MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

日本極道戦争 第二章

2019-04-24 21:50:11 | Vシネマ
26日まででレンタル休止になるんですけども
24、25日レンタルリリースの作品も他店で使うんでしょうが
5月4日までで完全閉店になるGEOさんですがオールイン作品の25日レンタル分を導入してくれていたのは意外でした
って、多分導入されないだろうって「ファンタスティックビースト」とハゲオヤジの「ミスター・ガラス」などは購入予約をいれており昨日「殺る女」と一緒に購入しちゃいましたがな

ってことで「日本統一33」を含んで今月のオールインリリース作品をセットレンタルしてきましたが10年以上も前の作品をも再発売してるようですねぇ

ってことで「制覇」シリーズの終わった小沢仁志主演の長期新シリーズになっていくのでしょうか「日本極道戦争」の第二弾です
前作では、西日本最大の大阪神征会三代目会長の矢島が突然引退を宣言したことから
京都、神戸、大阪のそれぞれの会派が四代目跡目抗争をはじめて
なんと三代目がヒットマンにはじかれた事から
跡目争いの疑心暗鬼に陥っていた各会派の混乱は・・・
ってとこで終わってましたが

今作では神征会内部に、会長のタマを狙った裏切者がいる・・・誰もが互いを疑い、疑心暗鬼の睨み合いを続けてそれぞれがヒットマン探しに奔走していく姿を軸にしてのそれぞれの若者たちの抗争に加え、各会派の上下間にも思惑にズレが・・・

で結局、色々と思惑が渦巻くだけ渦巻いただけで、四代目には誰がなるのかってことでお話の展開は日光の一駅手前のイマイチという
結局は小沢仁志がヒットマンを捕らえ裏切り者をあぶり出すものの

なんと姑息な三代目は引退やめーたってオチも何だ?

2019年製作、日本Vシネマ、コンセプトフィルム作品
柿原利幸監督作品
出演:小沢仁志、阿部亮平、仁科克基、島村みやこ、武田幸三、北代高士、白石朋也、吉田由一、友和、島津健太郎、桝田幸希、桑田昭彦、吉田祐健、宮本大誠、上西雄大、城明男、速水 今日子、佐田正樹(バッドボーイズ)、殺陣剛太、岡崎二朗、リー村山、赤井英和、螢雪次朗
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殺る女

2019-04-23 23:19:32 | 邦画
映画の情報は殆どいれないので、この映画に武田梨奈が久々に
アクション映画に出演するんだと言う事でDVDの発売を期待をして予約をいれており
いち早く見たいと無理して取りに行って早速鑑賞したのですが
これドイヒー
なんと彼女の特性であるアクションは完全に封殺されていた(汗

韓国の女性アイドルグループKARAのメンバーだった知英を主演にした女殺し屋のお話でのバイオレンスアクションっていうのと国際色豊かな俳優陣を揃えたキャスティングといってるんだけど、それほどの著名人はヒロインの知英が殺す相手がなんとニコラス・ペタス
なんと武器無しで娼婦に化けて素手とハイヒールで殺すなんてあり得ねえだろう

ヒロインの殺し屋の愛子は、幼い頃、両親を目前で殺した腕に"サソリのタトゥ"ーを入れた男を探しながら殺し屋稼業を続けてるんですが
両親を殺された後のヒロインのバックボーンは語られない
そうなんですよね依頼人とかエージェントとかまるっきり出てこずに
なんでこの人物を殺すのかってのも語られない

一方、孤児院育ちで元暴力団員の加賀は、妻と娘と平穏に暮らしていたが、
孤児院時代の暴力団幹部に嵌められ、再び暴力の世界に足を踏み入れる事になる
そんな俊介が家族を人質に麻薬取引に荷担させられて
その現場にヒロインの女殺し屋が現れて加賀以外を抹殺するのですが
一瞬加賀に腕にあるサソリのタトゥを見てとった愛子

そして加賀には妹がいて、二人は施設育ちだったのね
そうなんですよねその妹に武田梨奈さんですが、お仕事はなんとナース
で、医者が好きなんですが彼はミーハーなナースと・・・ってことで
コンパで誘われた男と寝るんですが、ヤ○マンと言われてしまい
兄から預かった荷物の中には拳銃が・・・
そして目の見えない兄の娘の前でヤ○マンっていった男と
ミーハーナースと医者を射殺しちゃうものの・・・
 
アクション映画と銘打った作品に武田梨奈を起用したものの
なんと彼女の本当の見せ場はベッドシーンだけ。
確かに銃は撃つもののなんと映像的には銃のトリガーに指をかけるだけ、
と言う使い方は、ある意味監督のアクションできる女優さんにアクションさせないっていう意図はわかるんだけど
武田梨奈目的で見に来てるお客さんには完全な鷺でしかない

知英は確かに綺麗だし、カッコよくスタイリッシュな殺し屋を演じてはいるものの、ただそれだけ
それぞれに身の丈にあった役でキャスティングして欲しかった

子役は一人二役で殺し屋が自分とおんなじ女の子を生んでしまったようですね
巻頭と結巻の劇画は「キルビル」へのオマージュかな?

2018年製作、日米合作映画、「殺る女」製作委員会作品
宮野ケイジ脚本・監督作品
出演:知英、武田梨奈、駿河太郎、篠原篤、藤田りんか、ニコラス・ペタス、中尾隆聖、黒田アーサー、サヘル・ローズ、和希沙也、松本大志、日向丈。水石亜飛夢、シャリース
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好色元禄(秘)物語

2019-04-23 20:18:26 | 邦画
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本はいつだったか東映チャンネルの深夜枠でOAされていたものの中から
「ウルトラセブン」の"アンヌ隊員"だったひし美ゆり子さんが一躍ハダカでブレークした作品。

68分の掌品であるけど田中陽造が脚本を書き関本郁夫がメガホンを撮ってる。
従って人間が上手に描かれていて
さらに出演してる方々が上手なので見るに堪えうるジャパーニーズポルノ
というかポルノ時代劇である

あえてポルノ時代劇と書いたのはプログラムピクチャーの
スタジオシステムが崩壊して日本映画自体時代劇が少なくなってる
つまり大道具・小道具・衣装に結髪と制作費を大幅に取られる時代劇映画は必然撮れない時代になってるということで
東映京都撮影所だから撮れた快作といっても過言ではない。
京都だけあって開巻と結巻の竹藪ロケとか
セットだけでなくロケでも地の利を生かしてる

まずはこの映画を見たときびっくりそして快哉を叫んだのは
狂言回しとしてでてくる小坊主(といってももういい大人だけど)の西鶏(さいけい)クンが、
色々と世間を見、男女の秘め事や人間の欲望を己の実態と把握して
主人公のお夏さんに、筆降ろししてもらって
坊主を辞めて生きてく決意を固め
「鶏」だから空を自由に飛べない
「鶴」なら自由に大空を舞える
と、このときに名前を西鶴(さいかく)にあらためると独白した時

田中陽造さん思い切った脚本本を書いてくれましたね
この映画一応井原西鶴の『好色一代女』をモチーフにしてるということで
狂言回しを尼さんの問わず語りから
小坊主に変換して、さらにその狂言回しを実在の人物である西鶴にまでしてしまうとい捏造
脚本家冥利につきる脚色力ですよね

当時流行していた潮吹きの場面で名和宏さん
この人は本当にこういう場面でも全力投球する人で
硬軟両方使えるの強みですよねぇ

汐路彰さんがエロ坊主好演
川谷拓三さんと橘麻紀のこういった東映ポルノとかプログラムピクチャーでの息のあったかけあいはこの映画からかしらねぇ・・・

1975年製作、日本映画、東映作品
関本郁夫監督作品
出演:ひし美ゆり子、橘麻紀、山田政直、名和宏、川谷拓三、北村英三、三井マリア、汐路章、室田日出男、志賀勝、片桐竜次、笑福亭鶴光、窪園千枝子
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目撃者

2019-04-22 23:10:40 | 韓国映画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2019>で上映された韓国映画
韓国映画の面白さを詰め込んだサスペンス映画です
リーマンの普通のオトーサンが偶然に殺人事件を目撃してしまいますが
自分の家族を守るために目撃者として名乗らずに殺人者と対決するだけのお話でしたが

その物語の中には、韓国の現代社会の抱える希薄化していく人間関係とか、
無理に自然を拓り開いて開発した高級マンションの地形的な危うさとか、
警察の権力思考とその無能さの問題があるような社会事情を織り込んでいるんですね
ってことで先程人間関係の希薄て書いたんですが

この主人公が住み始めたマンションっていうのは、ある意味中間富裕層でしか買えない代物
ってことでなんとマンション前で殺人事件が起きても
マンションの価格が下がるからっていう理由だけで
婦人会が事件に関して警察には見ざる聞かざる言わざるの署名まで
ってことでなんとただでさえ無能な警察の捜査は進まず

主人公でさえ見ざる聞かざる言わざる・・・ってのも家族に害が及ばないようにっていうのもあるんだけど
結局は犯人にいいようにもて遊ばれ状態

主人公の職業がリーマンってことですが、なんの職種かよくわかんないだけど
何となく保険関係ではないかってオープニングで思わされるのと
殺人犯の執拗な追跡とか、殺人にいたる動機が最後までわかんないですよ
映画自体では殺人鬼で片付けているし
なんと宅地造成のために拓り開いた山が鉄砲水で・・・って一杯遺体が出てきたりと
実に韓国映画の世界観でしたが

あれほど気弱なオトーサンが殺人鬼とのタイマン勝負ってありなんかなぁ
ラストシーンでの主人公のオトーサンがマンションに向かって
”助けて下さい”って真夜中に叫ぶものの、マンションの誰一人出てこない
かほど韓国の人間関係は希薄て・・・
ラストは秀逸でした

2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
チョ・ギュジャン監督作品
出演:イ・ソンミン、キム・サンホ、チン・ギョン、クァク・シヤン
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パージ:エクスペリメント

2019-04-21 22:54:24 | 洋画
「パージ」、「パージ:アナーキー」、「パージ:大統領令」の3部作そして
まだ見てないんですが海ドラマ「パージ シーズン1」と結構続いている

近未来のアメリカ、政権は“アメリカ建国の父”を名乗る新政党(NFFA)が政権を握っていて
NFFAは、国内の犯罪率を1%以下に抑えるために
一年の一晩だけ、午後7時から翌朝7時までの12時間は、殺人を含む全ての犯罪が合法となり罪に問われないという法律"パージ法"の発動です。
そして上記に書いた作品は”パージ法”施行後の人々に起こるお話でしたが

その「パージ」シリーズの最新作のタイトルは「the First Purge」そうなんですよね
"パージ法"を法制化するためになんと実際にある場所を設定して1晩だけ実験を行おうということに・・・
しかし、反対デモが勃発するものの孤立可能なニューヨークのスタテン島内だけに限って
実験(エクスペリメント)行われる事になると言うことで
邦題は「パージ:エクスペリメント」ってことですか
と言うことで第一作の前日譚になるんですけどもね
輸入屋さんで見つけたものの、4KUHDの環境ではないんですが、2DBlu-ray同梱ですので
やっぱ見たいので購入しちゃいました、いつか4K環境になるかも知れないし

なんとこのニューヨークのスタテン島っていうのは、殆ど黒人と白人の低所得者層しか住んでいなくて
っていうのも実は孤立できる島っていうだけでなく、犯罪者の温床ってこともあったようですが
国が排除に選んだのは悪人ではなく低所得層でしてここいらも実は前作品シリーズのテーマをしっかりと受け継いでいるんですね
貧乏人を国が助けるどころか殺しを目的の実験だったんでしょうけども
そんな裏を知らない島民は生き残ったら5000ドルを貰えるってこともあったりして
実験の日を迎えるんですが

ってことで黒人のストリートギャングのディミトリーっていう男が
島民を一人一人と殲滅しに来るネオナチの完全武装の殺人部隊に一人敢然とたちむかっていく
ある意味後半はもう戦闘場面の連続でして
結構楽しめる作品となっていましたねぇ
ただし、クライマックスのケレンはあっけないです

6月に日本公開予定だそうです

2018年製作、アメリカ映画
ジェラード・マクマリー監督作品
出演:マリサ・トメイ、レックス・スコット・デイヴィス、イラン・ノエル、ルナ・ローレン・ベレス
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LADY NINJA ~青い影~

2019-04-20 23:47:59 | 邦画
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は現代版くノー映画「LADY NINJA ~青い影~」ですが
一応主演がグラビアアイドルの葉加瀬マイさんと、お父さんがあの赤井英和の娘さんでプロレスラーの赤井沙希さんということで
一応ウリはセクシーアクション映画ってことでしたが

エロチック作品と言えるのはLADY NINJAのお一人っていっても3人しかおらへんので
そのお一人であるしじみ姐さんが脱ぎ専でご出演
任務でちゃんとファックシーンをピンク男優でもあるけーすけさんと息のあったエッチシーンは流石です
ってことで一応本日のエロチック作品の一本に勝手に認定

お話としては、大不況に陥って破滅的な財政破綻に陥り、治安が急激に悪化した近未来の日本
弱体化した日本政府に代わって台頭したのが巨大多国籍企業、黒田財閥
表向きの正業の裏では人身売買や人体実験を繰り返しているという悪徳企業噂も囁かれていた
その真相を確かめるべく、政府が結成したのが特殊任務部隊”GOKURAKU”
そこに所属しては探索任務に当たるのが”LADY NINJA”と言うことで

ただし、国家機関であるものの長官と管理職と実動部隊の”LADY NINJA”が3人しかいない
さらにその長官にはルー大柴だし、実動部隊の一人である葉加瀬マイ演じる亜矢ってのが長官の娘っていう設定

でもしじみさんは裸要員ですし、赤井沙希は格闘家だしってことで葉加瀬マイ
それなりにアクションでは頑張っていましたよ・・・って絡むスタントマンとかにも助けられてのことですけども
さらに言わせてもらうとアクションだけに登場してくる亜紗美姐さんとハヤテさんに十分に助けられたようです

一応葉加瀬マイにもシャワーシーンとかがあって
脇乳チラっと見せてはくれてはるんですがそこはグラビアアイドル乳の先っぽはNGなんですねぇ

鳥肌実の怪演とけーすけの濡れ場になんか持っていかれた作品でしたが
この映画途中で終わってますやん!!
多分最初から続篇ありきの製作だったんでしょうけども
思ったより当たらんかったってことで続篇中止になってしもうたって言うことなんかな
私個人的には中途半端なんで続編作ってほしいんだけど


2018年製作、日本映画、映画「LADY NINJA」製作委員会作品
藤原健一監督作品
出演:葉加瀬マイ、赤井沙希、鳥肌実、坂口征夫、阿部祐二、ルー大柴、岡元あつこ、しじみ、和合真一、竹本茉莉、けーすけ、亜紗美、ハヤテ
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エリザベス∞エクスペリメント

2019-04-20 19:42:49 | 洋画
何日か前に「バタフライ・エフェクト レイプ∞リベンジ」っていうエロチックOVを見ましたが
この作品はタイトルが示すようにループ地獄から抜け出そうとするヒロインのドラマでしたが

この作品の邦題にも”∞”がついてはいるものの、ある意味繰り返しではあるんですが
ヒロインがループ地獄に陥って
っていうわけではありません・・・ってジャケットの画像でネタばれしてますからいっちゃいますと
ヒロインはクローンでして、そのクローンの何体かが同じ展開を繰り返していくと言う
今年の<未体験ゾーンの映画たち2019>にて上映された1本です

そうですよね”入っちゃいけない部屋”そんな言い方されたら、人間誰だって
入りたくなるに決まっってますよね
ってことで若く美しいエリザベスと、夫ヘンリーを乗せた車は、美しい山の中にある豪華なガラス張りの邸宅に到着しました
花嫁をお姫様抱っこで屋敷に入ったヘンリーを使用人のクレアと、ヘンリーの盲目の息子オリバーが迎え入れます
新婚初夜を無事終えてヘンリーは家中を案内したときにある扉の前で先の言葉を言い
それ以外はすべて君のものだと・・・

ヘンリーの留守に家中探索していたエリザベスは禁を破り
部屋に入って見つけたものは冷凍保存されてる自分の姿だった・・・ってことで
部屋に無断侵入したことが知れてエリザベスは無惨にもヘンリーに惨殺され地中に埋められます

そして6週間後再びエリザベスとヘンリーは新婚の車中で・・・
再び豪邸にての禁断の入室っていうわけで”∞”がついてるんですね
ってことで6体あるエリザベスのクローンが新婚の体験をしていくうちに
クローンであるエリザベスが人間として自我が芽生えての
夫への反乱モノという流れに・・・

映像的に美的な色彩効果もあったのと
なんといってもヒロインのクローンを演じてるアビー・リーの人間離れした美しさで
映画は十分に堪能できる作品でしたが
使用人と思っていたクレアはヘンリーと同じ科学者であり、妻であるエリザベスが死んでクローン作成の助手であり性的に関係を持っていたりとか
実際息子自体もクローンであったり
そのクローン息子がクローンである母親のクローンエリザベスに恋心を抱いていたりと

山中の豪邸で起こるワンシチュエーションSFサスペンス
しかも5人しか登場して来ないかなり奇妙で面白い作品でした

2019年製作、アメリカ映画
セバスチャン・グティエレス監督作品
出演:アビー・リー、キアラン・ハインズ、カーラ・グギーノ、マシュー・ビアード、ディラン・ベイカー
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警視ヴィスコンティ 黒の失踪

2019-04-19 19:20:48 | 洋画未公開
WOWOWのジャパンプレミア枠でOAされた後にDVDスルーされた
ヴァンサン・カッセル主演のミステリー作品でしたが
フランス映画特有のノワールものとは違い実に地味な作品であるものの
映画のプロット自体が観客をミスリードって言うか登場人物をもミスリードしていくので
ラストのオチの衝撃がかなり効いて来るんですが・・・
それにしても主人公のヴァンサン・カッセルが実に汚ない(色んな意味で)のが実にフランス映画らしくて良かったかな

ある朝高校生の少年が忽然と姿を消したと母親から警察に届けが出される
この事件の担当刑事ヴィスコンティは思春期の少年であるから家出かもと
捜査はもう二、三日待つべきと一旦預かるものの

個人的には別れた女房についていった息子が麻薬密売関わってって言う問題を抱えていて
プライベートでは仕事中だろうがなんだろうが酒浸りであった
しかし、失踪少年の高校から生徒の2、3人がISISに参加するといなくなったっていう報告を受けて
俄然この事件が単純な家出では無く失踪事件の可能性が高いとなって捜査が始まるんですが。そこに、少年の家庭教師だったっていう同じマンションの男が現れ
その男はヴィスコンティの捜査に しつこく付きまとうものだから
ヴィスコンティは その男への疑惑を深めて行く

まず、酒浸りの警視ヴィスコンティのキャラクターが少々度を越していて
自分の息子は釈放させるは、なんと失踪少年の母親に横恋慕して捜査にかこつけて
悲しみに暮れてる母親を無理矢理犯して
あげくあの行為は本心だとか言ったり
って言うか、確かに悲しみに暮れるサンドリーヌ・キベルランの佇まい自身
見てるこっちもそそられるものの、刑事としてはあるまじき行為で

まあ話が進むにつれて、この母親の彼に犯される心理ってのも何となく見えて来てたりするんですが
やっぱこう言う役はヴァンサン・カッセルの真骨頂でしょうかねぇ

先程悲しみに暮れるサンドリーヌ・キベルランの佇まいがそそられると書きましたが
私個人的には家庭教師の奥さん役のエロディ・ブシェーズのファンですので
彼女のこの映画に登場してくるキャラクターの中では一番まっとうなキャラクターには満足しちょります

さて結局、警視の息子の麻薬の密売の話しはいつのまにかどっか行っちゃってしまっていましたねぇ
ヴァンサン·カッセルとロマン・デュリスとの演技のせめぎあいを見る作品であったんですね

2018年製作、ベルギー・フランス合作映画
エリック・ゾンカ監督作品
出演:ヴァンサン・カッセル、ロマン・デュリス、サンドリーヌ・キベルラン、エロディ・ブシェーズ、シャルル・ベルリング、アフシア・エルジ、ジェローム・プーリー、フェリックス・バック
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ボヘミアン・ラプソディー

2019-04-18 23:51:26 | 洋画
昨年一番の世界的にヒットした作品であるし、
アカデミーでも4冠得ている映画
大抵はこういったヒットした作品はコレクションの一部として購入するんですが
ロックバンドの音楽映画っていうことでレンタルにしてしまいましたが
単なるロックバンドの音楽映画ではなかったようですね

普通にこういったロックバンドの音楽映画っていうとステージ前やレコーディング時にドラッグユースや女性とのセックスシーンが挿入されるのが常ですが
この映画は一切そういったシーンは皆無
っていうのもフレディに女はいるものの彼はゲイであって
事実HIVで早世してるんですが
そういったシーンも排除しての彼の生きざまをドラマにした作品だったのね

オープニングの1985年のライヴエイドの登場シーンがすごい
何万人の観客ってCGだったのか現実のライブ映像との合成だったのか
実に圧倒される映像を一番に見せられて

そこから私みたいなQueen素人にも十分満足できる作品となっていて
ヒット曲制作秘話であり、Queenのサクセスストーリーでありながら、
裏のテーマとしてはLGBTのテーマを内包させていつつ
その裏テーマの押し売りでもないところが実に上手いプロットなんですねぇ

フレディの苦しみとか孤独は、映画に重苦しい空気を作ってゆくんだが
それらを吹き飛ばすカタルシスがクライマックスの
ライヴエイドにおけるクイーンのパフォーマンスと何万と言う観客との一体感なんですねぇ
こう言う映画こそ爆音上映で鑑賞すると感動が倍増するんだろ

見終わって一応調べて見るとフレディ以外のメンバーの描写もあった方が・・・っていうのもありましたが
先に書いたように裏のLGBTのテーマで描いてる訳なので
これでいんだろうなぁ

2018年製作、アメリカ映画
監督:ブライアン・シンガー
出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョセフ・マッゼロ、エイダン・ギレン、トム・ホランダー、マイク・マイヤーズ
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ネトラセラレ3~愛~

2019-04-18 21:44:03 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は三上悠亜主演の「ネトラセラレ」シリーズの最終作です

全く正常の精神では考えられないほどの歪んだ夫婦愛を描き前作のラストで春花の先輩からしてあきれられた秀次郎と春花夫婦は秀次郎の性癖を叶える為に、他の男とのセックスを続けるNTR性生活を行って二人の愛を確かめあっていたものの

しかし、秀次郎は春花の高校時代の先輩で元カレの高倉と春花とのNTR行為が忘れられず
春花と他の男とのNTR行為に物足りなさを感じていた
そんな時に再び仕事場の後輩OL向井藍が全裸でNTRも辞さないからと迫って来るんですが
三上さんは確かに美形だしおっぱいもそれなりにおっきいんですが
私個人的には乳暈がおっきいのが難点かな
顔立ちとかおっぱいのおっきさと乳暈が三上さんより向井藍さんの方が個人的には好みですねぇ

そんな秀次郎に気づいた春花は高倉とのNTR行為を忘れさせるために、なんと秀次郎の父親とのNTRにに挑戦するのであった
最初は道徳的にも断るものの春花に迫られついに負けて息子の嫁と寝てしまう
親子で穴兄弟になってしまうという・・・

ところがそこに春花の父親がやって来たため・・・ジャケットの裏面のスチル写真でここまでは読めてましたが

結局は離婚をっていうものの・・・なんとこれまでに秀次郎に見られてのNTRで快楽の絶頂を極めていた春花は
ってことで攻守交替で春花が主体のNTR行為で夫婦が円満に
っていうある意味馬鹿馬鹿しいオチだったとはねぇ

2018年製作、日本OV、イルミネートワークス作品
仁同正明監督作品
出演:三上悠亜、風間ゆみ、岩崎う大、東ブクロ、向井藍
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