MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

焦燥

2019-08-25 21:14:51 | 邦画
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の1本はキングレコード発信、新映画レーベル”KING RECORDS presents Erotica Queen”
第一「こえをきかせて」、「グラグラ」そしてこの「焦燥」の3本が製作され
6月から順次キングレコードからDVDが発売されていて
一応は3本ともに購入してるのですが

なんだろう小田飛鳥って言う爆乳のグラビアアイドルが
レジェンドピクチャーズのエロチックシリーズの「契約結婚」って言う作品では乳頭を頑なに劇中の濡れ場で
相手役やら、本人のうでとかで隠しまくっていたのですが

ご本人曰く、これじゃ"セクシー番長"のお名前に傷がつくだろう的な文章をこのブログでも
書いたのですが
今回はしっかりとヌードになられてるってことでリリース順には三番目ですが
この"Erotica Queen"シリーズの第一弾の初見作品にしてみました

ってことで一応今回はご覧のようにしっかりと
そしてバストトップだけでなくしっかりとヘア見せのFull frontal nudeシーンがなんとも2回ほどありやんして
見たいかたは是非本編をレンタルしでご覧になってください

お話しとしては、母が突然死に天涯孤独となったヒロイン紗弓は、何をやっても負の方向にどんどんすづんでいく
そんな彼女に昔の恋人の面影を見いだした老資産家の藤堂が声をかけて
父を知らない紗弓は藤堂を父のように慕い、また男として愛し始めていく
老資産家には初恋の女性との間に明かすことのできない秘密があり
それがトラウマとなって実際に紗弓とは関係を結ぶことができずにいたのである

そのトラウマの原因を知った紗弓がとっと行動はなんと突然に屋敷に現れた殺人逃亡犯の男を利用することだった・・・
その逃亡犯には那波隆史さんが・・・ってことで何もないはずはないとは思ってましたが
さらにお久しぶりです、七海ななさん、
やっぱこの人の濡れ場圧巻ですよね

あと宮城の神社の息子の芸人と浮き名を流した加藤紗里さんが
実に不思議な役所で登場してきます

2019年製作、日本映画、キングレコード作品
高原秀和脚本・監督作品
出演:小田飛鳥、那波隆史、七海なな、広瀬彰勇、重松隆志、森川凜子、加藤紗里、隆大介
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血まみれスケバンチェーンソーRED 後編 ギーコの覚醒

2019-08-24 20:18:49 | 邦画
昨日に続いて連チャンで見ることになった「血まみれスケバンチェーンソーRED」の後編です
前編でギーコとネロのの戦いが実は校則違反とされ、
新生徒会長ネメシスにより樹海ケ原生徒会刑務所送りになったギーコと仙崎にドリエの三人

改造死体どもで溢れるこのダムみたいな自然の要塞刑務所からギーコたちの脱出すは可能なのか・・・ってのが後半戦のメインプロットですが
護あさな演じる生徒会長ネメシスと、蒼波純演じるアイドルのメロンちゃんが実際の敵に充当します

そしてギーコ側にはギーコの幼馴染みのナグルシファーが新規参戦
キャラクター名の通り彼女の武器は二本の腕、一発で改造死体の首がちぎれ飛びます
ってことで、後編にエロは皆無です
JKミニスカひらってのがあるだけで、殺る方にも殺られる方にもパンちら、主人公のギーコのふんちらさへありゃしない
って訳で首チョンパが数限り無く登場して来るんです
首が飛ぶと破壊された人体の首からブシャーって血飛沫と言うか血汁が噴水状態です

前編にエロを描出しといて、後編はアクションに特化するっていうのも
ある意味こういった前後編に別れた作品では王道のシノップスです

ネメシスはぶっ飛んでたねぇ、なんと魔法のなんとかちゃんにヘーンシンですからねぇ
眼鏡っ子アイドルのメロンちゃんもなんと触手と言うか根っこでファンのヲタクから養分を吸い上げる訳でミニスカからニョロニョロって言うシーンでの蒼波純の生脚が実になまめかしかったなぁ

あと味方の新キャラのナグルシファーのパンチラくらいは撮って欲しかったかなぁ
とまぁ新キャラが実に面白かったけども、なんでネロが生きていたのかの説明もなんもなしはグダグダスギだろう
ってことでこれは頭を空っぽにして眼前に繰り広げられる過剰スプラッターの人体破壊を楽しむ映画

2019年製作、日本映画、プレシデオ作品
山口ヒロキ監督作品
出演:浅川梨奈、あの、日高七海、替地桃子、護あさな、佐野いずみ、蒼波純
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血まみれスケバンチェーンソー RED 前編 ネロの復活

2019-08-23 23:58:34 | 邦画
2016年でしたっけ?内田理央主演の「血まみれスケバンチェーンソー」を再び
山口ヒロキが監督してのリブート作品
前作と違うのは、前後編の二部作になってるんですが
今作の前編は前作と同じ内容で主人公のギーコがネロを倒すまでですか

スプラッターありの、首チョンパありの、肉体脳天からの真っ二つの縦割りあり
さらにパンちらじぁなかった、フン(どし)ちらになんとFull Frontal Nudeまでもの
娯楽要素満杯の52分
なんですかこれって4Dとして劇場公開されたんですね
前後編ともに・・・っていうことでプレシデオ実に美味しい商売をされたようですね
映画館に足を運べない私なんかはBlu-ray2枚購入しましたよまさかの10K

主演のギーコ演じてるのは浅川梨奈さん、一応はCSで麻雀映画ということです「咲-Saki-」のこれまた前後編見てますが敢えてここのブログにはあげてなかった
っていうのもなんだかアイドルたちが色んなコスプレみたいなJK制服でのモノローグでの読み比べと言うか心理戦の説明会みたいなのがなんともでしたし
彼女の記憶もないんですが(汗

これを見る前に実は前作を予習として再見してまして、私個人的にはギーコは内田理央さんにつきるんですが
そうなんですよね実際に前作はフンちらではなくてパンちらだったし
そしてやっぱお顔かなぁ、結局は個人の好みの問題ですけども・・・
ただただアクションシーンとスプラッターに人体破壊はこちらの作品の方が
たった2、3年ですがCGの進歩で人体破壊や血飛沫が進化してるわけで

滅多にRー15のエロチック作品でオールヌードになってるものの、ヘアを見せてくれない範田紗々さんのヘアも見れたし

エンドクレジットで知ったのですが、なんとナレーションは前作ギーコを演じていた内田理央さんだったのね!
さてさてネメシスに捕まったギーコたちはどうなるのか?

2019年製作、日本映画、プレシデオ作品
山口ヒロキ監督作品
出演:浅川梨奈、あの、日高七海、替地桃子、護あさな、尾形穂菜美、範田紗々、寺井義貴、椿かおり、黒川鮎美
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社内恋愛 ゆれる女ごころ

2019-08-23 22:18:18 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の1本は9月だかに日本映画専門チャンネルの深夜枠でOA予定されてる
AV女優の希崎ジェシカさん主演でレジェンドピクチャーズから2016年にDVDリリースされた
「社内恋愛 ゆれる女ごころ」って言うRー18のレイティングで発売されたDVD
TVOAは2分短いRー15版ということですか、こちらは66分の尺です
昨日に中古屋さんで見つけて未開封だったので1Kで購入しましたのを
早速の視聴したのですが

なんだろう、ここんとこずーっと猛暑だったしで
結構体は暑さに耐えて来ていたものの、実は今日は朝から雨で調子が悪く
夏バテが来ているのかどうだか分かりまへんが
希崎ジェシカが等身大のOLを演じてる・・・っても役では近日30歳を迎える地味なと言うか
自分を発揮できないOLさんのヒロインで

社内に3歳年下の恋人がいてはって、さらにつきおうてはる事を周囲には秘密にしてはりましたんや
そないなわけですけども、男からプロポーズをされる気配もなにもあらひまへんのやな
もともと地味な性格のヒロインはイケメンで甘えん坊なカレシが
周りのOLからモーションをかけられてる事に気が気でないわけでして
で、"どうせいつか捨てられるんだ"と常にネガティブな生き方をしてはってて

そんなある日、つまらないことでふたりは大ゲンカして売り言葉に買い言葉で
別れることにならはったんですわ
そこにイケメンで独身の部長はんがヒロインに思いをぶつけてきばりますのや
でカレシには巨乳のOLはんがモーションを・・・

ここまでお話を書いてきましたが
こっちの体調が悪いのかどうかはわかりませんが
ドーにも乗れない作品でして、脚本が悪いのか
演技と艷技が拙いのか、演出が悪いのか
実につまらんというか、何が言いたいのかヒロインに仮託されたキャラクターが作品全体を呑み込んでしまったのか
とにもかくにもハッピーエンドではあるんですが、それが実は
どうにもこうにも全く私にはこの作品だけは乗れなかった要因であったのかも知れない

2015年製作、日本OV、レジェンドピクチャーズ作品
榎本敏郎監督作品
出演:希崎ジェシカ、琴乃、徳元裕矢、柴田明良、竹田朋華
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愛しい人妻(ひと) ひと夏のたわむれ

2019-08-22 23:55:51 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の1本はBSの日本映画専門チャンネルの深夜枠で7月から9月にかけて
リピートOAされてる元プレイメイトJAPANでエロチック作品に多数出演されてる美咲レイラさん主演のレジェンドピクチャーで今岡信治(現 いまおかしんじ)監督による2000年製作のエロチック作品です
2000年製作という事で4:3比のスタンダード作品でしたねぇ

美咲レイラさんって今でも裸でご飯を食べていらっしゃるようですが
現在は熟女のアラフィフティの熟女ですが
この作品時代はアラサーでしたねぇ
ってことでこのデカパイでプレイメイトJAPANになれたお方

ヒロインゆかりは、3才になる息子の涼を連れて家を飛び出したものの
一文無しで行く宛のないゆかりは、息子を食わすためになんと
公衆電話からテレクラでキャッした若いフリーターの良男になんでもするからと
まずは食事にありつき
いざラブホで・・・って子供が寝てる脇で××する気のなくなった良男のアパートに家転がり込んで
良男に子供を託して再びゆかりはテレクラで知り合った男とラブホへ行き関係を持つが
なんと乗り逃げされてしまうんです

その後、ゆかりはピンサロで働くようになるもののフリーターの良男もコンビニのアルバイトのために隣のホステスに昼間だけ涼の子守を頼むものの
なんと彼女に昔の男が帰って来たために涼をコンビニの良男に返し・・・
この気のいいホステスには小宮詩乃さん、実にいいキャラでした

なんだろう66分のピンク映画並みの尺の作品ですが
登場して来る人物はゆかりを乗り逃げする男以外はすべていい人たちでして
社会の底辺でみんな片寄あって生きていく姿を淡々と点綴していくんですが
見てるこっちにオチが見えないんですが

突然ゆかりの夫が訪ねて来て復縁を迫るものの
最終的には子は鎹って言うハッピーエンドのお話でしたが
いまおかしんじ監督らしく手堅いエロチック作品になってはいるものの
なんだろうクライマックスがない作品なんですねぇ

2000年製作、日本OV、レジェンドピクチャーズ
今岡信治脚本・監督作品
出演:美咲レイラ、小宮詩乃、飯島壮、堀崎太郎、深沢和明、吉田祐健、藤木誠人
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移動都市/モータル・エンジン

2019-08-22 17:24:41 | 洋画
2時間8分に渡る長尺映画
長尺映画があまり好きくない私にはある意味苦手な映画ではあるのですが
なんと時間を忘れて最後までみきってしまった
っていうくらいですから、面白かったんですね

何せクルマの上に都市が乗っかって人々がそこで生活をしてるわけで
移動する都市が、実はちっさい移動都市を呑み込んで(映画の中では文字通り”補食”と言ってます)し、その”補食”の様子をオープニングで見せてくれていて
銛を撃ち込んで・・・って言うシーンではナゼか捕鯨船が鯨に銛を撃ち込む脳内シーンとWりましたがな

巨大な都市がゴロゴロゴロと走行し、他の街(小さいから都市ではなくて"街"でいいんでしょう)を補食していく様は実に掴みとして素敵で、多分ここから物語世界に入りこんでいったんでしょう
ナゼ補食するかと言うと実はそれぞれの移動都市の持ってる動力のエネルギー奪取だったんですね
さらに地上を移動する都市だけでなく、空中浮游都市や巨大防護壁都市まであるのですね
ってことで
これってフィリップ・リーヴ原作の『移動都市』四部作の第一部の映画化のようですが
こんだけCGでお金(チャイナマネーが入ってないんですね)使ってるんですから
この作品もシリーズとしていくんでしょうね

ジャケットのヒロインがなぜに赤いストールで覆面にしてるのかも
映画の途中で明かされる訳で、そこから物語が急に個人的な物語に変化していくんですが
YA俳優さんという事でそれなりに美人度高いですよね
若者の方はさほどパッとしませんけども・・・

そういう意味でも美人度高いわりにはキャラクターの描き込みが実に薄い
特に腹違いの姉だか妹だかが殆どおいてけぼり状態のため・・・
多分に続篇では活躍していくのかな?
それに比してジャケットのお姉ちゃんヘスターのビジュアル(特にストールでの覆面)はカッコ良いくて
しかし、なんだろうなぁ大都市のあんちゃんといつのまにか恋仲に・・・
って飛ばしスギだろう
愛はあの人造骨格人間だけでいいだろうが・・・

原作の通りなんでしょうけどもできれば静止防護壁都市攻撃ではなくて
巨大移動都市同士のメカでのバトルであって欲しかったって思ったのは私だけ?
ま、ヒロインのリベンジストーリーって言うだけで終始していたちっさいお話でしたが・・・

2018年製作、アメリカ映画
クリスチャン・リヴァーズ監督作品
出演:ヒューゴ・ウィーヴィング、ヘラ・ヒルマー、ロバート・シーアン、ジヘ、ローナン・ラフテリー、レイラ・ジョージ、パトリック・マラハイド、カレン・ピストリアス、スティーヴン・ラング
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裏社会の男たち 第二章

2019-08-21 23:22:32 | Vシネマ
チャンネルNECOの7・8月の”激震!強面列島”企画の作品はオールインエンターテインメント製作のOZAWA(小沢仁志の別名)企画・脚本・監督で
Vシネマ界オールスターで製作されてる「裏社会に男たち」シリーズ全六話がOAされました
一応はレンタルで楽しんではいましたが
こちらのブログに移行する前の作品ですので
いい機会だと思い録画しておいたものを小出しに見ています

ってことで「裏社会の男たち 第一章」につづいての「第二章」です
OZAWA作品ですので非常に半端のないアクションに特化してる作品ですので
ある意味オールイン20周年記念大作「CONFLICT」に負けない力作でもありますが
オールスターなんですが本宮泰風さんが出演されてないんですね

という事で会長の自動車事故死?、内部に送り込まれた公安のスパイ発覚に加えて、
中国マフィア襲撃と立続けの被害により組織に大きな亀裂が生じたあげくに
小沢仁志と菅田俊との権力闘争が始まった前作を引き継いでの
オールイン特有の2本撮り作品ですのでキャストは事故死した松方弘樹演じるWRCの会長さんだけFOされてるんですが
佐々木心音演じる公安のスパイとの連絡係インタビュー受ける回想シーンだけの登場でしたねぇ

早くもなんと主人公の一人である波岡一喜が公安のスパイと明かされる
小沢仁志との兄弟同様の絆でありながら警官だったとは・・・
菅田が小沢仁志を完全に敵対視してきて会長の椅子に座るためには
韓国裏社会と太いパイプを持つ小沢仁志が邪魔と
なんと小沢弟演じるチャイナマフィアと手を結んでの一作目のトイレ襲撃だったんですね

さらに中国マフィアはなんと中野英雄に目をつけヤクの化学式奪取のためにチャイナマフィアの女で中野を完全に骨抜きにしていたのね
チャイナマフィアと小沢仁志とのクライマックスのバトルは実に面白かった
って言うか山口祥行強すぎだろう・・・って

2016年製作、日本Vシネマ、conceptフィルム作品
OZAWA脚本・監督作品
出演:小沢仁志、波岡一喜、菅田俊、中野英雄、山口祥行、小沢和義、川原英之、野口雅弘、佐々木心音、遠藤沙季、福山優、岡崎二朗、深水三章、渡辺哲
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ゼイカム -到来-

2019-08-21 17:34:33 | 洋画
<未体験ゾーンの映画たち2019>で上映されたイギリス製のホラー映画です
ジャケットから感じられるのは化け物にボディスナッチされるお話のようですが
ある意味面白い作品と言えるのだけれども、それはホラーとしてのグロ表現でもなくて
そうですねぇグロやスプラッター表現もないですし
要は謎の物体に家全体に閉じ込められた家族が
家の中でめちゃんくちゃんに精神的にゴタゴタしてしまうというだけのワンシチュエーションの映画

ネタばれになってしまいますが"何やそれ?"なクライマックスだけど、
人間の隠されている本質をえぐり出していく密室劇なんですね
とあるクリスマス、ロンドンから田舎の実家にアジア系の彼女を連れて
久々に帰ってきた長男
クリスマスという事で、長男の厳格な父と優しい母、
出産間近の姉とその夫
そしてボケ始めた祖父の7人が化け物に囲まれて
TVから発信される文字情報だけで回りの様子もわからずに
ギスギスしていく様と家族に起きる死を絡めていくんですね

家に閉じ込められ情報は遮断されテレビからの指示で
父親の権限を最大に発揮して"ワクチン"を打ったりの
TVからの指令を政府の命令と信じ切ってどんな指示でも従おうとする
ガチゴリの父親がマジ怖いわー、
家族に有無も言わせずに命令に従わせちゃう家父長ってやっぱイギリスの田舎の家族なんでしょうね

そんな家父長に立ち向かう現代っ子の長男ニックとアジア系彼女のアンジという構図が実に良くできてる
そんな息の詰まる閉塞感を楽しむ映画だったのね
ってことで化け物は一体なんだったのか?
どこから来て、その目的は?この一家だけの現象?
一切明かされずに終わるんですが
実はそれがこの映画の芯になってるんですね

2018年製作、イギリス映画
ジョニー・ケヴォーキアン監督作品
出演:デヴィッド・ブラッドリー、アビゲイル・クラッテンデン、サム・ギティンズ、グラント・マスターズ、ホリー・ウェストン
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クエスト・オブ・キング 魔法使いと4人の騎士

2019-08-20 17:23:02 | 洋画未公開
昨日だか書いたと言うかここのブログにアップした中国映画の「ソード・オブ・レジェンド古剣奇譚」と連続の東洋と西洋の剣戟のお話ですが
なんだろうなこの映画は完全なる”お子ちゃま”向けの映画でしたねぇ
現代に甦ったキングアーサーはなんと12歳のお子ちゃまだし
10人の円卓の騎士たちも所謂お子ちゃまってことで

いや、ある意味私がレンタルするような作品ではないのですが、なんだろう
普通にアクション映画の棚にあるんだもの剣戟映画好きには東西を問わずにレンタルしちゃうし
ジャケット見てもお子ちゃまには・・・って言うかしっかりと見てなくてお子ちゃまが
学校でいじめられっ子って言う設定からもうやめようかって思いましたが
見るものもあんまりないし、適度な時間潰しにってことで見続けたら

先にも書いたように剣戟映画好きですから”エクスカリバー伝説”はよく知ってるし
ただただ一応はアーサー王の伝説をなぞってるのがいいよね
ってことで主人公のお名前がアレックスってことだし円卓に騎士になるいじめっ子はランスとケイっていうような捩りが随所に・・・
そして劇中でも四角いテーブルが丸くなったりするんですが
子供が4人じゃねぇ、ってことで
一応邦題には「魔法使い」ってありますが、これってあの梟の化身ってことなんでしょうか
彼だけ一応爺さんで見た目は若者にしてる

地下から出てくる怪物の焼けた騎士たちのCGがよかったんですが
ナゼかお子ちゃま映画ですので焼けた怪物騎士だけが砕かれるだけでして
極めつけはクライマックスのケレンで、学校の器物を使用しての戦闘ですが
普通はこの怪物騎士が現れると人間は消えてしまうんですが
アレックスにエクスカリバーでナイトの称号を授与されたためでしょうか
全校生徒は消えずに悪と戦う兵士になってるんですが

そこはお子ちゃま映画ですから生徒は一人も死なないんですね
普通に大人の映画ならこっちにも犠牲者が出るものですが、この映画では正義の側は誰も殺られないっていうのクソリアリズムに
勇気と友情と正義の中で成長する少年のお話でしたが
なんだろう主人公の少年に魅力が感じられんかったけども
ある意味2時間の長尺ではあるものの最後まで見られたのは、それなりにCGでもたせられた感が否めない

2019年製作、アメリカ映画
ジョー・コーニッシュ脚本・監督作品
出演:ルイ・アシュボーン・サーキス、トム・テイラー、レベッカ・ファーガソン、パトリック・スチュワート、アンガス・イムリー、ディーン・チョームー、リアナ・ドリス、デニース・ゴフ、ノーマ・ドゥメズウェニ、ネイサン・スチュアート=ジャレット
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濡れた週末

2019-08-19 23:08:59 | 邦画
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の1本は昨日に続いて1979年製作の日活ロマンポルノ作品
日活ロマンポルノと言うか日活の屋台骨を文字通り裸一貫で支え続けてきた宮下順子さんの主演作
なんと若い男の方は知らない男優さんではありますが
山下旬一郎が所謂映画の芯としてしっかりと締めてくれているものの
3人目の脱ぎ女優さんとしての中島葵さんには精彩が感じられないのは演技だったのか?

人生に行き詰ったと言うか惰性で中小企業の社長の愛人として何となく生きてる三十路女が
若いカップルと出会い、やがて男女3人の不思議な同棲生活を
と言うか底辺に生きる人間のただただ倦怠と惰性に生きる生活を描いているんですね

これは映画的にも実に面白かったし、宮下順子さん演じる愛していても実ることのない虚無的な人生観を実に見事に演じてる
根岸吉太郎の演出の賜物なのか、宮下順子の女優としての資質の集大成なのかもしれない

心と体が乖離した状態にある登場人物たちが"肉体の繋がりを生きてる証拠として互いに求め合うんだけども、実際には誰の心も実は繋がってはいかなくて・・・”
狂言としての犯罪も成功しないし
昭和ということでバブル以前の日本では未成熟な世界として格差社会の中で無気力に生きるしかない底辺の人間の喘ぎにも慟哭にもならない
ある意味諦感とはいかんまでも

当時の日本人の惰性で生きてる姿をきっちりと描いてる
神波史男の脚本もいいのか、それを淡々とメッセージ性の欠片を見せずに映像化してくる根岸吉太郎の時代を見る確かな視点がぶれてないんですね
劇中、宮下順子が煙草吸っているシーンが実に多いんですが
煙草に火を着けるマッチを擦るシーンに痺れたなぁ

池田敏春が助監督だったのね

1979年製作、日本映画、日活ロマンポルノ作品
根岸吉太郎監督作品
出演:宮下順子、山下洵一郎、安達信康、亜湖、中島葵、浜村砂里
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