポリシーと言うか
ポリシーじゃないですよねある意味変な意固地な意地で先行だの限定だののレンタルはしないと一人レジスタンスしてまして
確か今年の<未体験ゾーン>の一本でしてこれは見たいと・・・って云うことっ
結局購入していたんですねぇ
どっか記憶のすみにあったようで・・・探しだして来ました

こういう映画の常套手段しては、全然人気の無い所でヤバい目に遭うと言うことで、主人公のお姉ちゃんが孤軍奮闘怪物と戦うってのが鉄板ですが
この映画はそんな感じに母と娘の愛情復活に娘の一人立ちがテーマになっていましたね

と言うことで90分の尺の3分の1まではモンスターもでて来ません
それ以降もそんなに全体像を見せてはくれません
モンスターが主役じゃないんです
モンスターに教われることで、ある意味ネグレクト気味な若いお母ちゃんが
別れた夫に親権をとられて夫の元に娘を届けに行く途中で森のなかで狼を轢いて
クルマが動かなくなりケータイで助けを・・・

事故の移動車も案外早く来るけども、よくわかんない荷物移動が行われケータイがレッカーに
ここからいよいよモンスターが登場してきてるのですが
事故処理のお父さんがいち早くモンスターの餌食となり
ケータイはないは、車から出られないわ
恐怖におののく母と娘のこれまでの日常がモンスターとの恐怖の合間に挿入され

アル中だし、煙草は娘の前で吸いまくりだし、家事もロクにやっておらず職にもつけないダメ母と娘の物語が説明されます
こんなネグレクトな母と娘の関係の前に突然現れたのがモンスターって事でして

このモンスターですが、一体何物でどこから来たのか、なんのために襲うのかまるで何も語られませんが人や動物を襲うことは半端ありません
いちおう助けが移動レッカーに救急車が来るんですが、
そこはこの手の映画の定番で彼らはすぐにやられてしまい
結局はこの母娘とモンスターとのタイマン勝負がケレンになる訳ですが

ダメ母はダメ母なりの娘への愛情の行動が描かれてますし、
娘には娘の意地と死に物狂いの行動が描かれますが母は命を落とします
B級モンスター映画の姿を借りた母娘の愛情ストーリーだったんですねぇ
お嬢ちゃん今日から母の思いを胸に強く生きてくれ
って応援したくなるエンディングでした

2016年製作、アメリカ映画
ブライアン・ベルティノ脚本・監督作品
出演:ゾーイ・カザン、エラ・バレンタイン、アーロン・ダグラス
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ZIPPER/ジッパー エリートが堕ちた罠

2017-09-06 02:41:05 | 洋画
未見のDVDの山から「ザ・モンスター」と一緒に見つけた米盤のBlu-ray
見終わってallcinemaさんを検索したら日本ではWOWOWのジャパンプレミアOAの後に
2016年の<カリコレ>にて上映された作品だったのですね

原題は単に「ZIPPER」ですが、邦題の副題には「エリートが堕ちた罠」とありますが、罠に嵌まったわけじゃないですよね
主人公である将来を期待される有能な地方検事が、ちょっとした出来心で
売春斡旋クラブを利用し始めたことから、その深い闇へと引き込まれていくエロティックサスペンスと言った映画でしたね
と言うことで自ら高級売春クラブにのめり込んで、そこに手入れが入りジタバタするだけのお話でして

決してこれは罠じゃないですよね、結局はスッタモンダのあげくにそこから抜け出れてないような終わり方がですね
「エリートが堕ちた蟻地獄」と言った方が正しい
ちゅうことでサスペンスではありますが、
普通に観客が映画に求めるサスペンスとも毛色が違うと思いますけども・・・

連邦検事のサム・エリスは清廉潔白なイメージが強く、裁判は連勝に次ぐ連勝中
はたからは次期司法長官候補とも言われてるエリート検察官
清廉潔白さは、勝利裁判の打ち上げで、美人司法修習生の誘惑をも受け付けないほど

司法修習生の誘惑を断ったものの帰宅すると寝てる妻と息子を確認してから
書斎のPCでポルノをおかずにシコシコしてる訳で、ちゃんと男としての欲望はつよいわけでして
そんな彼が仕事の関係でエスコートガールの聴取をしたことから
エスコートクラブに興味を抱いたサムは魔がさして使い捨て携帯電話からエスコート嬢を予約、
指定されたホテルでエスコート嬢と関係を持ってしまう。
それ以来その魅力にとりつかれてドンドンのめり込んでいくのだが
その直後、妻ジェニーの父親が大物政治家であるのも関係し、政界への出馬を要請されて

しかし、本人は身辺を綺麗にしておかなくてはならないのに
エスコート嬢とのめくるめく瞬間から離れがたくなっていくものの
ある日指定のホテルに行くとロビーにはFBIの捜査官たちが・・・
咄嗟にそこを離れエスコートクラブに逃走を指示して携帯電話を棄てる

そこからいつ捜査の手が自分に・・・っていう疑心暗鬼の毎日
妻にはバレるが、愛人ならいざ知らず、売春クラブとはって軽蔑される
新聞記者にはバレまくって、ここいらが主人公の心理がサスペンスと言うことですよねぇ
記者の方は妻が己の肉体をざしだして事を収める
この奥さんにレナ・ヘイディ・・・旦那と一緒に政界を牛耳る野心家でして

で、ことは収まるんだけども・・・一旦覚えた味は忘れられないって言う男の性を見せて
彼はまたせっせとエスコート嬢通い
ってことで”罠”っていうより"蟻地獄'だよねぇやっぱし
レナ・ヘイディもしっかりとパイオツ見せてくれてはります

2015年製作、アメリカ映画
モーラ・スティーヴンス監督作品
出演:パトリック・ウィルソン、レナ・ヘイディ、ジョン・チョー、ダイアナ・アグロン、アレクサンドラ・ブレッケンリッジ、ペネロープ・ミッチェル、エレナ・サチン、リチャード・ドレイファス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする