こんにちは!柴田圭ですっ。
テニスのコーチをして選手が勝つのをサポートしているとテニスというスポーツの奥の深さ、メンタルとの繋がりを強く感じます。
テニスは確率のスポーツです。
コート外へ打つミスが多いと勝ちにくいスポーツです。
基本的にミスが少ない方が勝てると確率が極めて高いスポーツとも言えると思います。
そうなると"ミスしたら勝てない"という思考になりやすいですが、
体操、フィギュアスケート、などと違って1つのミスで金メダルが取れなくなる、という競技ではなく
2本ミスしても4ポイント取れば1ゲーム取れますし、3本ミスしても5ポイント取れば1ゲーム取れますし、28本ミスをして32ポイント取って6-4で勝つ事も出来るので、
ミスが出来るスポーツでもあります。
ミスを減らす、という事はよく言いますが、テニスはミスを減らす為のコントロール練習や工夫をすると共に、
ミスを出来るスポーツなのでミスを怖がらず思い切ってプレー出来るかどうか、というのがメンタルという部分になっている僕は思います。
基本ミスが怖くて振れなくなったり一か八かなどの追い込まれたプレーになってしまう選手は1ポイントも失えない心理になっていたりミス出来ない心理になっているケースが多いので、ミスはしても大丈夫、テニスは少なくとも負けるまでには24本は落とせる、ぐらいの思考でいて精神的余裕があると練習通りのプレーが出来やすくなると思います。
テニスはどう考えるか、でメンタルは大きく変わります。
けっこうどういうプレーをするかよりどう考えて試合に臨むのか、でパフォーマンスが向上するのではないかな、とジュニアテニスを見ていると思います。
こういう部分も上手く春日丘の選手たちに伝えて様々な面からパフォーマンスが上がるサポートもして行きたいです。