こんにちは!柴田圭ですっ。
今日は春日丘のコーチでした。
今日は技術も徹底してやったのですが、僕が春日丘の選手たちに感じている話をしました。
それは、皆聞くと目標はあるのですが、じゃあその目標をどうやってら達成できるか分かる?知ってる?と言う質問をしました。
インターハイが目標の選手、東海大会が目標の選手、県大会が目標の選手、団体メンバーが目標の選手、団体戦ベスト4が目標の選手、
答えてくれた全ての選手、聞いていた全ての選手が答えられず分かりません、という答えでした。
これって、例えば春日丘高校から常滑のコストコへ行きたい時、行き方が分からなければほぼ100%その目的地へ辿り着く事は出来ませんよね。
しかも彼らには高校現役生活約2年という時間制限があります。
例えばコストコまで春日丘から③時間、という制限時間がある場合、どんなにガンバってどこかの方向へ勘で走っても時間的には無理ですしドンピシャで着く事もまず出来ません。
真逆や方向違いへ行く人もいるでしょう。
電車を選択しても春日丘からだと2分の1の確率で多治見、中津川方面です。
上手く名古屋方面へ向かって名鉄に乗り換えてドンピシャでコストコへ辿り着く可能性はほぼ0に近いと思います。
どんなにガンバっても努力しても違う方向や間違った形ではまず100%、その目的地には到達できません。
これは僕が選手をして来て一番痛感した事ですが、どんなにガンバっても努力をしても正しい頑張りや努力をしないと結果は出ない、という事です。
じゃあ目標(目的地)へ行く方向が分からない彼らが目的地へ到達するには、
①そこへ行く方法を知っている人(春日丘ならコーチの僕、もしくは自分の通うクラブのコーチ)に聞く。
②今はYouTubeなどに多くの情報があるので自分で調べる。
③自分で考える
(③は一番確率が低いですが僕は高校時代は③に近かったと思います)
コストコへ行きたいなら、行き方を知っている人に聞く、自分で行き方を調べる、最小限の情報から自分で行き方を考える。
あたりですよね。
正しい方向はいくつかあると思います。
例えば、自転車と電車で向かう、タクシーで向かう、ヒッチハイクで向かう、など何通りかありますが、その辿り着けないものは全て間違いか、方向や方法は正しいけど制限時間オーバーで届かないかどちらかだと思いますが、まあ辿り着けない時点で不正解ですね。笑
試合においては、目の前の選手に勝つ、という目標(目的地)へ向かう方向性、行き方が正に作戦で、作戦が勝ちへ向かっていなければ勝つのは難しいです。
これは全てのことに言えると思いますが、このプロセスを正しく出来るようになればこれからの人生における多くの事が上手く行くと思うので、ぜひテニスを通して少しでもそういう能力を磨いて欲しいとツクルの子たちにも春日丘の選手たちにも思います!
内容はこれまでも書いて来た目的と手段ですが、今日は今までで一番良い形で伝える事ができたのではないかと思います。笑
早速、来週ツクルでも話そうと思います。笑笑