MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ソード・オブ・レジェンド 古剣奇譚

2019-08-19 17:30:20 | アジア映画
中国産の人気ゲームを映画化した作品のようですが
チャイナマネーを生かしてからなのでしょうか?
なんと「ダイ・ハード2」や「クリフハンガー」のレニー・ハーリンが監督してるんですね

お話としては、妖怪と人間が共存する世界で、人間界の征服を目論む流月城の一族と
流月城一味と手を組んだ妖怪心魔を倒すべく立ち向かう若き4人(5人)の男女の剣士たちの姿を描いたファンタジー・アクション
そして新宿のミニシアターシネマカリテの企画興行<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019>通称<カリコレ>にて上映された一本

行方不明となった心の師匠シエ・イーを見つけ出す鍵である指輪を手に入れようとしたユエ・ウーイー、同じく指輪を手に入れようとする者たちが現れるものの敵対した彼らであるが、
心魔と手を組んだ流月城一族の企みを阻むため、力を合わせて伝説の剣を手に入れるべく旅へ・・・

もうあれですねレニー・ハーリンって中国式のアメリカとは違うCGに戸惑わなかったようですね
そしてあの横に飛ぶような剣戟で見せるワイヤーアクションに違和感はなかったですが
パンダの妖怪が操舵する空中・海中を飛び回る船とか
どっから見てもチャイナ映画のCGですし、見終わって監督がレニー・ハーリンって知ってこっちが逆におどろいたってのが正直でして

霊力によって命を吹き込まれたロボット?だった師匠シエ・イーまでもが登場して
四つになって散らばっている伝説の剣を求めてそれを復活させるというプロットを
ある意味4ヶ所回らずに意外とアッサリと
ってのもある意味映画にテンポを与えていたようです

水の精のお姉ちゃんの衣装がエロっぽいのもある意味よかったし
槍の名手のお姉ちゃんとかヒロイン二人の美女度もそれなりだった
それとなく主人公もイケメンだったものの、ヒーローのお兄ちゃんはある意味ちゃらんぽらんでしたが、これもお約束ですねぇ
106分と映画の尺はちょうど良かったかな

中国お得意の妖術を使っての戦いなどのアクション映画としては無条件に楽しめた

2018年製作、中国映画(日本公開作品)
レニー・ハーリン監督作品
出演:ワン・リーホン、ヴィクトリア・ソン、ゴッドフリー・ガオ、アーチー・カオ、カリーナ・ン、ジュリアン・チョン、リウ・イエン
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裏社会の男たち

2019-08-18 23:59:20 | Vシネマ
月も終わりに近づいて来るとオールインエンタテインメントのリリース時期になるのですが
ここんとこチャンネルNECOさんでは”激震!強面列島”企画で
ISSA主演の「極道十勇士」とか山口祥行の「覇王」シリーズとかをここんとこOAしてくれてて
ここのブログに実は見てましたが書いてないということで
一応は録画しておきましたので
ここからはレンタル作品に困惑した時に随時ブログにもアップしていこうかな
ってことで「極道十勇士第二章」「第三章」三部作に続いて、

7月から脚本・監督、OZAWA、主演小沢仁志による、裏社会で生き男たちの権力闘争の姿を描く作品をOAしてくれてまして、8月で全6作品完結です。
ってことで今日は録画しておいた"第一章"からですが
なんでしょうか実にVシネマ界のオールスター総出演な作品です

官権からの徹底的な弾圧によってヤクザ社会と言うか組織は潰滅させらたかに見えたが
実はそのうらで誰もがなしえなかったヤクザ社会の全国統一がなされ
そに統一された組織がWRCと言う総合商社に姿を変えていた近未来のお話です。

一流の企業に姿を変えたヤクザ組織を脅威に感じた警察庁の公安部は
なんとそのヤクザ組織WRCに潜入捜査官を何名か潜入させており、露見しないように横との繋がりは機密扱いにされてるんですね

ってことでWRCの会長にその勇姿がお懐かしい松方弘樹御大
幹部に小沢、菅田、中野、岡崎、野口の面々が連なり
会長付き幹部に波岡、
対する公安部には鶴田、渡辺、深水、佐々木といった布陣です

そんな登場人物の相関紹介が終わったと思ったら
菅田俊は奈良坂篤相手にハンマーを振るってぶち殺すは、
中野英雄は脅迫メールに怯えて、恐々としてる訳で
小沢仁志と波岡一喜はなんと韓国人で施設で育った仲ですし
小沢仁志の側近には山口祥行で
WRCは韓国にルートをもち、アジア制覇を目指すもののチャイナマフィアはWRCに敵対してくる

で、そんな中で突然松方弘樹会長が殺されて
WRCでは菅田と小沢の権力闘争、外からチャイナが襲い、警察公安部の潰滅作戦と内憂外患の三つ巴のドンパチ映画は実に楽しい

トイレで急に襲われるものの小沢兄貴のチャチャチャって言うナイフさばきとか
流石です
ってことで続編にも期待大です

2015年製作、日本Vシネマ、オールインエンターテインメント作品
OZAWA脚本・監督作品
出演:小沢仁志、波岡一喜、菅田俊、中野英雄、山口祥行、小沢和義、川原英之、野口雅弘、佐々木心音、遠藤沙季、福山優、鶴田さやか、岡崎二朗、渡辺哲、深水三章、松方弘樹
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夜汽車の女

2019-08-18 21:57:49 | 邦画
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の1本は東映チャンネルの深夜企画されてる”日活ロマンポルノ特集”でRー15版で8月2日の深夜枠でOAされた田中登監督、田中真理出演と言うW田中で作られたこの作品

昭和の生まれ世代にとっては”夜汽車”って言う言葉の響き
どことなく物寂しく切なくて、それでいてなんだろうな実に演歌の世界でもよく使われるように言葉の雰囲気だけでどことなくロマンを感じてしまう訳で
そんなこんなで録画しておいたのですが

何となく月の下旬になりつつあってね、新作がリリースされないために見るDVDを探していたら
なんとGeneonさんからリリースされたRー18のDVDがでて来た
って訳で早速本日のエロチック作品の1本はこれってことで
上に揚げたようにもうタイトルインからしてもワクワクさせられる作品でしたが
田中登監督日活ロマンポルノ4作目の作品にあたるのかな1972年の作品でして
歴史的に見てみるとこの72年って田中真理さんが"猥褻物云々"で裁判にかけられていた時代ですので
ある意味役者としても肉体としても田中真理は一番輝いていた時代でもあるのかな

お話としては考古学の大学教授のお金持ちの家に育った姉妹の百合的な関係をたちきれない愛憎劇といっていいんだろう
妹(田中真理)は奔放に男とセックスをするのだが、姉(続圭子・・・日活では新人枠)を愛するあまり、姉の婚約者を寝取ってしまい
やがて姉妹の出生の秘密が明らかになるにつれ二人の仲は引き裂かれていく・・・
という、比較的解り易い筋書きのはずだったのだが

夜汽車に乗って妹が姉に会いに行くところからお話的にも映像的にも観念的な映像になっていき
よくわからない前衛映画みたいな雰囲気に

夜汽車に田中真理の隣のボックスシートに3人の瞽女集団が乗り込んできてなんと
「信太の狐」を語りだし
それをじっと聞き入る、窓に映る田中真理の横顔と、瞽女たちが謡う詩のテロップが

結局はこの姉妹の顛末は死出の道行きだし
夜汽車で同乗していた丹古母鬼馬二の役割も私にはよくわかんなかったけど
後半からはある意味プロットを消化するというよりかは
耽美的な映像を積み重ねて映像として昇華させるといった画期的な作風だったんですね

どこが"夜汽車"やって前半は見てましたが、この夜汽車のシーンから映画は真逆に進んでいくんですね
いややられたなぁ
田中真理が公判中ということもあったんでしょうがエロ度と裸度の極端に薄い作品でした
助監督に長谷川公彦がついていたんですね

1972年製作、日本映画、日活ロマンポルノ作品
田中登監督作品
出演:田中真理、続圭子、桂知子、丹古母鬼馬二、山口明美、雪丘恵介、織田俊彦、影山英俊
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ボーダーライン:ソマリアウォー

2019-08-17 17:50:35 | 洋画
一応は劇場公開されてる映画ってことで
邦題には「ボーダーライン」ってついてるし
映画の情報は殆どいれてないけども、よくある未公開のDVDスルーされた作品同様にベネチオ・デ・ル・トロの「ボーダーライン」をパクった亜流作品かと思って
一応はソマリアとの海賊とのアクション映画だと思ってレンタルしたんですが

オープニングから主人公の映画に於けるる主人公のモノローグ云々って始まって
冴えない青年がナプキン(多分じゃなくて生理用品)の物流店舗に於ける店頭調査っていうところか始まって
さらに事実に基づいた作品ってでてくるし
で、何となく実にアクション映画とは無縁の展開が延々と・・・

何となく最後まで惰性で見てしまった2時間でしたが
所謂アクション映画ではないんです、銃声はすることはするし
主人公もAK47を3発ほど劇中でも撃つことは撃つけども・・・
そうなんです主人公はノンフィクションライターを志すカナダの大学生
著名なジャーナリスト役のアル・パチーノと出会い
彼からのアドバイスで誰も行っていないソマリアで海賊を取材することを勧められ

有り金はたいてソマリアにわたり、現地のガイドの黒人と交流を深めたり
海賊王の11番目の妻で薬物売りの美人との出会いから
現地の様々な人々が民主国家への転換期にあるソマリアで海賊として生きていくことなどの
インタビューを
そうなんですこれは主人公であるピューリッツァー賞を獲ったカナダ人ジャーナリストのジェイ・バハダーの自伝を完全に映画化した作品ってことで

ソマリアが海賊横行から国交を断絶して西洋人を入国させなくなる前に唯一白人として
ソマリアでの現地の様々なことを発信していったバハダーの視点で描かれてる実に地味な作品ってことで
先に書いたAK47にしても現地の部族長との交流の中で銃を撃ってみるかってことで撃っただけのお話で
現実に起こってる海賊の攻撃とかは、なんと事実のニュース映像だけで
海賊行為はなんとバハダーの脳内で再現されるアニメ映像っていうのが・・・

という事で、邦題詐欺的な実に地味で盛り上がりに欠ける作品でしたが
なんでしょうか、そこにあるのは事実の持ってる重みというか主人公とガイドの交流の掛相の妙とかで最後まで寝オチせずに見られたが
どうなんでしょうラスト”希望”って教えたあの指のサインは・・・
一寸やばくね
所謂人指し指に隣の中指を上から絡めたるサインは、日本でいうところの
人指し指と中指の間に親指を通すサインと同じ意味ですよね
しかし、こういった人の命が軽い国ではある意味”FUCK”って究極の希望であるには違いない・・・なんちゃって

2018年製作、ソマリア・ケニア・スーダン・南アフリカ・アメリカ合作映画
ブライアン・バックリー脚本・監督作品
出演:エヴァン・ピーターズ、バーカッド・アブディ、メラニー・グリフィス、アル・パチーノ
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ラスト・シーン ~未来を見た女

2019-08-16 19:58:35 | 洋画未公開
TSUTAYAさんでジャケットがなんだかガーリーアクションに見えたのでセットレンタルに組み込んだ準新作の作品
相変わらずのWOWOWのジャパンプレミアでのOA後にDVDスルーされた未公開作品
なんだろうなオープニングが実によかったんですが
結局は終わりになるにつれて失速していくのは未公開作品の宿命か

どこかのヒコー場の駐車場で殺し屋に紳士が殺されて
自動車整備工場で働く若い女性サマー
ある夜オープニングの死体とクルマの処理を頼みに来ていた殺し屋たちと
工場主との商談中に同僚の工員が現れて殺されるところをスマホで動画を撮影したものの
自分が逃げる時に集中射撃を喰らって、クルマは彼女を乗せたまま自爆

何とか一命はとりとめたサマーだったがその夜の出来事は完全に記憶から抜け落ちていた
事件捜査の刑事の質問にも何も答えられない
しかし、病室のテレビで、自分が誘拐され、行方不明であると報じるニュースを見るなど
自分にまつわる幻覚のような恐ろしいシーンを見るようになりだした

2か月後、断続的に現われる幻覚・・・そうなんです実は臨死体験をしたことで
一寸先の己の運命を見ることができるようになっていたサマー
そして修理工場での殺しを知られたと思い殺し屋に命を狙われ逃げるサマーなんですが
実妹との関係とか、潜入捜査官も登場
市長選も絡んでの殺し屋集団の黒幕探し

と盛りだくさんの110分ですが、意外と言えば意外じゃない黒幕とか結構肩透かしも喰う作品
ってことで実は面白いと言えば言えるし
詰まんねぇって言えば言えなくもない不思議な作品でしたねぇ

2018年製作、アメリカ映画
エリック・コーリー製作・監督作品
出演:ヘイリー・シェファード、ウェス・ラムジー、ショーン・クリスチャン、エリック・コーリー、キャスパー・ヴァン・ディーン
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ホステル ネクストレベル 

2019-08-15 23:53:33 | 洋画未公開
なんでしょね、TSUTAYAさんにはホラー映画の棚に置いてあるし
ジャケットは殆ど血みどろだしってことで化け物系ではないと思われるスラッシャー系のホラー映画だ・・・
ってことで見ましたが血みどろではないぜよ、さらにホラー映画でもないんだよな

最初はヒロインである中年に入った医師ホリーが、夫ラッセルに仕事だと嘘をついて
山奥のホテルで若い燕っても妻子もちのエベレットと密会するため車を走らせての状況説明

そしてエベレットが予約してあるスイートルームには派手目なナイトウエアに手錠とアイマスクが用意されそれを装着してベットで待つようにと、カードが用意されており
まもなく男が現れホリーを手荒く犯し、彼女から離れていくのでした
しかしなんとその男はエベレットではなくホリーの夫ラッセルだったのです

エベレットは隣の部屋で縛られ一部始終を見せられており
ラッセルは彼らの不倫を知っており、復讐のために
エベレットの妻子を人質に取ったうえで
エベレットに”妻のホリーをホテルの部屋から出すな。そしてこのことを彼女には内緒にしておけ”と指示を出します

ラッセルは、さらにエベレットに解かれ彼を詰るホリーに対しては携帯電話から”エベレットは殺人犯で危険な男である”とうそを吹きエベレットから彼女が逃げるよう誘導するのである
互いに家庭を持ちながら浮気していた男と女が、それを知った夫に監視されながら
何やら嫌がらせを受けるんですが
真逆の指示を出して一体何がしたいのやらかが全く分からない

不倫のホリーとエベレットの性格がその事で自己中に浮かびあがってくるのは理解できるんですが
なんとか部屋から逃げ出したいホリー
ホリーを部屋にとどめておきたいエベレット
二人の会話によるワンシチュエーションの攻防戦での80数分の尺はきついと思ってたら

なんとお互いに睡眠薬を飲ませて気づいたら
ラッセルの死体が二人の前に出現するは、エベレットの妻の指輪つきの薬指が届けられて
一体この計画は誰が仕組んだのか・・・っていう
驚愕の?結末は・・・

ま多少血糊は出てきますが完全なるジャケット詐欺な映画

2018年製作、スペイン映画
ヴィクトル・ガルシア監督作品
出演:クレア・フォーラニ、ジェイク・アベル、タイタス・ウェリヴァー、ネイサン・クーパー、メリナ・マシューズ
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時をかける童貞

2019-08-15 22:36:57 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の1本は14日の日本映画専門チャンネルの深夜枠でOAされた
あのチョー有名な「時をかける少女」パクった作品
エロチック作品で著名作をパロったりパクったりするのは王道でもあるんですよね
このOVで時をかけるのはタイトルにあるように”少女(処女)”ではなくまんま40代の”童貞”です

童貞のキモオヤジが突然のタイムスリップして、自分の今の人生変えるために奔走するうちに
20年前に気づかなかった真実の愛に気づいてヒロインと20年越しに結ばれるお話を73分の尺に納めてますが
やっぱこういった作品を高橋祐太は実に上手に書きますよね
意外にもっこりではなくホッコリさせられる映画
ってことでヒロインの巡美を演じているのは一億円のボディという触れ込みでAVデビューしたバスト102cmの沖田杏梨さん
なんと着衣でもおっぱいがすごすぎでそっちに目がいってしまいます

童貞を卒業しよう、人生を変えよう、って必死なタイムスリップする涙ぐましいオッサンの姿が笑える
ってのもタイムスリップするには直前まで履いていた女性のパンティの匂いを嗅ぎながらオナニーすると時間移動ができるという
実におバカな設定ではあるんですね
岡田智宏に実にあったキャラでしたねぇ

過去に最初に行った時には過去の自分に童貞を捨てさせ20年後の自分の人生を薔薇色に・・・
って目的だったものが
いつのまにか本命の麗子演じる西山希とのセックスをさせようっていう目的がいつのまにか
変わっていくんですね
って言うかこっちに戻ってきたら思い通りなんだけども

そこに20年の間に巡美の事故死を知り、それを止めようっていうことで過去に何回いったやら・・・

爆乳のヒロインもいいですが
私個人的には西山希さんのおっぱいの方が断然好みではあるんですが・・・

2011年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
羽生研司監督作品
出演:沖田杏梨、西山希、岡田智宏、村田宏一郎
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ファイブ・ウォリアーズ

2019-08-14 21:29:33 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2019>にエントリーされた南アフリカ産のウェスタン風映画
所謂現地人が白人に寄って侵食され高地へと追いやられていった時代を
アメリカ大陸のアメリカンネイティヴを黒人に喩えて鉄道によって白人たちの支配する街“マルセイユ”が作られたようで
そして原住民の少年少女たちが白人からの自由のために戦おうと誓いあって5人の少年が"ファイブ・フィンガーズ"を結成しパチンコで決闘して勝敗を決めたりして仲間意識を高めていくものの

そんなある日リーダー格の少年タウが白人警官に少女を捕縛されたことでいかり
なんと自転車でパトカーを転倒させた上、警官の銃で二人を射殺して一人"マルセイユ"という町をななれていきます

そして20年後町に戻ってきたタウが見たものはアパルトヘイトが廃されて
町を牛耳ってるのなんと黒人のギャングたち
少年少女だった彼らもいい大人になって市長や警官や牧師になって生活をしており・・・

タウが町に帰って来たことで平穏な町には小波がおきはじめ
大人になって町で暮らしてる彼らには小波が大波になっていくことの不安が高まりつつ

どことなく確かにプロットとしては西部劇タッチではあるんですが
南アの映画にウエスタンを求めるのには多少どころではすまされない無理があるようでして
第一マカロニ風味にも料理されてないし、かといってハンバーガー的なウエスタンでもない
普通に流れ者が町に帰って来て何となく成り行きで昔の仲間が揃って悪党退治するというウエスタンのプロットをいただいたら
こんな映画ができましたって感じでして

プロットにも画面にも殆ど緊張感もなく、ただただダラダラというか
モタモタとお話が展開されるだけで・・・結局は山場もなく
20年後の少年たちは最後にお互いの意地をかけてパチンコで勝負がつかなかった対決を本物の銃で決着をつけるというシンメトリーは映画の鉄則なんですが
オープニングから語り部が決まっていて誰が生き残るかが見てるこっちにもわかってしまうのが残念な作品

2017年製作、南アフリカ映画
マイケル・マシューズ製作・監督作品
出演:ヴヨ・ダブラ、ハミルトン・ドゥラミニ、ゼテュ・ドゥロモ、ケネス・ンコースィ、ムドゥドゥジ・マバソ、ウォーレン・マセモラ、ケネス・フォク、ジェリー・モフケン
コメント (2)
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麻雀放浪記2020

2019-08-13 23:50:52 | 邦画
阿佐田哲也の自伝的小説『麻雀放浪記』の再映画化ですか、原作も3部だか4部だかを何十年も前に読んでいますがもう殆ど覚えてないし
和田誠の「麻雀放浪記」も一応は見てるんですが
本作はなんと主人公の哲が1945年から2020年にタイムスリップする設定になっているのにまずはびっくり。

原作も前作の映画も所謂終戦の日本人がいきる目的を失った中で
ギャンブルというか博奕に生きてる証を見いだすというところがテーマだったようですが
そんな生きる目的を2020年という時代の何に求めるのか・・・
ってことで第三次大戦で混沌とした日本に・・・
って言う設定にはやっぱ無理があるし
博奕にヒリヒリした人生を見いだす主人公にもリアリティがないんだよね

斉藤工自身は一応は演技巧者だとは思うけども
何となく時代を飛び越えてきた違和感というか孤独感とか時代についていけない感情の欠片もなくて

さらに言わせてもらうとヒロインドテ子を演じてるももって一体?
どこのドイツだこの女は?アイドルの〈チャラン・ポア・ランタン〉のももって?
本当にアイドルなんでしょうか、なんの魅力もないし
本当にそこいらに転がってる個性のない小石のような普通のお姉ちゃん

時期的に問題視されたなピエール瀧ですが、こんな役なら居ても居なくても関係ないような
ピエール瀧ジャナクテモよかったしカットしても問題ないような
ってことですが、ベッキーさん
文春砲2発浴びて今までのキャラから、逆に脱皮できたのがかえってよかったんじゃなかったか
って言うか時代を反映してのAI役に撤していたのがよかったんじゃないのかな

やっぱシーンでこの人は主役だろうがなんだろうがすべて喰ってしまうのが竹中直人さんでしょう
相変わらずの演技なのか地なのかわかんねぇやね
もう完全にやりたい放題で斉藤工さんが霞んでしまってましたがな

どうなんでしょう所謂メインの麻雀シーンに緊張感もないのは
何でだろう何でだろう
そこら辺で私が見まくってるエロチックな麻雀OVの方が麻雀シーンに緊張感の半端ねぇ作品があるんだよねぇ
どうした白石和彌っていうのが本当のところ

2019年製作、日本映画、「麻雀放浪記2020」製作委員会作品、東映配給
白石和彌監督作品
出演:斎藤工、もも、ベッキー、的場浩司、岡崎体育、ピエール瀧、音尾琢真、村杉蝉之介、伊武雅刀、矢島健一、吉澤健、堀内正美、小松政夫、竹中直人
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今年もやりますOP・PICTURESフェス2019

2019-08-13 19:13:24 | 日記
2015年から始まったテアトル新宿とOP映画とのコラボ企画で
ピンク映画を高校生でも見られるとRー15に再編集してのOP・PICTURESフェス
今年は15本の作品特集で2019年8月23日(土)~9月5日(木)まで



上映作品
「アノコノシタタリ」
監督・脚本:角田恭弥
出演:なつめ愛莉、加藤絵莉、瀬乃ひなた、増田朋弥、可児正光、川瀬陽太、榊 英雄

「言えない気持ちに蓋をして」
監督:竹洞哲也
脚本:深澤浩子
出演:川上奈々美、相澤ゆりな、川崎紀里恵、イワヤケンジ、津田 篤、櫻井拓也

「いつか…」
監督:髙原秀和
脚本:宍戸英紀、髙原秀和
出演:小倉由菜、並木塔子、涼南佳奈

「大人の同級生」
監督:竹洞哲也
脚本:深澤浩子
出演:なつめ愛莉、香山亜衣、加藤ツバキ、折笠慎也、細川佳央、津田 篤、イワヤケンジ

「劇場版・悦楽クリニック! 凛子の淫らな冒険」
監督・脚本:佐々木浩久
原作:滝川杏奴
出演:早川瑞希、西村ニーナ、しじみ、さくらみゆき、吉行由実、野田博史、高橋 洋

「死にたくなるよと夜泣くタニシ」
監督・脚本:後藤大輔
出演:和田光沙、新村あかり、相澤ゆりな、月夜野卍、なかみつせいじ、小滝正大

「スナックあけみ」
監督・脚本:山内大輔
出演:霧島さくら、佐倉 絆、黒木 歩、里見瑤子、満利江、しじみ、川瀬陽太

「セックスの季節」
監督・脚本:佐々木浩久
出演:栄川乃亜、川菜美鈴、高梨りの、長谷川千紗、しじみ、小坂ほたる

「たわわな気持ち」
監督・脚本:古澤 健
出演:松本菜奈実、あけみみう、加藤ツバキ、川瀬陽太、古澤 健、後藤ユウミ、加藤紗希

「ちゃのまつかのま」
監督:竹洞哲也
脚本:当方ボーカル
出演: 辰巳ゆい、東 凛、なつめ愛莉、友田彩也香、卯水咲流、若月まりあ、ケイチャン

「長崎家の崩壊
監督:竹洞哲也
脚本:当方ボーカル
出演:白木優子、南 涼、横山みれい、水野 直、細川佳央、イワヤケンジ、津田 篤

「平成風俗史」
監督:竹洞哲也
脚本:当方ボーカル
出演:友田彩也香、なつめ愛莉、卯水咲流、若月まりあ、東 凛、辰巳ゆい、細川佳央

「まりかマリカまりか」
監督・脚本:山内大輔
出演:きみと歩実、桜木優希音、真木今日子、泉 正太郎、安藤ヒロキオ、森羅万象

「まん・なか -You're My Rock-」
監督:髙原秀和
脚本:うかみ綾乃、髙原秀和
出演:榎本美咲、栗林里莉、涼南佳奈、吉田憲明、G.D.FLICKERS

「やりたいふたり」
監督・脚本:谷口恒平
出演:横山夏希、永瀬愛菜、霧島さくら、関幸治、細川佳央、中村無何有、山本ロザ


個人的には和田光沙さん主演の作品が楽しみです
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