3月19日に開幕する、第89回選抜高校野球大会。
10日の金曜日に、全国から代表校のキャプテンが集まり、組み合わせ抽選を実施したが、
母校の日大三を応援するため、甲子園へ駆けつける予定の私にとっては、残念なクジとなった。
その理由とは、
1. 三高の試合は開会式の日かつ日曜休日となり、球場の混雑が予想される
2. 前日(18日)の土曜日は、三連休初日のためか、大阪中のホテル・旅館が軒並み満杯
3. 競輪のビッグレース(ウィナーズカップ)と重なってしまった
4. 対戦相手が大阪代表なので、地元ファンが大勢来場し、アウェイになる
5. そもそも、対戦相手=履正社が強い
1.は、数年前から実施している甲子園の前売り入場券が、転売目的のヤカラのせいで、すでに完売したとか。
当日券を入手するため、早朝から並ぶ必要があるようだ。
2.は、かつて私が泊まったことのある旅館が、どこも予約でいっぱい。ネットで空いている旅館を検索したが、
1泊6万円とか、安いけど6人相部屋(←イヤだよ!)とか、気に食わない物件ばかり。
2時間くらい電話しまくって、ようやく西成区の高級ホテルが見つかった。1泊2250円だって。
3.は、朝早くに岸和田競輪場に行き、前売りで買うしかない…あっ、そうすると甲子園の入場券が買えない!?
まあ、車券が買えないのは、お金が減らないというメリットもあるのだが。
4.は以前、PLや智辯和歌山などの関西勢と対戦したときに経験済み。場内の約8割が敵側のファンというのは、
選手の受けるプレッシャーは相当なものだろう。私も応援していて、後ろから関西人に殴られないか、ビクビクしている。
5.は、これこそが「残念なクジ」の最大の理由だ。ネットで抽選会の様子を生観戦していたが、
櫻井主将が「日大三高、3番!」と発表した瞬間、初戦は4番(クジ)の履正社相手かよ…と、体中の力が抜けた。
三高だって、今大会は有力候補の一角とされ、出場32チーム中、5~6番手くらいの高評価を受けていたのに、
なにも1番評価の高い、昨秋の神宮大会優勝チームと当たることないのになあ。
どっちのチームも、初戦で消えるのはもったいないと思うよ。
とにかく、決まったものは仕方がない。強敵に挑む部員たちの激励と、冬場の成長を確認するため、
今日は母校グラウンドへ足を運び、練習試合を見学してきた。
2017年初の対外試合の相手は、神奈川のY高校。本当は、情報は漏らしちゃいけないのだが、
どうせ明日には、どこかのマスコミが報じるだろう。Y高校とは、名門・横浜高校だ。
写真は試合前の挨拶の模様。

なんか、最近バックネット裏での撮影は禁止になったらしく(知らなかった!)、写真はこの1枚だけ。
試合はダブルヘッダーで行われ、第一試合は、両チームのエースが激突。
三高の方だけスターティングメンバーを紹介しておこう。
1 サード 井上
2 セカンド 大西
3 ピッチャー 櫻井
4 ファースト 金成
5 ライト 比留間
6 ショート 日置
7 レフト 溝口
8 キャッチャー 津原
9 センター 八木
レフトは、相手が左腕投手だったので右の溝口だったが、長谷川や岡部ら左打者の起用も考えられる。
他は特に変わりなく、8日後の甲子園でも、このメンバーで戦うのではないか。
1番から4番までが左打者、5番から8番までは右打者という、なんともアンバランスな打線。
肝心の試合スコアは以下の通り。
横浜 100101000→3
三高 00130000X→4
この日は気温が低く、無理してケガをしては意味がないので、櫻井は4回2失点で降板。
2点とも、キャッチャーがボールをこぼす間に進塁されての得点。その辺のソツのなさは、さすがは横浜。
4回までに、キャッチャー津原が捕りそこなったボールは数えきれず。
長年三高を応援している常連たちの見解は「櫻井の球の変化がすごすぎるから、捕れないのでは」と説明してくれたが、
それでは試合が成立しない。
櫻井以外の投手では、津原もボールはこぼさず盗塁も差すなど、普段通りの実力を発揮。
甲子園では、櫻井の変化球をミットから逸らさぬよう、頑張って欲しい。頼む!
二試合目は、両チームの控え投手が先発したが、横浜の控えが好投したのとは対照的に、
三高の控え河村(甲子園ベンチ入りしてない?)は、初回から四死球を連発し、1安打しか打たれてないのに5失点でKO。
そのまま打線も沈黙し、0-7とまさかの7回コールド負け。←恥ずかしいから文字を小さくしておこう。
投手はともかく、打線は第一試合とほぼ変わってないので、完封負けはいただけない。
ちなみに、期待の主砲・金成(かなり)は、2試合併せて6打数ノーヒット(四球がふたつ)。
試合前のノックでは、エラーと悪送球を連発しており、かなり心配。「かなり」って、ダジャレじゃないよ。
櫻井と津原のバッテリーミスや、金成の不振は気になったが、その反面、この日良かったのがセンター八木。
ミート主体の好打と、好走塁が目立ち、恐怖の九番打者として上位打線へのつなぎが期待できる。
外野守備も安定していて、第二試合ではなんと、二番手投手としてリリーフ登板。
彼のような、いい脇役がいるチームは、間違いなく強いはずだ。
今日の試合をまとめると、やはり選抜大会を8日後に控えていることもあり、
相手の横浜には申し訳ないが、勝利を目指すことより、ケガをしないよう気を付けるのが再優先だった気がする。
これは他の出場校もそうだし、横浜だって甲子園に出るときはそうしているはず。
開幕日に対戦する履正社だって、現在は沖縄に遠征し、地元の高校と親善試合を行なっているようだが、
多分、ケガをしないよう集中して、試合に臨んでいるはずだ。
ところで履正社の連中は、暖かい沖縄から寒い大阪に帰ってきて、風邪でもひくのでは…
あ、これは期待じゃなくて心配だよ! 本当だよ!!
※私はウソをつくとき、声が大きくなります
とにかく、両チームとも実力校同士、悔いのないよう体調万全で対戦してもらいたいね。
10日の金曜日に、全国から代表校のキャプテンが集まり、組み合わせ抽選を実施したが、
母校の日大三を応援するため、甲子園へ駆けつける予定の私にとっては、残念なクジとなった。
その理由とは、
1. 三高の試合は開会式の日かつ日曜休日となり、球場の混雑が予想される
2. 前日(18日)の土曜日は、三連休初日のためか、大阪中のホテル・旅館が軒並み満杯
3. 競輪のビッグレース(ウィナーズカップ)と重なってしまった
4. 対戦相手が大阪代表なので、地元ファンが大勢来場し、アウェイになる
5. そもそも、対戦相手=履正社が強い
1.は、数年前から実施している甲子園の前売り入場券が、転売目的のヤカラのせいで、すでに完売したとか。
当日券を入手するため、早朝から並ぶ必要があるようだ。
2.は、かつて私が泊まったことのある旅館が、どこも予約でいっぱい。ネットで空いている旅館を検索したが、
1泊6万円とか、安いけど6人相部屋(←イヤだよ!)とか、気に食わない物件ばかり。
2時間くらい電話しまくって、ようやく西成区の高級ホテルが見つかった。1泊2250円だって。
3.は、朝早くに岸和田競輪場に行き、前売りで買うしかない…あっ、そうすると甲子園の入場券が買えない!?
まあ、車券が買えないのは、お金が減らないというメリットもあるのだが。
4.は以前、PLや智辯和歌山などの関西勢と対戦したときに経験済み。場内の約8割が敵側のファンというのは、
選手の受けるプレッシャーは相当なものだろう。私も応援していて、後ろから関西人に殴られないか、ビクビクしている。
5.は、これこそが「残念なクジ」の最大の理由だ。ネットで抽選会の様子を生観戦していたが、
櫻井主将が「日大三高、3番!」と発表した瞬間、初戦は4番(クジ)の履正社相手かよ…と、体中の力が抜けた。
三高だって、今大会は有力候補の一角とされ、出場32チーム中、5~6番手くらいの高評価を受けていたのに、
なにも1番評価の高い、昨秋の神宮大会優勝チームと当たることないのになあ。
どっちのチームも、初戦で消えるのはもったいないと思うよ。
とにかく、決まったものは仕方がない。強敵に挑む部員たちの激励と、冬場の成長を確認するため、
今日は母校グラウンドへ足を運び、練習試合を見学してきた。
2017年初の対外試合の相手は、神奈川のY高校。本当は、情報は漏らしちゃいけないのだが、
どうせ明日には、どこかのマスコミが報じるだろう。Y高校とは、名門・横浜高校だ。
写真は試合前の挨拶の模様。

なんか、最近バックネット裏での撮影は禁止になったらしく(知らなかった!)、写真はこの1枚だけ。
試合はダブルヘッダーで行われ、第一試合は、両チームのエースが激突。
三高の方だけスターティングメンバーを紹介しておこう。
1 サード 井上
2 セカンド 大西
3 ピッチャー 櫻井
4 ファースト 金成
5 ライト 比留間
6 ショート 日置
7 レフト 溝口
8 キャッチャー 津原
9 センター 八木
レフトは、相手が左腕投手だったので右の溝口だったが、長谷川や岡部ら左打者の起用も考えられる。
他は特に変わりなく、8日後の甲子園でも、このメンバーで戦うのではないか。
1番から4番までが左打者、5番から8番までは右打者という、なんともアンバランスな打線。
肝心の試合スコアは以下の通り。
横浜 100101000→3
三高 00130000X→4
この日は気温が低く、無理してケガをしては意味がないので、櫻井は4回2失点で降板。
2点とも、キャッチャーがボールをこぼす間に進塁されての得点。その辺のソツのなさは、さすがは横浜。
4回までに、キャッチャー津原が捕りそこなったボールは数えきれず。
長年三高を応援している常連たちの見解は「櫻井の球の変化がすごすぎるから、捕れないのでは」と説明してくれたが、
それでは試合が成立しない。
櫻井以外の投手では、津原もボールはこぼさず盗塁も差すなど、普段通りの実力を発揮。
甲子園では、櫻井の変化球をミットから逸らさぬよう、頑張って欲しい。頼む!
二試合目は、両チームの控え投手が先発したが、横浜の控えが好投したのとは対照的に、
三高の控え河村(甲子園ベンチ入りしてない?)は、初回から四死球を連発し、1安打しか打たれてないのに5失点でKO。
そのまま打線も沈黙し、0-7とまさかの7回コールド負け。←恥ずかしいから文字を小さくしておこう。
投手はともかく、打線は第一試合とほぼ変わってないので、完封負けはいただけない。
ちなみに、期待の主砲・金成(かなり)は、2試合併せて6打数ノーヒット(四球がふたつ)。
試合前のノックでは、エラーと悪送球を連発しており、かなり心配。「かなり」って、ダジャレじゃないよ。
櫻井と津原のバッテリーミスや、金成の不振は気になったが、その反面、この日良かったのがセンター八木。
ミート主体の好打と、好走塁が目立ち、恐怖の九番打者として上位打線へのつなぎが期待できる。
外野守備も安定していて、第二試合ではなんと、二番手投手としてリリーフ登板。
彼のような、いい脇役がいるチームは、間違いなく強いはずだ。
今日の試合をまとめると、やはり選抜大会を8日後に控えていることもあり、
相手の横浜には申し訳ないが、勝利を目指すことより、ケガをしないよう気を付けるのが再優先だった気がする。
これは他の出場校もそうだし、横浜だって甲子園に出るときはそうしているはず。
開幕日に対戦する履正社だって、現在は沖縄に遠征し、地元の高校と親善試合を行なっているようだが、
多分、ケガをしないよう集中して、試合に臨んでいるはずだ。
ところで履正社の連中は、暖かい沖縄から寒い大阪に帰ってきて、風邪でもひくのでは…
あ、これは期待じゃなくて心配だよ! 本当だよ!!
※私はウソをつくとき、声が大きくなります
とにかく、両チームとも実力校同士、悔いのないよう体調万全で対戦してもらいたいね。