明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

餃子が美味しい中華屋さん 西荻窪『八龍』

2017年01月07日 | 中華食堂
みなさん、明けましておめでとうございます。今年も拙ブログをよろしくお願いします。
前回の日記「ケイリングランプリ2016」は、私が買った選手が反則失格となり、当然ハズレ。
ムカついたのでこれ以上は触れず、何事もなかったかのように、今回は中華食堂を紹介する。

前々回では、「西荻窪駅の周辺は、いい中華屋さんが多い」と書いたが、
その中でも、私の一番のお気に入りが、駅南口「輪島ボクシングジム」の近くにある、
真っ赤な店構えが目立つ、『八龍』さんだ。


店内は地元客でにぎわっており、しかもこちらは今どき珍しく、出前もやっているので、かなり忙しそう。
なので店主夫妻(と思われる)は、なんかピリピリしていて、入店しても「いらっしゃいませ」の声はなし。
居心地悪そうなので、とっとと喰って帰ろうと思い、びんビールと「餃子」に、夜限定らしい「豚煮込み」を注文。
まずはビール、続いて煮込みが到着。


そう、こちらの煮込みとは、豚角煮のことなのである。
写真ではわからないだろうが、角煮の下には千切りキャベツが敷かれており、栄養バランスもいい(?)。
甘しょっぱく柔らかい角煮に、ビールがスイスイすすみ、すぐに1本空いてしまった。
もう1本お替りしたところで、餃子が焼きあがり、同時に提供された。


一般的なものより、やや大き目サイズのが5個(420円)。
さっそく食べてみたら…おっ、なかなか美味しいぞ。
具の野菜はシャキシャキしていて、かじるとエキスがほとばしる。
さすがは、メニューに(当店おすすめ)と記載されているだけのことはある。
2016年も、いろんなお店で餃子を食べてきたけど、
中華食堂では、餃子はここがナンバー1かな。

あと、最初はちょっとおっかなそうに見えた夫妻も、こちらの注文にはちゃんと返事をするし、
ビールや餃子を提供するときも、「餃子です」などと声を添えて、しずかに置いていく。
カウンター越しに、おばちゃんの作業を見ていたら、
どんなに忙しくても、料理の盛り付けや、出前の料理のラップなどを、丁寧にこなしていた。
こういったマジメな仕事ぶりは、さすがは日本の街中華だよね。
お会計後、厨房のおじちゃんと目が合ったので、「ごちそうさま、美味しかったです」と告げたところ、
さっきまで、イライラした様子で鍋を振っていた様子とは一転、ニカッと笑いながら、
「ありがとうございま~す」と応えてくれるではないか。
入店時の印象とは真逆のツンデレ(?)な応対にすっかり気を良くした私は、今後もこの店に通うことを決心。

その後も、餃子とビールを目当てに何度か訪問し、いくつかの料理もシメに頼んだ。
こちらはラーメン・半チャーハンのセット。別称「セットの1番」。


1番とは、メニューに記載された、セット&定食のメニュー番号。
全10種類にそれぞれ(1)~(8)まで番号が振ってあるが、最後のふたつは(9)(10)ではなく、なぜか(D)(E)である(笑)
きぬさやと固ゆで玉子が乗る醤油ラーメンと、玉子と焼豚がベースのシンプルなチャーハン。
どちらも、かつてはよく食べた、オーソドックスな昭和の味
チャーハンの米のパラパラ具合が、おっちゃんの腕の良さを証明している。

一方のこちらは、餃子と同様、お店のおすすめ商品である「台湾丼」。


簡単にいえば、名古屋が発祥とされる、ひき肉とニラが入るピリ辛風味の、台湾ラーメンのご飯版だ。
辛さはそれほどでもなく、玉子でとじてあるため、量は多いが食べやすい。
ただ、繰り返しになるが量は多いので、さんざん飲んだ後に食べきるのには気合いが必要かも。

他にも、あんかけ焼きそばやホイコーローなど、いろんなメニューがあるけど、どれも美味しい。
もしこの近所に住んでいたら、絶対出前頼んじゃうだろうなあ。
お店自体も、夜遅くまでやってるみたいだし、みなさんもぜひ行ってみてね。
もちろん、餃子の注文は必須だよ!


中華料理 八龍 
東京都杉並区西荻南2-22-3 
西荻窪駅南口から徒歩約3分
営業時間 12時~15時半、17時~0時
定休日 木曜、年末年始
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする