甲子園大会こそ中止となったが、各都道府県で独自の大会を実施している高校野球。
東京でも明日7月18日から、夏季大会が東西同時に開幕する。
球場で観戦できるのは控え部員と3年生部員の家族、あとは取材陣やプロ・大学のスカウトだけで、
我々一般人は、残念ながら入場できないが、ケーブルTVなどで中継があるので、そちらを視聴しようと思う。
普段は12時過ぎまで寝ている私だが、明日からは早起きしなくてはな。
今回は特別な大会ということで、普段と違うルールで行われることを、ついさっき知った。
非常事態ゆえ仕方ないのかもしれんが、中には納得できない特別ルールもある。
7月16日の「朝日新聞デジタル」で、大会実施にあたり、主な注意点を紹介する(都高野連要項などから)。
という記事があった(青字が記事部分、以下同)ので、以下に掲載する。
ちなみに、「都高野連要項」は私自身も確認したかったのだが、HPでは見当たらなかった。
○ゲームは2時間20分を超えて新しいイニングに入らない
(四回終了12―8 試合時間2時間21分の場合 試合終了)
(七回終了5―5 試合時間2時間21分の場合、八回からタイブレーク)
○タイブレークは無死一、二塁から攻撃
○けがなどの治療は試合時間から除外
○決勝、東西決戦はコールド、時間制限はなし。
同点の場合は延長十三回以降タイブレーク
○投手の球数制限を導入する(1週間で500球)
○申告敬遠を実施
○審判は3回戦まで原則3人制とする
○大会延期は最長8月14日まで。天候不良で順延になっても14日で終了
冒頭からとんでもないことが発表されており、ビックリした。
「2時間20分で次のイニングに入らず」←なんじゃこりゃ!
昔のプロ野球も、3時間~4時間など、時間によって以降のイニングを打ち切るルールはあったが、
それは9回が終了した以降のことであり、例で挙げている4回で終了なんて、とんでもない!
そもそも、2時間20分という時間の根拠はなんだ。2時間21分だと熱中症になりやすいデータでもあるのか。
時間で制限してしまうと、以下のような後味の悪いケースが生じるかもしれない。
たとえば、8回表終了で後攻(裏)のチームが1点リードしているとする。
試合時間は2時間10分経過。最終回の相手の攻撃は、この試合で大当たりの主軸打者に回る。
このような場合、裏のチームはどうするか。さらに点差をつけるべく果敢に攻めるか、
それとも、タイムを取ったり打席をはずすなどの遅延行為で、10分経過=試合終了を待つか。
後者を選択するチームが、出ない可能性がないとはいえない。
守っている側だって、ピッチャーが間(ま)を取ったり、牽制球を何度も投げたりと、時間を稼ぐ方法はいくらでもある。
上記で述べた行為が、わざとではなかったとしても、時間制限により僅差で敗れたチームは、納得できないだろうし、
明徳義塾が星稜の松井を敬遠したときのように、マスコミが騒ぐことも考えられる。それでは勝者チームが気の毒だ。
ちなみに私も、我が母校日大三が相手の遅延行為で敗れたら、絶対に大騒ぎするだろう(苦笑)。
とにかく私は、コールド以外での9回以前の打ち切りは断固反対!
大会消化のため、どうしても時間制限が必要でも、せめて3時間はやらせてあげてほしい。
まあ、こんな読者の少ないブログでわめいても、世間や高野連には響かないだろうが。
あと、こんな読者の少ないブログに、わざわざ批判コメントを送ってくるバカもいるけど、
私は一切聞く耳を持たないし、時間のムダだからやめとけ。
本当はタイブレークも申告敬遠も反対なんだけど、2時間20分制の方に怒りの矛先が向いてしまい、どうでもよくなっちゃった。
とにかく、先行逃げ切り型、守備型より攻撃重視のチームの方が有利なのは間違いない。
おっ、日大三はどっちも当てはまるな。その分、終盤で接戦に持ち込まれると弱いけどね。
もうひとつ心配なのが、朝日デジタルの記事では触れてなかったが、
○緊急事態宣言が再び発令されたら、その時点で大会は中止
という規則があったはず。最近、東京では感染者が増えているため、予断は許さない。
「以前と違い、重症者は少ねえんだから大騒ぎするなよ」という私の意見は、世間受けが悪そうだな。
↑なので、ブログ設定では最も小さい字にしておく。見づらくてゴメン。
さてここからは、我が母校日大三の展望について記してみる。
例年なら春季大会と練習試合で、昨冬からの成長ぶりを確認していたものだが、
今年は春季大会が中止、練習試合も大半が実施されずで、実は昨年の秋季大会で、
神宮第二球場で帝京に負けて以来(※詳細はこちら)、三高野球部の試合をまったく見ていない。
実は、先週の日曜、三高グラウンドをのぞいてこようと思っていた。
どこかのチームと練習試合をやっているかもしれないし、試合はなくても、練習くらい見ておきたかったので。
ただ、天気予報は雨だし、そもそも今の時勢では、部外者が学校敷地内に入るのはよろしくないだろうし、
なにより、同日は競輪の大レース(サマーナイトフェスティバル)があったため、三高行きは断念。ちなみに競輪は負けたぞ。
練習試合、少しはやったと思われるけど、例年と比べると、今年は明らかに実戦不足だ。
もちろん、紅白戦などはこなしているだろうが、身内同士の対戦と対外試合は、エライ違いだからなあ。
日大三は番狂わせ、いわゆる「ジャイアントキリング」をくらうケースが少なく、
都立高校相手では、昨秋の大会で連勝を160にまで伸ばしており、もう半世紀以上、負けていないはず。
都立より明らかに弱い私立に敗れたケースも多々あるのだが(笑)、誇っていい記録であろう。
練習環境や指導者・部員の質、熱心に応援するOBの存在(一部ロクデナシもいるが…)など、
理由はいろいろあるだろうが、そのうちのひとつが練習試合の相手のレベルである。
三高ほどの強豪になれば、相手も当然、ある程度実力のあるチームとしか試合をしない。
まれに普通の高校とも試合を行うが、その場合は相手は一軍で、三高は二軍・三軍である(当然、相手の了承も得ている)。
普段から強豪校の豪腕投手や強打者たちの、すさまじい投球や打球を経験しているのは、三高部員の財産である。
今大会はその財産=練習試合がほとんどなかったため、アドバンテージが少ない。
これはウチだけでなく、他の強豪私立も同様。波乱の結末が多く見られるかもしれない。
ただ、日大三は投手陣のコマが揃っているため、それほど見苦しい戦いはしない、と楽観視している。
その一方、昨秋の時点では攻撃陣はイマイチ繋がらず、主軸の連中は、どうもここ一番で頼りない。
例年とおり、守備でもマヌケなミスは多いし、足を使った攻撃も、ほとんど見られなかった。
心技体、すべてで成長待ちだったが、年が明けて、どの程度レベルアップしたのかねえ。
ひとつプラス材料を。例年、三高グラウンドで行われる練習試合には、西東京のライバルチームの偵察隊が来ていた。
別にルール違反ではないし、三高側も偵察を送っているかもしれないが、明らかに分析・対策が足りない。
昨年の夏、桜美林に敗れた(※これも、詳細はこちら)のも、対策の差が出たと、いまだに悔やんでいる。
実質、偵察がほぼ不可能だった今年は、ウチの弱点などは明るみになっていないはず。
データなしのぶつかり合いなら、元々は実力上位の日大三が勝つ! …はずだ。
そして、今夏の大会、三高にとって最大の追い風がある。それは、
クジ運がよかったことだ。
どのくらいよかったかといえば、↑文字を最大にしてしまうくらい。
先述したように、今年は都立などの格下校に不覚を取る心配もあるのだが、トーナメントの組み合わせを見た限り、
準々決勝進出は間違いない。個人的には準決勝まで大丈夫だと思っている。
球場スタンドからの、私の叱咤激励の声がないのは不安だろうが(←むしろ好都合や)。
ここまで写真がなかったので、せっかくなので1枚だけ、ゲン担ぎのカツカレー画像を。
数年前に訪れた、日大三と同じ町田市にある、人気カレー店の『アサノ』。
名物は、某雑誌で日本一と称された、「リッチなカツカレー」1450円。商品名もいいね!
高座豚を使用したカツと、玉ねぎを数時間炒め、野菜や肉もたっぷり入ったカレーとの相性は最高。
先代は頑固な方だったようだが、今の店主は温厚で、お店の雰囲気も良好。長い行列に並んだ価値はあったよ。
母校野球部の諸君も日本一…ではなく、東京一と称されるよう、この夏は頑張ってほしい。カツんだ三高!
無論、日大三だけでなく、参加するすべての高校の選手の奮闘と、大会が途中で中止とならないことを強く願う。
ガンバレ高校球児たち! 栄冠は君に輝く!
東京でも明日7月18日から、夏季大会が東西同時に開幕する。
球場で観戦できるのは控え部員と3年生部員の家族、あとは取材陣やプロ・大学のスカウトだけで、
我々一般人は、残念ながら入場できないが、ケーブルTVなどで中継があるので、そちらを視聴しようと思う。
普段は12時過ぎまで寝ている私だが、明日からは早起きしなくてはな。
今回は特別な大会ということで、普段と違うルールで行われることを、ついさっき知った。
非常事態ゆえ仕方ないのかもしれんが、中には納得できない特別ルールもある。
7月16日の「朝日新聞デジタル」で、大会実施にあたり、主な注意点を紹介する(都高野連要項などから)。
という記事があった(青字が記事部分、以下同)ので、以下に掲載する。
ちなみに、「都高野連要項」は私自身も確認したかったのだが、HPでは見当たらなかった。
○ゲームは2時間20分を超えて新しいイニングに入らない
(四回終了12―8 試合時間2時間21分の場合 試合終了)
(七回終了5―5 試合時間2時間21分の場合、八回からタイブレーク)
○タイブレークは無死一、二塁から攻撃
○けがなどの治療は試合時間から除外
○決勝、東西決戦はコールド、時間制限はなし。
同点の場合は延長十三回以降タイブレーク
○投手の球数制限を導入する(1週間で500球)
○申告敬遠を実施
○審判は3回戦まで原則3人制とする
○大会延期は最長8月14日まで。天候不良で順延になっても14日で終了
冒頭からとんでもないことが発表されており、ビックリした。
「2時間20分で次のイニングに入らず」←なんじゃこりゃ!
昔のプロ野球も、3時間~4時間など、時間によって以降のイニングを打ち切るルールはあったが、
それは9回が終了した以降のことであり、例で挙げている4回で終了なんて、とんでもない!
そもそも、2時間20分という時間の根拠はなんだ。2時間21分だと熱中症になりやすいデータでもあるのか。
時間で制限してしまうと、以下のような後味の悪いケースが生じるかもしれない。
たとえば、8回表終了で後攻(裏)のチームが1点リードしているとする。
試合時間は2時間10分経過。最終回の相手の攻撃は、この試合で大当たりの主軸打者に回る。
このような場合、裏のチームはどうするか。さらに点差をつけるべく果敢に攻めるか、
それとも、タイムを取ったり打席をはずすなどの遅延行為で、10分経過=試合終了を待つか。
後者を選択するチームが、出ない可能性がないとはいえない。
守っている側だって、ピッチャーが間(ま)を取ったり、牽制球を何度も投げたりと、時間を稼ぐ方法はいくらでもある。
上記で述べた行為が、わざとではなかったとしても、時間制限により僅差で敗れたチームは、納得できないだろうし、
明徳義塾が星稜の松井を敬遠したときのように、マスコミが騒ぐことも考えられる。それでは勝者チームが気の毒だ。
ちなみに私も、我が母校日大三が相手の遅延行為で敗れたら、絶対に大騒ぎするだろう(苦笑)。
とにかく私は、コールド以外での9回以前の打ち切りは断固反対!
大会消化のため、どうしても時間制限が必要でも、せめて3時間はやらせてあげてほしい。
まあ、こんな読者の少ないブログでわめいても、世間や高野連には響かないだろうが。
あと、こんな読者の少ないブログに、わざわざ批判コメントを送ってくるバカもいるけど、
私は一切聞く耳を持たないし、時間のムダだからやめとけ。
本当はタイブレークも申告敬遠も反対なんだけど、2時間20分制の方に怒りの矛先が向いてしまい、どうでもよくなっちゃった。
とにかく、先行逃げ切り型、守備型より攻撃重視のチームの方が有利なのは間違いない。
おっ、日大三はどっちも当てはまるな。その分、終盤で接戦に持ち込まれると弱いけどね。
もうひとつ心配なのが、朝日デジタルの記事では触れてなかったが、
○緊急事態宣言が再び発令されたら、その時点で大会は中止
という規則があったはず。最近、東京では感染者が増えているため、予断は許さない。
「以前と違い、重症者は少ねえんだから大騒ぎするなよ」という私の意見は、世間受けが悪そうだな。
↑なので、ブログ設定では最も小さい字にしておく。見づらくてゴメン。
さてここからは、我が母校日大三の展望について記してみる。
例年なら春季大会と練習試合で、昨冬からの成長ぶりを確認していたものだが、
今年は春季大会が中止、練習試合も大半が実施されずで、実は昨年の秋季大会で、
神宮第二球場で帝京に負けて以来(※詳細はこちら)、三高野球部の試合をまったく見ていない。
実は、先週の日曜、三高グラウンドをのぞいてこようと思っていた。
どこかのチームと練習試合をやっているかもしれないし、試合はなくても、練習くらい見ておきたかったので。
ただ、天気予報は雨だし、そもそも今の時勢では、部外者が学校敷地内に入るのはよろしくないだろうし、
なにより、同日は競輪の大レース(サマーナイトフェスティバル)があったため、三高行きは断念。ちなみに競輪は負けたぞ。
練習試合、少しはやったと思われるけど、例年と比べると、今年は明らかに実戦不足だ。
もちろん、紅白戦などはこなしているだろうが、身内同士の対戦と対外試合は、エライ違いだからなあ。
日大三は番狂わせ、いわゆる「ジャイアントキリング」をくらうケースが少なく、
都立高校相手では、昨秋の大会で連勝を160にまで伸ばしており、もう半世紀以上、負けていないはず。
都立より明らかに弱い私立に敗れたケースも多々あるのだが(笑)、誇っていい記録であろう。
練習環境や指導者・部員の質、熱心に応援するOBの存在(一部ロクデナシもいるが…)など、
理由はいろいろあるだろうが、そのうちのひとつが練習試合の相手のレベルである。
三高ほどの強豪になれば、相手も当然、ある程度実力のあるチームとしか試合をしない。
まれに普通の高校とも試合を行うが、その場合は相手は一軍で、三高は二軍・三軍である(当然、相手の了承も得ている)。
普段から強豪校の豪腕投手や強打者たちの、すさまじい投球や打球を経験しているのは、三高部員の財産である。
今大会はその財産=練習試合がほとんどなかったため、アドバンテージが少ない。
これはウチだけでなく、他の強豪私立も同様。波乱の結末が多く見られるかもしれない。
ただ、日大三は投手陣のコマが揃っているため、それほど見苦しい戦いはしない、と楽観視している。
その一方、昨秋の時点では攻撃陣はイマイチ繋がらず、主軸の連中は、どうもここ一番で頼りない。
例年とおり、守備でもマヌケなミスは多いし、足を使った攻撃も、ほとんど見られなかった。
心技体、すべてで成長待ちだったが、年が明けて、どの程度レベルアップしたのかねえ。
ひとつプラス材料を。例年、三高グラウンドで行われる練習試合には、西東京のライバルチームの偵察隊が来ていた。
別にルール違反ではないし、三高側も偵察を送っているかもしれないが、明らかに分析・対策が足りない。
昨年の夏、桜美林に敗れた(※これも、詳細はこちら)のも、対策の差が出たと、いまだに悔やんでいる。
実質、偵察がほぼ不可能だった今年は、ウチの弱点などは明るみになっていないはず。
データなしのぶつかり合いなら、元々は実力上位の日大三が勝つ! …はずだ。
そして、今夏の大会、三高にとって最大の追い風がある。それは、
クジ運がよかったことだ。
どのくらいよかったかといえば、↑文字を最大にしてしまうくらい。
先述したように、今年は都立などの格下校に不覚を取る心配もあるのだが、トーナメントの組み合わせを見た限り、
準々決勝進出は間違いない。個人的には準決勝まで大丈夫だと思っている。
球場スタンドからの、私の叱咤激励の声がないのは不安だろうが(←むしろ好都合や)。
ここまで写真がなかったので、せっかくなので1枚だけ、ゲン担ぎのカツカレー画像を。
数年前に訪れた、日大三と同じ町田市にある、人気カレー店の『アサノ』。
名物は、某雑誌で日本一と称された、「リッチなカツカレー」1450円。商品名もいいね!
高座豚を使用したカツと、玉ねぎを数時間炒め、野菜や肉もたっぷり入ったカレーとの相性は最高。
先代は頑固な方だったようだが、今の店主は温厚で、お店の雰囲気も良好。長い行列に並んだ価値はあったよ。
母校野球部の諸君も日本一…ではなく、東京一と称されるよう、この夏は頑張ってほしい。カツんだ三高!
無論、日大三だけでなく、参加するすべての高校の選手の奮闘と、大会が途中で中止とならないことを強く願う。
ガンバレ高校球児たち! 栄冠は君に輝く!