いつものように酩酊状態で、阿佐ヶ谷駅周辺をプラプラ歩いていたところ、
古民家のような渋い外観のお店を発見。私には不釣り合いかな、と一瞬ためらったが、
入口に貼ってあったメニューが安かったので、一杯だけでも飲ませてもらおうと思い、入ってみた。
店内は厨房を囲むカウンターに、入口近くの席と小上がり席が。若い女性がひとりで営んでいるようだ。
とりあえずビールを頼んだところ、びんと一緒に写真のようなお通しが出てきた。
自家製と思われる煮物とお新香に、なぜか箸置き代わりのうまい棒!?
以前、当ブログで荻窪『ガロネロ』を紹介したときにも書いたが、
手の込んだお通しを出すお店は、ほぼ間違いなく良店だ。うまい棒はさておき(笑)。
小さいお店だが、料理の種類は豊富で、しかもどれもだいたい500円前後と安い。
まずは、店頭メニューにも記載されてあった「煮込み」と、大好きな「焼餃子」をオーダー。
煮込みの方は撮り忘れたが、餃子は下記写真の通り一人前8個で、値段は確か400円くらいだった。
他にも気になる料理がたくさんあったが、この日はそこそこ酔っていたので退散。
帰宅後、ネットでお店の詳細を調べようと思ったが、マヌケなことに店名を覚えていなかった。
数日後、すぐに再訪し、お店の名前が『しんぼうや』であることを確認。
メニューブックの他に、写真のような紙に書かれた、日替わりメニューがある。
他にも、「本日のお刺身」が記載された紙メニューもあり、常時100種類近くの料理を準備してそうだ。
この日は写真の「鶏レバー刺し」を注文。右上は、同行した先輩が食べた刺身料理(内容失念)。
忘れていたが、箸置きは私が最も好きなコンポタ味だったようだ(笑)
同じ日に頼んだのが、半熟卵入り「マカロニぐらたん」。
味もさることながら、手間がかかる料理なのに、380円という安価がありがたい。
ここからは、その後に私が訪れた際に注文した、主な料理とお通しを紹介していく。
メニュー名は、お店の表記とは異なるかもしれないが、勘弁して欲しい。
まずは、ある日のお通し、マカロニサラダと肉豆腐にうまい棒のコンポタ味。
さらに別の日のお通し、カルボナーラ風に味付けされたマカロニと、明太子入りの玉子焼き、
そして、なぜか黒い包装紙に包まれた、うまい棒・やさいサラダ味。
これらのお通しは私の好物ばかりなので、300円では申し訳ないくらいだ。
続いて、おつまみメニューから、「からし焼き」を。
知らない方のために簡単に説明すると、からし焼きとは北区東十条の名物料理で、
黄色い辛子は使わず、ニンニク入りの甘辛いタレで炒めて煮込む肉豆腐のようなものだ。
上に乗るキュウリが、見た目も清涼感があるし、なによりイイ箸休めにもなる。
こちらは確か、「キーマカレーの温玉のせ」。
量は普通サイズで、シメの食事にぴったり。
一方の「あんかけ焼きそば」は、かなりのボリュームで、食べきるのに苦労した。
野菜たっぷり具だくさんなので、食事にもおつまみにもなる、二刀流選手だね。
これは「牛すじシチューとガーリックトースト」。
牛スジが柔らかく煮込まれており、ビールにも焼酎にも合う。
ひとりで和洋中となんでも作ってしまう、ここの店主の腕前には、本当に感心させられる。
この他にも、いろいろな料理を注文してきたが、品切れだったことは一度もない。
「少しお時間いただいてよろしいですか」と告げられたことはあったが、それでも15分以内には料理を完成させていた。
ひょっとしたら「面倒だから別のにしろよ」という意味だったのかもしれないが、空気を読めない私は気付かず。
ある時は、メニューに載ってないが、これまた大好物の「スパゲティカルボナーラ」を作ってもらった。
さっき紹介した、カルボナーラ風マカロニのお通しがあったので、作ってもらえるかも、と期待してね。
店主は「少々お時間いただきます」と応え、さっそく調理を始め、10分後には大量の麺をフライパンで炒め…
出てきたのがコレ。写真ではわかりづらいけど、かなりの大盛りだ!
結構満腹だったのだが、わざわざ作ってくれたので、残すわけにはいかず、全部食べきり、
「ごちそうさま、美味しかったです。ずいぶん多かったので、次回は少な目にしてもらいますね」と告げた。
ちなみに上記のセリフは、女性店主と注文以外のことで初めて交わした言葉だったりする。
こちらのお店にはもう6~7回は通っているはずだが、私がいいトシこいて人見知りなためか、
店主とは数えるほどしか会話した記憶がないので、いまだに彼女の名前も経歴も知らない。
勝手な想像だが、彼女自身も料理好きだが人見知りがちで、寡黙に調理をこなすのがスタイルなのかも。
ただ、最低限の受け答えはしてくれているので、私自身は不都合を感じたことはない。
ところが、私の大嫌いな食べログには、そうは思わないバカな投稿者もいるようで、
「不愛想」だの「入らなければよかった」などと言いたい放題。
あのな、不愛想に感じられたのは、お前ら客の態度にも問題があったんじゃねえのか。
「食べろがー」だかナンだか知らねえけど、初見の店にズカズカと入りこみ、
店内の様子から料理の一皿一皿まで、何枚もの写真を撮った挙句(←そもそも許可はもらったのか)、
店主に頼まれたわけでもないのに上から目線で批評するなんて、お前は何様なんだよ!
某食べログって、点数と投稿さえなければ、便利で素晴らしいサイトなのにな。
※追記
2017年6月9日に、上記投稿が削除されていた。投稿主の「うどんが主食」と名乗るクズは、
自身が高評価している店との癒着などの悪行(?)を、6月8日発売の週刊文春に指摘されており、
削除したのも、上記の騒動を受けてのものかもしれない。
私としては、「食べろがーなんて、ロクなもんじゃない」という持論が証明され、実に愉快痛快である。
私の嫌いなサイトはさておき、こちらのしんぼうやさんは、マスコミなどで取り上げられたことは少なそうだが、
料理の質、量、価格は文句ないし、触れてなかったが酒類もびんビール500円、サワー類350円と安く、
もっと評価されていいお店だと思う。
場所は阿佐ヶ谷駅から荻窪方面に歩いてすぐ、値段が高いと悪名も高い(?)、焼鳥屋のすぐ近くだ。
これを読んで興味を持った方は、ぜひ一度行ってみて欲しい。
できれば店主と仲良くなって、お店の情報などを仕入れて、私に教えてくれればなお嬉しい。
しんぼうや
東京都杉並区阿佐谷南3-38-30
阿佐ヶ谷駅から徒歩約2分
営業時間 18時半頃~2時頃(あくまで“頃”です)
定休日 木曜と元日
※上記データは、私が直接聞いたものですが、記憶違いがあったらゴメンなさい
古民家のような渋い外観のお店を発見。私には不釣り合いかな、と一瞬ためらったが、
入口に貼ってあったメニューが安かったので、一杯だけでも飲ませてもらおうと思い、入ってみた。
店内は厨房を囲むカウンターに、入口近くの席と小上がり席が。若い女性がひとりで営んでいるようだ。
とりあえずビールを頼んだところ、びんと一緒に写真のようなお通しが出てきた。
自家製と思われる煮物とお新香に、なぜか箸置き代わりのうまい棒!?
以前、当ブログで荻窪『ガロネロ』を紹介したときにも書いたが、
手の込んだお通しを出すお店は、ほぼ間違いなく良店だ。うまい棒はさておき(笑)。
小さいお店だが、料理の種類は豊富で、しかもどれもだいたい500円前後と安い。
まずは、店頭メニューにも記載されてあった「煮込み」と、大好きな「焼餃子」をオーダー。
煮込みの方は撮り忘れたが、餃子は下記写真の通り一人前8個で、値段は確か400円くらいだった。
他にも気になる料理がたくさんあったが、この日はそこそこ酔っていたので退散。
帰宅後、ネットでお店の詳細を調べようと思ったが、マヌケなことに店名を覚えていなかった。
数日後、すぐに再訪し、お店の名前が『しんぼうや』であることを確認。
メニューブックの他に、写真のような紙に書かれた、日替わりメニューがある。
他にも、「本日のお刺身」が記載された紙メニューもあり、常時100種類近くの料理を準備してそうだ。
この日は写真の「鶏レバー刺し」を注文。右上は、同行した先輩が食べた刺身料理(内容失念)。
忘れていたが、箸置きは私が最も好きなコンポタ味だったようだ(笑)
同じ日に頼んだのが、半熟卵入り「マカロニぐらたん」。
味もさることながら、手間がかかる料理なのに、380円という安価がありがたい。
ここからは、その後に私が訪れた際に注文した、主な料理とお通しを紹介していく。
メニュー名は、お店の表記とは異なるかもしれないが、勘弁して欲しい。
まずは、ある日のお通し、マカロニサラダと肉豆腐にうまい棒のコンポタ味。
さらに別の日のお通し、カルボナーラ風に味付けされたマカロニと、明太子入りの玉子焼き、
そして、なぜか黒い包装紙に包まれた、うまい棒・やさいサラダ味。
これらのお通しは私の好物ばかりなので、300円では申し訳ないくらいだ。
続いて、おつまみメニューから、「からし焼き」を。
知らない方のために簡単に説明すると、からし焼きとは北区東十条の名物料理で、
黄色い辛子は使わず、ニンニク入りの甘辛いタレで炒めて煮込む肉豆腐のようなものだ。
上に乗るキュウリが、見た目も清涼感があるし、なによりイイ箸休めにもなる。
こちらは確か、「キーマカレーの温玉のせ」。
量は普通サイズで、シメの食事にぴったり。
一方の「あんかけ焼きそば」は、かなりのボリュームで、食べきるのに苦労した。
野菜たっぷり具だくさんなので、食事にもおつまみにもなる、二刀流選手だね。
これは「牛すじシチューとガーリックトースト」。
牛スジが柔らかく煮込まれており、ビールにも焼酎にも合う。
ひとりで和洋中となんでも作ってしまう、ここの店主の腕前には、本当に感心させられる。
この他にも、いろいろな料理を注文してきたが、品切れだったことは一度もない。
「少しお時間いただいてよろしいですか」と告げられたことはあったが、それでも15分以内には料理を完成させていた。
ひょっとしたら「面倒だから別のにしろよ」という意味だったのかもしれないが、空気を読めない私は気付かず。
ある時は、メニューに載ってないが、これまた大好物の「スパゲティカルボナーラ」を作ってもらった。
さっき紹介した、カルボナーラ風マカロニのお通しがあったので、作ってもらえるかも、と期待してね。
店主は「少々お時間いただきます」と応え、さっそく調理を始め、10分後には大量の麺をフライパンで炒め…
出てきたのがコレ。写真ではわかりづらいけど、かなりの大盛りだ!
結構満腹だったのだが、わざわざ作ってくれたので、残すわけにはいかず、全部食べきり、
「ごちそうさま、美味しかったです。ずいぶん多かったので、次回は少な目にしてもらいますね」と告げた。
ちなみに上記のセリフは、女性店主と注文以外のことで初めて交わした言葉だったりする。
こちらのお店にはもう6~7回は通っているはずだが、私がいいトシこいて人見知りなためか、
店主とは数えるほどしか会話した記憶がないので、いまだに彼女の名前も経歴も知らない。
勝手な想像だが、彼女自身も料理好きだが人見知りがちで、寡黙に調理をこなすのがスタイルなのかも。
ただ、最低限の受け答えはしてくれているので、私自身は不都合を感じたことはない。
ところが、私の大嫌いな食べログには、そうは思わないバカな投稿者もいるようで、
「不愛想」だの「入らなければよかった」などと言いたい放題。
あのな、不愛想に感じられたのは、お前ら客の態度にも問題があったんじゃねえのか。
「食べろがー」だかナンだか知らねえけど、初見の店にズカズカと入りこみ、
店内の様子から料理の一皿一皿まで、何枚もの写真を撮った挙句(←そもそも許可はもらったのか)、
店主に頼まれたわけでもないのに上から目線で批評するなんて、お前は何様なんだよ!
某食べログって、点数と投稿さえなければ、便利で素晴らしいサイトなのにな。
※追記
2017年6月9日に、上記投稿が削除されていた。投稿主の「うどんが主食」と名乗るクズは、
自身が高評価している店との癒着などの悪行(?)を、6月8日発売の週刊文春に指摘されており、
削除したのも、上記の騒動を受けてのものかもしれない。
私としては、「食べろがーなんて、ロクなもんじゃない」という持論が証明され、実に愉快痛快である。
私の嫌いなサイトはさておき、こちらのしんぼうやさんは、マスコミなどで取り上げられたことは少なそうだが、
料理の質、量、価格は文句ないし、触れてなかったが酒類もびんビール500円、サワー類350円と安く、
もっと評価されていいお店だと思う。
場所は阿佐ヶ谷駅から荻窪方面に歩いてすぐ、値段が高いと悪名も高い(?)、焼鳥屋のすぐ近くだ。
これを読んで興味を持った方は、ぜひ一度行ってみて欲しい。
できれば店主と仲良くなって、お店の情報などを仕入れて、私に教えてくれればなお嬉しい。
しんぼうや
東京都杉並区阿佐谷南3-38-30
阿佐ヶ谷駅から徒歩約2分
営業時間 18時半頃~2時頃(あくまで“頃”です)
定休日 木曜と元日
※上記データは、私が直接聞いたものですが、記憶違いがあったらゴメンなさい