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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

2023年初○○ -飲食店ばんざい-

2023年01月17日 | 飲食店まとめ
1月恒例、新年最初に利用した飲食店を紹介する【初○○】シリーズ。ちなみに昨年分はこちら

今年最初の飲食店利用は、荻窪『グレートスコット!』。新年初の居酒屋・バーでもある。
そういえば、2年前の新年初飲みも、ここグレスコであった。
ドリンクは珍しく、「ジャスミンハイ」のラージ890円を、チェイサーの「ジャスミン茶」ラージ700円と一緒に飲む。
ここの焼酎は濃いので、チェイサーと一緒に飲まないと、すぐに撃沈する(何度も経験済み)。
お店のコンセプトは“洋風居酒屋”だが、お正月営業でメニューを絞っており、注文したおツマミは、
限定メニューの「おでん盛り合わせ」680円。実際の具材は6種か7種あったはずだが、常連客に分けてしまった。


熱々おでんとジャスミンハイは、意外と好相性で心地よく酩酊。おかげで2023年も、幸先のよいスタートを切れたようだ。
なお、お店があることぶき通りには、七福神をモチーフにした、ゆるキャラ像が数個設置されているのだが、
この日、グレスコさんの近所の方が、メンテナンスしている場面に遭遇。


正月らしい(?)微笑ましい風景であった。このゆるキャラたちについては、いつか改めて。

続いては初ラーメン…は、店頭に行列があったので、あと回し。先に初餃子を食べるべく、『一圓』三鷹北口店へ。
「餃子」は1個120円と、以前より10円アップ。他の料理も、少し値上げした様子。
注文したのは、餃子2個に「生ビール」とメンマ少々が付く「一圓セット」550円。
別々に頼むと、餃子とビールだけで640円なのでお得である。※注文はひとり1回限り
ただ、餃子が焼けるまで時間がかかり、我慢できずビールをお替わりしたため、計950円になってしまった。


こんがり焼かれた餃子は、1個約75グラムのジャンボサイズだが、粗く刻まれた肉と野菜を、モチモチの皮で包む正統派で、
頬張った瞬間「ウマい!」と叫びたくなるテイスト。開幕餃子にふさわしい逸品であった。
実は年末にも、系列の吉祥寺『篭蔵(かごぞう)』(母体は、閉店した一圓吉祥寺店)で、持ち帰り餃子を購入したのだが、
  ※忘年会に持参

一圓グループの餃子は、どこも安く美味しくボリューミーで、欠点が見当たらない
以前も書いたけど、ここの餃子が気に入らない方は、ちょっとどうかしてると思う。

シメの食事は頼まず、さっき行列で見送ったラーメン店を再訪。同じ三鷹駅の南側にある『中華そば みたか』である。
もう行列はなかったが、店内は相変わらず満席だったため、店外で少し待ってから入店。
ここも「ラーメン」600円など、50円ずつ上がっていたが、元々が安いので問題ナシ。
注文した新年初ラーメンは、ラーメン+「温玉」50円+ナルト増し。
以前ここで紹介した、+50円で7枚プラスではなく、端っこの余った部分を4個、無料で入れてくれた。


ソバのような色合いの麺、色鮮やかな黄身ちゃん、そしてナルトの豪華競演。


味はいつもどおりだったが、調理担当の店主が妙にピリピリしていた。図体がデカいので余計に目立つ。
みたかさんは私が知る限り、「接客のいいラーメン店ベスト3」のひとつだったので、この日の態度は残念だった。
ちなみに残りの2軒は、ここ数年ご無沙汰しているが、飯田橋『びぜん亭』と、門前仲町『こうかいぼう』である。

後日、三鷹の隣駅吉祥寺にある、私が一番好きなうどん店『うどん白石』へ。
まずは「キリンラガービール」580円を注文。おツマミは「とり天」200円と「とり皮のあまから」400円に、
「天ぷらうどん」1200円の天ぷらだけを先にもらう。天種は海老、長芋、カボチャ、人参、ししとうだ。


こちらはうどんだけでなく、天ぷらもウマいので、ついつい酒を注文してしまう。
しばらく飲み食いしたのち、店主に声をかけ、新年初うどんを用意していただく。
かけうどんが正月仕様で、紅白の人参、かまぼこ、ナルト、さらにお餅が加わっている。私もさっきの海老天をプラス。


正月らしいおめでたく華やかな一杯となった。白石さん、どうもありがとう。

数日後、再び吉祥寺に来る用事があり、帰りには新年初の中華食堂へ。
訪問したのは『軼菁(いじん)飯店』。吉祥寺でサラリーマンをしていた頃、何度か利用したお店だ。
中国の方が経営しており、いわゆる「街中華」とは異なる雰囲気だが、料理の値段はお手頃。
昔よく食べた、「八宝菜定食」の単品900円で、「青島ビール」500円をグイっと飲み干す。


八宝菜は、シャキッと炒められた肉野菜や魚介と、塩ベースのタレが絶妙に絡む、昔から変わらぬ美味しさ。
一緒に注文した「キャベツ餃子」500円は、正直平凡なテイストだったが、


八宝菜の皿を傾け、集まった旨味たっぷりの塩タレに付けて食べたら、一気にウマくなる。


一般的な酢醤油ラー油や、最近流行の酢+コショウよりも、絶対におススメである。
軼菁飯店さんでは、他にもいろいろ食べたので、近日中にリポートしよう。 ※しました→こちらをクリック

別の日には、新年初食堂として、前回紹介した矢川『英福』に向かったところ、
「年明けは5日から」と聞いていたのに、入口に「10日から営業」の貼紙が! あまりのショックで撮影もブレる(←いつもだろ)。


普段は徒歩で向かうのに、豪勢にJRを利用したらコレだよ…初乗り運賃(136円)だけど。
矢川駅は利用すること自体初めてで、飲食店は英福さんしか入ったことがなく、
知っているのは南武線の車内から見かけた、駅向こう側の『肉の万世』矢川駅前店のみ。
なので予定を変更し、新年初の洋食屋さんとして、こちらに入店。

万世自体は、新宿のパーコーラーメン専門店(閉店)に入ったことはあるものの、矢川店は初訪問である。
店内はファミレスより落ち着いた雰囲気で、従業員の応対も丁寧。ただし、オーダーを間違えられた(苦笑)。
注文したのは、パコリタンこと「パーコーナポリタン」1265円の「大盛り」132円+「温泉卵」132円。
大好きなナポリタンにパーコー(豚バラ揚げ)が乗り、さらにライスとミニ豚汁も付いてくる。


熱い鉄板に乗ってくるナポリタンは、大盛とはいえそれほど多くない。


なお、最初に来た商品は私の注文と異なり、パーコーの大盛(ダブル)に並ナポリタンだったのだが、並はさらに少なかった。
ただし、店員さんから告げられた、「ライスのお替わり自由」は、嬉しい誤算である。
お米は富山産コシヒカリを使用しているそうで、炊き加減も抜群。
パーコーを乗せてガツガツ食べ進め、当然のように「ライスお替わりお願いします」。


豚汁も、お椀こそ小さめだが、野菜や豚肉などの具材は、たっぷり入っていた。
肝心のナポリタンは、パーコーと一緒に食べるのを想定しているのか、味付けは上品な薄口。
もっとも、味付けを濃くしてしまうと、私のような意地汚いヤツが、
「パーコーで2杯、さらにナポリをオカズにもう1杯」などと、ライスを食べまくる危険性があるからね(笑)。
途中で温玉ちゃんと混ぜて、ズルっと一気に啜った。洋食店なのに音を立てちゃダメか。


結局、洋食・レストランなのに、大衆食堂のように利用してしまった。万世さんゴメン。

数日後、今度は本当の大衆食堂を訪問。新年初の定食、食堂は、立川の『ふじみ食堂』。
新奥多摩街道沿いにあり、立川駅から徒歩だと30分くらいかかるが、店の前には駐車場もあり、
ドライバーや近隣住民たちの憩いの場として、長年愛されているお店のようだ。
愛想のいいおばちゃん店員に、「スタミナ丼セット」850円+生玉子50円をオーダー。


にんにく味orしょうが味が選べる「スタミナ丼」600円に、ミニラーメンが付く。ミニというかハーフくらいはある。


ラーメンは、やや縮れた中細麺で、ナルトや小松菜が入るクラシカルな東京醬油スタイル。
「ラーメン」単品が500円なので、ハーフは250円とすると、850円はちょうどいい価格だ。
にんにく味のスタ丼は、お店の和やかな雰囲気に反し、意外とワイルドな味付け


卵黄と混ぜればさらにメシが進むし、薄口ラーメンとのコンビネーションも良好。
ご飯が多すぎず肉と米とのバランスがよく、個人的にはチェーンのすた丼よりも気に入った。
立川市では貴重な個人経営の食堂として、ふじみ食堂さんには今後も通い、紹介したいのだが、
今日17日、BSの某番組に登場するそうなので、しばらくは混むだろうね。
※追記 後日、お店の記事を書きました

そしてつい先日、矢川『英福』を再訪。今度は営業していたのでひと安心。
飲み食いしたあとのシメとして、新年初カレーとして、「肉スタミナ焼きカレー」900円を注文。


前回食べた「焼肉チャーハン」と同系統のメニューだが、こちらの焼肉はニンニク風味なので、確かにスタミナがつきそう。

※別アングルからの撮影

カレーソースは業務用なのか、具材は見当たらなかったが、炒めた肉と玉ねぎが加わるので問題ナシ。
味噌汁まで残さずたいらげ「ごちそう様です」。満腹・酩酊に帰路の徒歩が重なり、帰宅後はバタンキューであった。
なお、前回宣言したとおり、ちゃんと焼酎ボトルも入れた。脇に写っているのはお通しのスパサラだ。


会計時、女将さんにキープ期間をたずねたところ、「しばらく大丈夫」とのこと。やはり、いいお店である。

最後の紹介は、昨年新設のカテゴリー・玉子唯一のお店、『祖仁』の新年初の厚焼玉子。
購入したのは、(小)400円を1本と、新発売の「ミニ」200円を2本購入。ミニは要するに小の半分サイズである。

※以前紹介した(小)

祖仁さんの厚焼玉子は、保存料などを使わずマジメに作っているため、消費期限が短い。
なので、「期限内では大はもちろん、小でも食べ切れない」という、高齢のお客さん向けに発売したそうだ。
私は切り分けたりせず、画像のように包みのまま片手に持ち、「うまい棒」を食べるかのようにパクついた。


「片手で食べられるオシャレな食べ物」を思い浮かべてみたのだが、うまい棒しか浮かばない自分が悲しい。

年明けから、地元立川だけでなく、多摩地区から都内まで、いろんな場所に足を運んできた。
今年も、いろんなお店を訪問し、いろんなモノを飲み食いし、いい思い出を作りたいものである。
飲食店の皆さん、今年もよろしくお願いします!
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