MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ゆれる人魚

2018-05-17 20:37:44 | 洋画
実は、この作品ジャケット画像だけで「シェイプ・オブ・ウォーター」だと思って購入したのですが
帰宅してジャケット見ると風呂桶に浸かってる人魚に・・・
ってことで普段あんまり読まない裏面概略読んだら違う映画じゃないですか
改めて「シェイプ・オブ・ウォーター」の輸入盤は買い直して見まして
この映画はほっといたのですが
なんとこの映画のDVDが7月5日にリリースされる情報を掴み
改めて見ることに・・・
っていうのもなんだかレンタル屋さんではレンタルできそうな作品もなく
自宅の未見の山の消化に・・・

物語は、一応はアンデルセンの『人魚姫』をモチーフにしてるとは思いますが
我々の知ってる”人魚姫”の物語とは真逆な映画じゃないですか
もうエロとグロにナンセンスと言うか
映画の持ってるB級なエッセンスをすべてつぎ込んで
映画とは本来見世物であると言うことを改めて教えてくれる作品でした

なんとポーランドの女性監督アグニェシュカ・スモチンスカが
1980年代のポーランドに現われた人魚姉妹の運命を、
人食いグロ、人魚姫のハダカエロとなんと見世物小屋的な劇場演しものの
ミュージカルをはじめ様々なジャンルの要素を織り交ぜ、
シュールでポップなナンセンス映画と描き出した異色作品と言うか意欲作品でもある
主演の人魚姉妹を演じるのはマルタ・マズレクとミハリーナ・オルシャインスカ
と言う女優さんです
人魚姉妹たちは尾ひれの下半身が人間の二本足にも変身できるようですが
どうやってMake-Upしたのか人魚ですから二本足の付け根には生殖器はありません


水をかけるとその二本足が尾ひれに戻りますが、尾ひれになれば産卵する穴を性器のようにみせてくれます
で、見世物小屋での人魚たちはその変身もあり人気を博し、
人魚の一人はバンドメンバーの若い男にに恋をし
しかし、男は性器のない人魚とはセックスできないないと断り、
人魚は尾ひれを捨て二本足を移植する決断をします
人間のお姉ちゃんの下半身を切断し、自分の尾ひれを切断し
人間の下半身と接合するシーンとか結構グロい

一方もう一人と言うか一匹の人魚は恋愛ではなくて色気より食い気
ってことで肉食人魚なんでしょうねぇ、人間を襲い食べて欲望を満たします
臓物血みどろに食いまくるシーンはもうある意味ホラー映画のゾンビとおんなじ

人間に生まれ変わった人魚とミュージシャンですが、
いざ愛し合うことになって移植接合部分からの血に恐れおののき
そして、あっけなく普通の人間の女性と結婚してしまいますが
その結婚パーティで人間になった人魚は
ミュージシャンを愛するがあまり彼の首筋に噛みつき、
そして自分は泡となって消えてしまいます
ってなんでやねん

そしてもう一人の人魚は一人人魚として水に帰っていく・・・
結局、なんだこれはっていうのが正直な感想ですが
全体的にエロもグロも中途半端な感じが否めないダークファンタジーでした

エログロ中途半端ではありますが
一応は条件を満たしてるようですので
この映画一日1本エロチックな作品を見ていく企画にも合致してるようなので
この作品を一応普通の映画と併用で今日のエロチック作品の一本とさせてもらうことに・・・

2015年製作、ポーランド映画
アグニェシュカ・スモチンスカ監督作品
出演:マルタ・マズレク、ミハリーナ・オルシャインスカ、キンガ・プレイス、ヤクブ・ギェルシャウ、アンジェイ・コノプカ、ジグムント・マラノヴィチ、マグダレナ・チェレツカ、カタジナ・ヘルマン、マルチン・コヴァルチク、カタジナ・サヴチュク

日本公開用のポスター画像
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なっちゃんはまだ新宿

2018-05-16 23:12:53 | 邦画
なん何だこの映画は!?というのが、見終わっての正直な感想です。
大体映画の情報はほとんど入れない人なのですが
どこでどうチョイスしたのか?
いつも使ってるノートに「富美子の足」「悪魔」「神と人との間」「二十六夜待ち」
「ジェラシーゲーム」「私は絶対許さない」そして「なっちゃんはまだ新宿」
と言った邦画のタイトルが・・・
ここに書かないで棒線を引いて消された作品もありますがそれは今回は省略しましたが

こう言った邦画がDVDになったら見る予定の作品群でして
この映画もなぜにリストアップされたのかというと
出演者の一人に”ぱいぱいでか美”って言うタレントさんの名前を見つけて
見ようって多分思ったような記憶がうっすらありました
いやぁ、すごい芸名ですよね
確かに着衣ではありますが胸の膨らみはデカいお方でしたが
ただそれだけだった・・・多少なスケベ心は見事にはずされた

そして悪いことにこの映画結構意味わかんない作品だったけど
なんか言葉通りでない意味での面白い作品なんですよね
不思議な魅力を持ってる映画でした。

この映画の持ってる不思議な魅力にはまると一応は最後まで見てられるんだけど
人によっては苦痛でしかない映画でもあるようですね

同級生の男子生徒岡田クンに秘かな想いを寄せる女子高生秋乃、その岡田クンには他校に通う“なっちゃん”というと恋人がいて
その嫉妬心から生み出された幻の“なっちゃん”と織りなす
現実世界ではない妄想世界での奇妙な友情を育んでいくと言うのが前半の主人公と彼女を取り巻く高校生たちの青春映画に・・・
ってここまで尺の半分の45分ほどを使ってFI

暫し暗転の後にようやくFOしてのタイトルカットイン
そして主人公たちの10年後の生活が・・・
秋乃さんは見事に岡田クンと同棲中
そしてぱいぱいでか美さんの今ではマネージャーとして忙しく働いてる
見事に大人と高校生を演じ分けてる池田夏海さんが凄いなー
さすが女優さんちゃんと前半は高校生に見える

菅本裕子演じる妄想の中の高校生なっちゃんという存在が実にいいですよね
そして再び現れる社会人のなっちゃん・・・
妄想世界でのなっちゃんに再び振り回され新宿の町をアチコチさ迷う二人の姿が・・・

特にドーってこともなにもおきない映画にこれほど引き付けられたのも私としては珍しいコトですが
なっちゃんが秋乃の元から消えたことで一回り成長できたということでしょうか
監督さんはなんと若干22歳だそうで・・・

2017年製作、日本映画、「なっちゃんはまだ新宿」フィルムパートナーズ作品
首藤凜脚本・監督作品
出演:池田夏海、菅本裕子、河西裕介、POLTA、ぱいぱいでか美
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任侠ヤンキー DOUBLE MAX

2018-05-15 23:18:00 | OV
一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日の1本はこの作品、
いつ購入したのか全く覚えてはいませんが
制服JKが日本刀を構えた絵面に刺激されて中古屋さんで購入してるとは思える
ってのもこう言う作品って発行分が少なく発売年以降は絶対に新品は販売されない

こう言ったJK制服が銃や日本刀持たされる絵面は角川さんの例の作品からのパクりでしょうねぇ、インパクトあるし
って言うかこう言ったOVだとパッケージの絵面と内容が伴わない
ってのも十分承知してるんですが
この作品はそういった予想を遥かに上回るダメダメ作品

主演は絵面と比例しての見てくれはOKなAV女優の由愛可奈さん
演技は語ることは敢えてしませんが
そんな彼女にウリ二つのJKと二代目浦虎一家組長をさせて
プロットとしては所謂「乞食と王子」のお話

入れ替わってもどっちがどっちって見てる此方も区別がつかないほどの使い分けのメリハリがなくて
勘ぐれば劇中の登場人物たちもしまいにはどっちがどっちと区別つかないプロットを
見てるこっちにも味わって貰おうと言うのが
貝原クリス亮の意図だったの?かって勘ぐってしまうほど・・・

オープニング着物姿で二代目口上を述させるけど
着物の着方もぎこちなく、口上にもキレとメリハリのなさにもう見るの止めたくなってしまうけども
ここで最後まで見ないと今日のエロチック作品の記事が書けないという自転車操業の悲しさって言うか、何本目かな?由愛さんのOV

ヤクザの二代目はどこから見てもヤンキーと言うかレディース
それでいて特殊な世界で生きてきたので男性経験なしの処女
一方のJKは金銭的な苦学生ではあるものの数字に強く生徒会長と肉体関係を楽しむ

そんな二人が入れ替わって高校の危機と
浦虎一家乗っとりを防ぐお話と言った実にコマイ世界観のお話と言った中で
JKと組長として由愛可奈さんがお一人だけで濡れ場を演じてる訳で
これといってふくらまないプロットを我慢して見終わって
ようやくこの記事書いて今日のノルマを果たしましたが
ある意味苦しさしか・・・

2013年製作、日本OV、シネポップ作品
貝原クリス亮脚本・監督作品
出演:由愛可奈、三塚瞬、福天、木下広基、松田好太郎、飛田敦史
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あなた、そこにいてくれますか

2018-05-15 18:49:14 | 韓国映画
ここのブログにコメントをくださる同じgoo blogの”銀幕大帝α”の管理人ヒロ之さんが
この韓国映画をベタ褒めされており
タイムトラベルのお話のようだし、最近私自身映画だけにはまり気味の韓国映画と言うことで
是非見てみたいな・・・って思っていたのですが
地元のTSUTAYAさんが閉店しちゃうとGEOさんしかなくて
GEOさんの韓国映画を中心のアジア映画の新作の棚にはこの作品おいてなく

TSUTAYAさんの閉店の大きさを改めて痛感していたのですが
なんと私のうっかり・・・って言うか、いや違うな
韓流ラブロマンスのTVドラマの・・・そうなんです滅多にそのような棚には近づかないので
全く気づきもしませんでしたが、韓国TVドラマの新作のなかに
ポツンとこの作品導入されていまして
GEOさんも基本この映画がラブロマンスと言うことで・・・そこに置いたんでしょうか
見つけてレンタルしてきました

いやよいです、って何がいいかって
女優さんDDの私にはヨナ役のチェ・ソジンさんの美しさにもうメロメロです
どこからこう言った女優さんが生まれて来るのやら
もう彼女を救うためには・・・こっちまで恥ずかしながら感情移入しちゃって手に汗握って111分見いってしまいましたがな

冷静に今はなってますがSFで描かれるタイムトラベルのお約束ごと
すべてを無視したプロットにしても、もう突っ込みなんぞいれませんですよ
2015年から1985年の30年前にタイムスリップした主人公が
昔死なせてしまった恋人に一目会えたらと・・・
タイかどっかでもらったタイムスリップ可能な薬を飲んだら
なんと過去の自分に出会ってしまう

もうこれだけでお約束ごとは反古でんがな
さらに出会うだけならまだしも自分が何者かまで・・・
そんなにまでして会いたかったんかいヨナさんに
ってチェ・ソジンさんなら私も会いたいヨナ(汗

さらにヨナの命を救うためには未来と過去の自分が彼女の手術を共同して行うのだから、
かなりの掟破り
ってこれってフランス小説の原作を韓国に置き換えての映画化なんですね
どうりでロマンチックですが
愛するヨナの死を防ごうと過去の自分と未来の自分が奮闘する姿に泣ける、

原作ありきではありますがある意味恋愛映画の王道でもあるような
大体過去に見てきた韓国映画の恋愛ものって私の見たのはたいていが濡れ場のあるようなさくひんばっか
これほどピュアな作品ははじめてじゃないかな

戻れる薬が10粒なんですが本人が9回過去に戻って
最後の一粒で親友テホがラストに使うんだけど
ここだけ突っ込まさせてちょうだい
1粒は成分分析に回してるはずなんで最後の一粒って存在はないはず
そういう細かいことは忘れて映画の物語世界に浸ればいいのですが

youngヨナさんもいいですが、oldヨナさんもしっとりとした感じでこれまた素敵なお方でしたよねぇ

ミカンといい、イチゴといい日本から品種もらって独自改良ってちょっとしたネタに
にんまり・・・30年前の韓国って確か軍事政権でしたよねぇ

2016年製作、韓国映画(日本公開作品)
ホン・ジヨン脚本・監督作品
出演:キム・ユンソク、ピョン・ヨハン、チェ・ソジン、キム・サンホ、アン・セハ、パク・ヘス
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オリエント急行殺人事件(2017)

2018-05-14 20:04:41 | 洋画
地元のTSUTAYAさんが閉店しちゃうと作品の導入本数が格段に少ないGEOさんに
TSUTAYAさんのお客が流れてしまうため新作のレンタルが実に窮屈になってきて
GW中常にレンタル中だったのがようやくレンタルできるようになって来ましたが
Blu-rayで見たかったなぁ

何十年ぶりでしょうかアガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」の映画化
大体コナン・ドイルとかアガサ・クリスティの作品と言ったら推理小説ファンという人たちの通過儀礼としては彼や彼女の全作品は完全に読んでいるだろう
と言うことでドイルやクリスティの作品は何度となく映画にTVドラマと製作されており
大抵の人は推理小説のタブーとされてる結末を知らない人は99%いないだろうけども
結末知ってても映像化されつづけ
かつ人々が映像を見るというのはプロットを楽しむのかなぁ

ドイルのシャーロック・ホームズの推理の冴えは誰もが知ってるから
ガイ・リッチーは設定だけいただいて完全なアクション映画にシャーロックを置いて成功させてる訳でして
じゃポワロはどうなんでしょうか
っていうコトで相変わらずのこの映画ではオールスター出演で見せてくれる映画にどうしてもならざるを得ないわけで
結末知っててもお客が見に行く要因はそれぞれの役者の見せ場を与えて楽しませる映画にするけど

今回は灰色脳細胞ポワロさんを演じてるケネス・ブラナーが監督も兼務と言うコトで
映画に動きをと言うことで多少のアクションをも加味していますが
監督兼務と言うことである意味豪華な役者を揃えた割りには
なんだよワンマン映画になってるじゃねえか
オープニングのエルサレムだっけ、所謂掴みっからポワロ喋る喋る

こんなに喋るポワロって・・・クライマックスの謎解きにしても
なんだろうなポワロの台詞でもう映画全体を説明しちゃってる・・・って
よく言えばあまりにも能動的
悪く言うならミーハーポワロっていうのがあまりにもいただけない

さらに言うならば、これも時代だから仕方ないんでしょうけども
Blu-rayでの鑑賞ではなかったもののCGが安っぽ過ぎ、動きの少なめの映画ってCGの粗しか見えない
コミック作品の実写化キャラクターだとその動きを追っててCG見過ごすのが常なのですが

こんな饒舌なポワロさんが再びナイルをやるんですかねぇ

2017年製作、アメリカ映画
ケネス・ブラナー製作・出演・監督作品
出演:ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、ジュディ・デンチ、ジョニー・デップ、ジョシュ・ギャッド、デレク・ジャコビ、レスリー・オドム・Jr、マーワン・ケンザリ、オリヴィア・コールマン、ルーシー・ボーイントン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、セルゲイ・ポルーニン、トム・ベイトマン、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー
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ロダン カミーユと永遠のアトリエ

2018-05-13 22:10:22 | 洋画
昔、イザベル・アジャーニ主演で「カミーユ・クローデル」っていう映画を見てますので
ロダンとカミーユとの実らない二人の愛の物語の概要はそれなりに一応は認知しております
破局の果てに精神的に病んでいくカミーユをアジャーニが熱演していましたが
今作品はロダン没後100年記念作品と言うことで
この二人の関係を中心に描かれて行きますがあくまでもロダンの視点
ロダンの苦悩、葛藤が映画の主題です

1880年に"地獄門"の製作を依頼された時から物語が始まりますが
カミーユはかなりなロダンの高弟の位置づけなんですね
高弟でもあり、愛人でもあり、芸術的にも信頼のおける相談相手
実際に知識にも乏しい内縁の妻もいるものの、ロダンはカミーユの芸術家としての才能にも心服を寄せて居てそこから肉体関係が始まったようですが・・・

映画はアトリエでの作業を中心に描かれて行きますが
ロダンの家庭風景も点綴されますし
カミーユとのベッドシーンも描かれるし
ヌードモデルたちとのやり取りやモデルとの肉体関係もしっかりと描いているのですが

ちゃんとカミーユとの結婚契約書のエピソードも入っているのですが
芸術家のことはよくこっちもわかり兼ねますのでモネやなんかとの芸術家同士のお話とか
ある意味退屈になりがちな2時間なんですが
そこは映画ですからモデルさんのオールヌードやカミーユとの濡れ場等を上手に配分して
ねオチを防止?してくれてはります

最後に日本語の台詞も聞こえます
日本人のモデルさんのフロンタルヌードが見たかった(笑
そして、ロダンの作品はいかんせん日本で重宝されてるようで
鉾根の森彫刻美術館のシーンで映画は終わるのでここでも
"だるまさんが転んだ"って、子供は正直やからある意味ロダンより
"花より団子"ってことなのね
さて天国のロダンはこの現実をどう見ると
っていう終わり方が実にいい

2017年製作、フランス映画
ジャック・ドワイヨン脚本・監督作品
出演:ヴァンサン・ランドン、イジア・イジュラン、セヴリーヌ・カネル、ベルナール・ヴェルレー、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ロラン・ポワトルノー、マグダレーナ・マリーナ、エドワード・アクロート
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モーターラッド

2018-05-12 18:08:48 | 洋画
これもヒューマントラストシネマ渋谷での恒例好評の企画興行
<未体験ゾーンの映画たち2018>で上映されたブラジル映画
そして日本版でのレイティングはRー15と言う作品なんですが、エロではありません

近未来のブラジルのどこか・・・どこでも同じように近未来って言うと
なんでこう判で押したように荒廃した荒野になるのかなぁ
そんな近未来の世界でバイカーだけが登場する映画です
それも追われるバイカーと追いかけて殺しまくるバイカー
この二種類の人間しかでて来ません

そして追われる側と言うか殺される側はなんのために追われるのか
殺されるのか全くわからぬまま
そして観客もこの狩られるキャラクターと同様映画はなんの説明もしてくれません
ただただお90分間主人公の少年?同様、何故追われるのか、
追ってくる相手が誰なのか全くわからないというシチュエーションの積み重ねで終始します

先に見た同じく<未体験>映画の「ジャッカルズ」では襲われる理由がありましたが
この映画では気づいたらもう一組のバイカー集団が居て
訳もなく襲って来ると言う・・・ここまで何らかの時代背景なりの説明もないままです

理由付けがないままの映画って見てるこっちがイライラしてくるんだよね
そしてその観客のイライラは是非映像で解消シテクダサイと言わんばかりに
襲う側の殺しがなんと首ちょんぱなんですよ
それでRー15指定な訳ね
ただ首ちょんぱが引き絵なんで切り株ファンとしては逆効果でさらにイライラが募る結果なんですけども・・・

追いつ追われつのスリリングな展開でもないまま
そして追う方は全く台詞もなけりゃフルフェイスのメットも取らない
一体監督さんは何が言いたかったんだ
数回ねオチしそうになりました

2017年製作、ブラジル映画
ヴィセンテ・アモリン脚本・監督作品
出演:ギリェフメ・プラテス、カフラ・サーリ、エミリオ・ダンタス、パブロ・サナビオ、ジュリアナ・ローマン、ホドリゴ・ヴィヂガウ
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ジャッカルズ

2018-05-12 02:44:05 | 洋画
家族がカルト集団に襲われるだけの映画
「ソウ」シリーズのケヴィン・グルタート監督が、
80年代に実際に起きた事件を元に描くホラー映画ってことと
<未体験ゾーンの映画たち2018>にエントリーされたコトからレンタルしてきましたが
冒頭"based on a true event"のスーパーがでます

さらに本筋とは関係のない一家惨殺シーンから始まりますが
これって本編とどう関わって来るのか最後まで見ても私にはわからなかった
ジャッカルのお面を殺しの後に被るんだけど・・・
お面繋がりっていうのか、一体カルトの親分誕生ってことなのか
いかんせんようわからなかった

お久し振りのデボラ・カーラ・アンガーさん、「クラッシュ」のヘアヌードが懐かしい
もうこんないい年齢になられて、今回はおばあちゃん役でっせ
年取られて顔が一層恐くなられ、この睨みだけでジャッカルズを撃退できそうなのに
あっさりと殺されてしまうのね

あっさりと言うたら、カルト集団からこの家族の洗脳された息子を奪還し
ジャッカルズに囲まれても怯まずに立ち向かい
家族の支えになるのかなぁ・・・っていううちにあっさりと殺される元海兵隊
これは肩透かし食らいましたがな

ってことで次男をカルト集団に洗脳された父母と兄に次男の彼女とその赤ん坊の家族が
元海兵隊に依頼して次男をカルト集団から奪還し
洗脳から解放させようとするところに
次男を返せとカルト集団がジャッカルのお面を被って家族を襲ってき
一人また一人と殺していくお話ですが

なんと洗脳された次男を残して家族が殲滅されてしまう
っていうような終わり方でして
確かに史上最悪なバッドエンドにちがいないですが
たが”based on a true event"っていうコトですので
誰がこの事実を後世に伝えたのでしょうか?
これまた?ですけども、
家族が殺されていく様を見ていた次男が洗脳から解放されたようでして自らカルト集団に戻っていきましたけど・・・

殺し方、襲い方どれをとってもなんか中途半端だったし
カルト集団って一体何者?
全然説明もなんもないし、見てるこっちも全く怖さも不気味さも感じない映画

2017年製作、アメリカ映画
ケヴィン・グルタート監督作品
出演:デボラ・カーラ・アンガー、ベン・サリヴァン、チェルシー・リケッツ、ニック・ルー、ジョナサン・シェック、スティーヴン・ドーフ
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ノクターナル・アニマルズ/夜の獣

2018-05-11 19:39:50 | 洋画
5月9日にリリースされた日本公開映画
そんな興味がなかったのだが、スーパーマンでのクラーク・ケントの彼女ロイス・レインを演じてるエイミー・アダムスが主演と言うことと
GEOさんではBlu-rayが一枚導入されていてレンタルされていませんでしたから
それじゃ・・・ってレンタルしてきましたが

オープニングにはなんだこのグロテスクな映像の洪水は・・・
もうここから度肝抜かれてしまいましたが、この映画のオープニングは二度とは見たくないけども
なぜか記憶に残ってしまうんだろうなぁ悪夢として・・・
そんなショックからすぐに立ち直れる豪華な映像の連続に
映画の世界観に引き込まれていくと

実はこの映画主人公エイミー・アダムス演じる大金持ちの画廊のオーナーであるスーザンの現実世界と
彼女と20年前に別れた前夫が読んでくれと送ってきた『ノクターナル・アニマルズ』と言う小説のストーリーを映像化した小説の世界と
その小説の影響でスーザンが思い出す20年前の記憶の断片の
三つの世界観がひとつ映画としての構成になっており
116分だかの尺の60%くらいは小説のストーリーとして消化されていまして

その小説の主人公と、20年前の小説家志望のスーザンの夫の二役をジェイク・ギレンホールが演じてる
一応小説の映像化はスーザンの脳内映像の具現化であるための結果なんですけども
それが実に効いている映画だったようですね

小説世界観にはそれなりにストーリーとしての起承転結が確りと
あおり運転の若者とハイウエイで揉め
妻とハイティーンの娘を拉致され、あげく強姦致死させられた男が
末期がんの警部と一緒に法で裁けぬ悪を自らの手で復讐するお話になっており

現実世界のスーザンの夫の浮気とか
20年前に彼をだまして今の夫との浮気とか
お話としては小説の映像化世界観が実に面白いのですが・・・

今まで何もできないと捨て去った男の小説のできから
己の過去の生き方と枯れへの仕打ちに対するスーザンへの20年後の彼の復讐だったのか
そんな余韻を残して映画は終わります
現実世界の映像の美しさが実にモダンアートを見てるような感じで

映像の使い分けで3つの世界観が分かりやすくなっていたのも作者の意図だったのかなぁ
見て損のない映画ってのはこう言った映画を云うんだろうな

2016年製作、アメリカ映画
トム・フォード製作・脚本・監督作品
出演:エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール、マイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソン、アイラ・フィッシャー、エリー・バンバー、カール・グルスマン、アーミー・ハマー、ローラ・リニー、アンドレア・ライズブロー、マイケル・シーン、ゾウイ・アシュトン
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義母たちの誘惑 禁断DELUXE

2018-05-10 20:50:01 | OV
一日1本エロチック作品を見ていく企画
本日の作品は”お義母さんとの同居生活、妻には内緒の体験記”のオムニバス作品と言うか
蒲原生人監督が多分Rー18レイトで製作した義母との性愛を扱った三作品から
メインとなる義母との性愛の濡れ場を集めた禁断DELUXEシリーズを
GEOさんから2レンタルしてきましたが、

先月からTSUTAYAさんが撤退すると言う
私にとっては青天の霹靂なるアクシデントが起こり
こう言った邦画や洋画のエロチック作品はレンタルに制限がかかってしまいますが・・・

まずは艷堂しほりさんの「義母のススメ 妻の母」から
できちゃった婚で実家に同居を条件に新婚生活を始めるものの
あんまり新妻にかまってもらえないマスオさんの津田篤さんが
妻のお父さんは単身赴任と言うことで義理のお母さんと・・・

艷堂しほりさんこれじゃいけないと夫を口説き落として娘夫婦にマンションを購入するようにして関係を断つ

続いては浅井舞香さんの「湧きデル甘汁義母愛 強制輪姦」から
こちらは妻に先立たれた父子の元に後妻として入ったものの
夫も病死して、今では血のつながらない義理の母として高校生の息子と同居中であるが
他の男と結婚を前提に肉体の渇きを満たしているものの
息子は義母を離したくなく友人たちに頼んで輪姦して、そのときの写真をネタに
結婚を諦めさせるのだった・・・

三作目は山口智美さんの「妻の母と同居します 愛欲に溺れた性活」
夫を亡くし娘夫婦の家に同居することになった朱音
娘は仕事一筋のため義理の息子の身の回りの世話をするうちに
義理の息子の方が義母に熱をあげて

妻の海外出張中についに一線を越えてしまい、その関係を断ち切るために母親の方が
家を出ていくことに・・・


前にもこのような禁断DELUXEとして「友達のお母さん」ってのもみましたが
そちらは成就することで少年が成長して羽ばたいていくというものでしたが

こちらは関係を断ち切るためにはどちらかっても
娘のために母親がみを引くしかないんだよね
これらいつの作品なのか劇中で使われるのはガラケイでしたが・・・
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