前回日記の最後の方で予告していた、『こげら』さんのお持ち帰りうどん+『天下一品』スープを試してみた。
※こってりスープ、ニンニク薬味、ラーメンタレのセットで500円
スープを購入した際、「ニンニクと味噌、どちらをお付けしますか」とたずねられ、ニンニクを選択したのだが、
「両方もらうのはダメなの!?」と思ったことを告白しておく。
さて、実際に作ってみたのがこちら。まずはスープにうどんを合わせ、つづいてニンニクを入れる。
具材や薬味はあえて入れず、純粋にこげら+テンイチのコラボを楽しむ。
よ~く混ぜたところで、うどんを啜ってみると、ビックリするほどウマい!
モチモチの極太麺が、濃厚なスープと絡み、まさに1+1=10にも20にもなる最高の組み合わせ。
上品なうどんダシだけでなく、下品な(注:ホメ言葉)テンイチスープとも合うとは、こげらさんのうどんはスゴイ!
麺を食べ終えたあとも、残ったスープに鶏唐揚げなどを浸して食べる「テンイチ・フォンデュ」も楽しんだ。
うどんも素晴らしかったが、最近ご無沙汰していた天下一品のこってりスープも、やはり認めざるを得ない。
ご無沙汰していた理由は、昨年10月の日記の冒頭でも触れたが、大幅値上げが納得できなかったから。
夏まではラーメン1杯720円だった神楽坂店が、10月1日のテンイチの日に行ってみたところ、790円になってる!
10月から税率が10%になったし、多少の値上げは覚悟していたが、70円も上がるとは計算外。
調べたところ、神楽坂だけでなく東京の他店舗も790円になった様子。意識高い系の価格だ!
もちろん、原材料価格や人件費の高騰など、いろいろ理由があるのは理解しているつもりだけど、
自分の店でスープを炊かない(人件費とガス代が抑えられる)チェーン店が、ラーメン1杯で790円とはねえ…。
その日、神楽坂店で食べたのは、こってりラーメン並のスープ増しにライス並。
※スープがちょっと多い
御会計は1080円。酒も餃子も頼んでねえのに、ラーメン店でこの価格は悔しい!
「もう天下一品なんて行かねえぞ!」と誓ったが、この日「次回無料券」をもらっていたため、誓いは即瓦解(笑)。
結局その後、年内だけで3度ほど足を運んでしまった。今後もたぶん、持ち帰りスープを何度か買うと思う。
悔しいが、やはりテンイチのこってりスープはオンリーワンの味だ。
そんな、憎み切れないろくでなし(?)な天下一品を、私が初めて食べたのは、今から20年以上前の神田店であった。
「関西発祥のポタージュみたいなどろどろスープのラーメン屋がある」と何かの本で知り、入ってみたのだ。
その後も、神田店は数回利用しており、直近に食事をしたときの様子を、今回リポートさせていただく。
入店したのは昨年の春ごろ。念のため繰り返すが、「入店は昨年の春」だからな。
「こんな大変な時期に食べ歩くのは最低」なんて批判コメントを、わざわざ送ってくるなよ!
今日、「緊急事態宣言」が発令されたようだが、私の姿勢は前回日記の最後に記してある。文句は一切受け付けない。
ブログタイトルにあるように、神田店にはお座敷席があり、夜は団体の飲み客もよく見かける。
もちろん、アルコール類やおつまみも多数用意されており、その充実度は東京のテンイチではナンバー1ではないか。
私もそれまでに、餃子や角煮で飲んだ記憶があるが、この日はまず、びんビールに「豚角煮」、
そして「もつ煮」を初めて頼んでみた。置いてある店舗は関東では少ないはず。
ビールは中びんで確か543円、角煮と煮込みは412円。税率5%なら400円になる計算だ。
先述のように、昨年10月に全店値上げしているので、現在はもうちょっと高いはず(以下の価格も同)。
味の方は、角煮も煮込みも自家製ではなく、業務用のヤツを湯煎して出すタイプだったため、
不満はないけど、無難でクセがないというか…要するに、どこかで食べたことのある味。
煮込みなんか、こってりスープを使用すれば、メチャクチャおいしいのができるはずだけどね。
それでもビールをお替りし、ほろ酔いになったところで、シメのこってりラーメン。
これも初めてとなる、牛丼とこってりラーメンのセット「牛丼定食」1037円をオーダー。
こちらが牛丼。最初から紅ショウガが添えられた状態で出てくる。単品だと486円。
ラーメンには、角煮ともつの残りを加えた(丼中央の上あたり)。スープの濃度もなかなか。
厨房での様子は見ていなかったが、牛丼の具材もおそらく業務用タイプだと思う。ちょっと肉が硬い。
いっそのこと、『吉野家』の「冷凍牛丼の具」を使えばいいのに…それだとコストがかかるのか。
牛丼には生玉子をつけたいところだが、テンイチって置いてないんだよね。頼めば出してくれそうだけど。
牛丼を半分、ラーメンの麺を食べ終えたところで、禁断のコラボレーション牛丼+こってりスープ!
※汚い画像でゴメン
ネットニュースか何かで「ウマい」って報じていたけど、やってみたら…たいしたことない。
具体的には、牛丼の旨味とスープの旨味がぶつかり合ってしまう。双方ともキャラ(味)が濃いからねえ。
牛丼とこってりラーメン、どちらもシングルプレイヤーとしては超一流だが、タッグを組むとイマイチといえる。
あのルー・テーズとカール・ゴッチも、猪木&坂口とのタッグ戦では、チグハグしていたらしいし、
スタン・ハンセンとブルーザー・ブロディのタッグも、強かったことは間違いないが、
ブロディ(こってりスープ)の魅力をもっとも引き出したのは、ハンセン(牛丼)ではなくジミー・スヌーカ(白米)だし、
同様に、ハンセンにとっては、テッド・デビアス(味噌汁)の方がベストパートナーだったよな。
以上、昭和のプロレスファンにしか通じない比喩を用いてみた。一般の方にはわかりづらくてゴメン。
居酒屋としても利用できる、神田店のもうひとつの長所が、接客がなかなかいいこと。
この日、私の対応をしてくれた、リーダー的な男性従業員(店長?)を中心に、外国人バイトもテキパキ働いていた。
こういうお店なら、ついつい長居して、気が済むまで飲んじまいたくなるよ。
さっき触れた緊急事態宣言によると、飲食店は「営業OK」だが、居酒屋は「自粛が望ましい」とか。
はっきり線引きしないと、天下一品神田店とか、ラーメン店で堂々と飲酒するオヤジが出てくるぞ。
私? さすがに飲まないよ。自宅のある立川から神田は遠いし…(←近かったら飲むのか?)。
※拙ブログは、営業or自粛にかかわらず、全国の飲食店・居酒屋を応援しております
天下一品 神田店
東京都千代田区内神田3-23-8
JR神田駅北口から徒歩約2分
営業時間 月~金 11時~翌2時 土、祝日は22時まで
定休日 日曜日
※HPによると、4/7以降は当分、月~金 11~22時、土日は定休だそうです
※追記 残念ながら、ビルの老朽化により、2022年11月12日に閉店しました
※こってりスープ、ニンニク薬味、ラーメンタレのセットで500円
スープを購入した際、「ニンニクと味噌、どちらをお付けしますか」とたずねられ、ニンニクを選択したのだが、
「両方もらうのはダメなの!?」と思ったことを告白しておく。
さて、実際に作ってみたのがこちら。まずはスープにうどんを合わせ、つづいてニンニクを入れる。
具材や薬味はあえて入れず、純粋にこげら+テンイチのコラボを楽しむ。
よ~く混ぜたところで、うどんを啜ってみると、ビックリするほどウマい!
モチモチの極太麺が、濃厚なスープと絡み、まさに1+1=10にも20にもなる最高の組み合わせ。
上品なうどんダシだけでなく、下品な(注:ホメ言葉)テンイチスープとも合うとは、こげらさんのうどんはスゴイ!
麺を食べ終えたあとも、残ったスープに鶏唐揚げなどを浸して食べる「テンイチ・フォンデュ」も楽しんだ。
うどんも素晴らしかったが、最近ご無沙汰していた天下一品のこってりスープも、やはり認めざるを得ない。
ご無沙汰していた理由は、昨年10月の日記の冒頭でも触れたが、大幅値上げが納得できなかったから。
夏まではラーメン1杯720円だった神楽坂店が、10月1日のテンイチの日に行ってみたところ、790円になってる!
10月から税率が10%になったし、多少の値上げは覚悟していたが、70円も上がるとは計算外。
調べたところ、神楽坂だけでなく東京の他店舗も790円になった様子。意識高い系の価格だ!
もちろん、原材料価格や人件費の高騰など、いろいろ理由があるのは理解しているつもりだけど、
自分の店でスープを炊かない(人件費とガス代が抑えられる)チェーン店が、ラーメン1杯で790円とはねえ…。
その日、神楽坂店で食べたのは、こってりラーメン並のスープ増しにライス並。
※スープがちょっと多い
御会計は1080円。酒も餃子も頼んでねえのに、ラーメン店でこの価格は悔しい!
「もう天下一品なんて行かねえぞ!」と誓ったが、この日「次回無料券」をもらっていたため、誓いは即瓦解(笑)。
結局その後、年内だけで3度ほど足を運んでしまった。今後もたぶん、持ち帰りスープを何度か買うと思う。
悔しいが、やはりテンイチのこってりスープはオンリーワンの味だ。
そんな、憎み切れないろくでなし(?)な天下一品を、私が初めて食べたのは、今から20年以上前の神田店であった。
「関西発祥のポタージュみたいなどろどろスープのラーメン屋がある」と何かの本で知り、入ってみたのだ。
その後も、神田店は数回利用しており、直近に食事をしたときの様子を、今回リポートさせていただく。
入店したのは昨年の春ごろ。念のため繰り返すが、「入店は昨年の春」だからな。
「こんな大変な時期に食べ歩くのは最低」なんて批判コメントを、わざわざ送ってくるなよ!
今日、「緊急事態宣言」が発令されたようだが、私の姿勢は前回日記の最後に記してある。文句は一切受け付けない。
ブログタイトルにあるように、神田店にはお座敷席があり、夜は団体の飲み客もよく見かける。
もちろん、アルコール類やおつまみも多数用意されており、その充実度は東京のテンイチではナンバー1ではないか。
私もそれまでに、餃子や角煮で飲んだ記憶があるが、この日はまず、びんビールに「豚角煮」、
そして「もつ煮」を初めて頼んでみた。置いてある店舗は関東では少ないはず。
ビールは中びんで確か543円、角煮と煮込みは412円。税率5%なら400円になる計算だ。
先述のように、昨年10月に全店値上げしているので、現在はもうちょっと高いはず(以下の価格も同)。
味の方は、角煮も煮込みも自家製ではなく、業務用のヤツを湯煎して出すタイプだったため、
不満はないけど、無難でクセがないというか…要するに、どこかで食べたことのある味。
煮込みなんか、こってりスープを使用すれば、メチャクチャおいしいのができるはずだけどね。
それでもビールをお替りし、ほろ酔いになったところで、シメのこってりラーメン。
これも初めてとなる、牛丼とこってりラーメンのセット「牛丼定食」1037円をオーダー。
こちらが牛丼。最初から紅ショウガが添えられた状態で出てくる。単品だと486円。
ラーメンには、角煮ともつの残りを加えた(丼中央の上あたり)。スープの濃度もなかなか。
厨房での様子は見ていなかったが、牛丼の具材もおそらく業務用タイプだと思う。ちょっと肉が硬い。
いっそのこと、『吉野家』の「冷凍牛丼の具」を使えばいいのに…それだとコストがかかるのか。
牛丼には生玉子をつけたいところだが、テンイチって置いてないんだよね。頼めば出してくれそうだけど。
牛丼を半分、ラーメンの麺を食べ終えたところで、禁断のコラボレーション牛丼+こってりスープ!
※汚い画像でゴメン
ネットニュースか何かで「ウマい」って報じていたけど、やってみたら…たいしたことない。
具体的には、牛丼の旨味とスープの旨味がぶつかり合ってしまう。双方ともキャラ(味)が濃いからねえ。
牛丼とこってりラーメン、どちらもシングルプレイヤーとしては超一流だが、タッグを組むとイマイチといえる。
あのルー・テーズとカール・ゴッチも、猪木&坂口とのタッグ戦では、チグハグしていたらしいし、
スタン・ハンセンとブルーザー・ブロディのタッグも、強かったことは間違いないが、
ブロディ(こってりスープ)の魅力をもっとも引き出したのは、ハンセン(牛丼)ではなくジミー・スヌーカ(白米)だし、
同様に、ハンセンにとっては、テッド・デビアス(味噌汁)の方がベストパートナーだったよな。
以上、昭和のプロレスファンにしか通じない比喩を用いてみた。一般の方にはわかりづらくてゴメン。
居酒屋としても利用できる、神田店のもうひとつの長所が、接客がなかなかいいこと。
この日、私の対応をしてくれた、リーダー的な男性従業員(店長?)を中心に、外国人バイトもテキパキ働いていた。
こういうお店なら、ついつい長居して、気が済むまで飲んじまいたくなるよ。
さっき触れた緊急事態宣言によると、飲食店は「営業OK」だが、居酒屋は「自粛が望ましい」とか。
はっきり線引きしないと、天下一品神田店とか、ラーメン店で堂々と飲酒するオヤジが出てくるぞ。
私? さすがに飲まないよ。自宅のある立川から神田は遠いし…(←近かったら飲むのか?)。
※拙ブログは、営業or自粛にかかわらず、全国の飲食店・居酒屋を応援しております
天下一品 神田店
東京都千代田区内神田3-23-8
JR神田駅北口から徒歩約2分
営業時間 月~金 11時~翌2時 土、祝日は22時まで
定休日 日曜日
※HPによると、4/7以降は当分、月~金 11~22時、土日は定休だそうです
※追記 残念ながら、ビルの老朽化により、2022年11月12日に閉店しました
僕が「天下一品」を私が初めて食べたのも神田店なんです。
30年前に神田の会社に勤めていて、会社自体は1年で辞めたんですけど、そこの仕事をもらって辞めたので、それから20年ほど神田に通ってました。
いまから10年ほど前、池袋西口の店であまりに高く感じて「もう天下一品なんて行かねえぞ!」と誓って、その後、誓い継続中なんですが…
コメントありがとうございます。
初のテンイチが、私と同じ神田店とは偶然ですね。
神田に20年お通いでしたら、駅近くにあった、
『さぬきや』といううどん屋を覚えてらっしゃいますか?
屋号に反し妙に硬く、噛み応えのある麺だったのですが、
あのうどん、もう一度食べてみたいんですよ。
10年前からさらに90円値上げした今の天下一品は、
明らかに値段相応ではないですよね…。
西口商店街と出世不動通りの間らへんにそういううどん屋があったような…? よく食べてたような…?(笑)
ちゃんぽん屋の近くでしょうか?
天一は量も飾りもあっさりですから、その値段ではちょっと…
返信ありがとうございます。
天下一品神田店に向かう、西口改札を出てすぐの場所にあった、
立ち喰い風のカウンター席だけのお店でした。
調べたところ、出世不動通りのちゃんぽん屋さんも、今はないようですね。
神田界隈も、最近はすっかりご無沙汰で、
飲食店もずいぶん入れ替わってそうです。